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唐沢俊一検証blog

2009-08-25

ライズ・オブ・コブラ。

05:55

 アニメ版のコブラコマンダーがカッコよかった気が。『ザ・グリード』はTVでやっているたびに見てしまう。


 『パチスロ必勝ガイドNEO』9月号掲載の『唐沢俊一エンサイスロペディア』第28回では寺沢武一コブラが取り上げられている。唐沢は『コブラ』が『スター・ウォーズ』に影響を受けていると書いている。

 公開を待つ間、日本には、本物のスター・ウォーズが見られないならせめて似たものでも、という渇望から来るSFブームが巻き起った(原文ママ)。マンガ界にもその影響は多大で、大御所の手塚治虫が『未来人カオス』、石ノ森章太郎が『ザ・スターボウ』などという露骨にその影響を受けた作品を発表した。『コブラ』もそういった、“スターウォーズかぶれ”作品の中のひとつに過ぎないものとしてとらえられていた。キャラクターの描写は露骨なアメコミタッチの模倣だったし、登場するメカ類は、過去のSF映画やテレビに出てきたもののデザインをちょっとアレンジしたものばかりだった(海賊ギルドの殺し屋・ターベージの頭部のデザインなど、露骨にスターウォーズのストームトルーパーの模倣であった)。

 唐沢俊一は『社会派くんがゆく!』でも「『未来人カオス』は『スター・ウォーズ』のパクリ」説を唱えていたが…、そんなに似ているかなあ。『ザ・スターボウ』もそれほど似ているとは。で、スターボーといえばやはり(?)『ハートブレイク太陽族』である。

D

今見るとちょっとカッコいい。

 閑話休題。それにしても、ターベージってストームトルーパーに似ているか? マスクをつければ似ているというのなら、「唐沢俊一検証blog」のマスコットである「P子」だってストームトルーパー似になってしまう。『コブラ』と過去の作品の影響について説明するなら『バーバレラ』を例に出した方がわかりやすいような(ロイヤル三姉妹のひとり「ジェーン」はジェーン・フォンダがモデルだろう)。

 その後、唐沢俊一は『未来人カオス』や『ザ・スターボウ』が忘れられているのに『コブラ』が何故いまだに人気があるのかについて考察している。…しかし、息をするように手塚の悪口を言うね。

 それは、寺沢武一が、SFという設定を、気負わずに、また大層なものという先入観にもとらわれずに、主人公の活躍と女性キャラたちの魅力を破天荒に活かすための“背景”として割り切れる、初めての世代であったからではないか。

「破天荒に活かす」ってどういう意味なんだ。このくだりだけではわかりにくいのでさらに引用してみる。

 SFの歴史が浅い日本では、昭和30年代に入って初めて、SF小説は定着した。福島正実星新一など日本SFの第一世代は、日本にそれを定着させるにあたって、“SFはインテリの読み物”というイメージ戦略を行った。アメリカでは大衆の娯楽読み物であったSFは、日本ではエリート読書人のための、ややお硬い作品として普及した。

 その戦略が誤っていたとは言わない。しかし、SFとはそういうものだと教え込まれていたために、アメリカSFの主流のひとつだったスペース・オペラなどが、日本では質の悪い作品、として傍流に置かれるといった現象が起こった。日本のSF界は、純粋大衆娯楽のスペース・オペラ映画である『スター・ウォーズ』を、どう評価していいかわからなかったのが正直なところだったと言っていい。SF評論家の石川喬司氏などが、テレビでトンチンカンな解説をしているのを見て、まだ高校生であった私も“わかってないな”と感じたものである。

 つまり、「日本SFの第一世代」が切り捨てたスペース・オペラの魅力を後続の世代は理解していた、という話らしい。…だが、ここで疑問が。どうして後続の世代はスペース・オペラの魅力を理解していたのだろう? 答えは簡単で「日本SFの第一世代」の中にスペース・オペラを紹介した人物がいたからである。すなわち、野田昌宏である。唐沢俊一野田昌宏の著作を読んでいたおかげで札幌アニソン・サークルで幅を利かせられたのだから(詳しくは2008年10月28日の記事を参照)野田昌宏の名前を出した方がよかったのではないか。それから、福島正実スペース・オペラについて個人的によく思っていなかったのは事実らしいのだが、野田昌宏SF英雄群像』(ハヤカワ文庫)のあとがきでは、『SF英雄群像』の企画を立てたのは福島であると書かれている。また、同じく野田の『スペース・オペラの書き方』(ハヤカワ文庫)では、星新一が「キャプテン・フューチャー」シリーズの『太陽系七つの秘宝』を絶賛したエピソードが書かれている。加えて、「日本SFの第一世代」は豪傑揃いで必ずしも一枚岩にまとまっていなかったのでは?とも思う。あと、石上三登志は『スター・ウォーズ』を公開当時から高く評価しているけど、石上氏は「日本のSF界」の人ではないのだろうか(「フィール・ザ・フォース」によると手塚先生は『未知との遭遇』派だったようだけど)。さらに言えば、アメリカSFでも「スペース・オペラ」はずっと主流だったのか疑問。ニューウェーブとかあったわけだし。それから、毎度のことだが、1958年生まれの唐沢俊一は『スター・ウォーズ』が公開された78年には20歳だったはずなのだが、なぜ「高校生」?なお、TV出演していた石川喬司に毒づいた話は「ガンダム論争」の中にも出てくる。

 ちなみに、唐沢俊一「裏モノ日記」2003年6月6日でこんなことを書いている。

(前略)ただし中学生くらいの私は、当時の潮流でSFとはスペキュレイティブ・フィクションなり、などと主張していた生意気盛りだったので、火星シリーズだのペルシダーシリーズだのを読んだのはだいぶ後のことになり、さしてハマらなかった。とはいえ早川で野田昌宏氏が訳していたキャプテン・フューチャーなどには大ハマりしていたのだから、別にスペオペが嫌いだったわけではない。やはり、最初の釘の打ち込みがズレてしまい、それが尾を引いたのだろう。ああいうものに熱中して夜も日もなく読みふける、というのは若い頃の読書の特権だろうから、ちとくやしくはある。もう一度『モンスター13号』あたりを読み返してみるか。

まあ、「スペキュレイティブ・フィクション」と「スペース・オペラ」を共に楽しんで読むことはできるかもしれないのだけど。

 そんな中、ほぼ唯一、その娯楽作品としての本質を見抜いていたのが寺沢武一だった。カッコよければ、面白ければ何でもアリ、の考えで、ひたすら主人公コブラと、その助手レディーの活躍を描いた。ここまでスカッとしたSFドラマの主人公はそれまでの日本のSFマンガにはいなかった、と言って過言でない。連載の発端で描かれているように、平凡なサラリーマンが、ある日突然、自分が宇宙一の海賊、コブラだということに目覚めるという、荒唐無稽だが、誰もが一度は妄想する夢を、一気にかなえてくれるのがこのマンガの魅力だった。

 寺沢武一以外誰も『スター・ウォーズ』の本質を理解できていなかったというのは凄い。「ほぼ唯一」というあたりに迷いが見えるけど。ついでに書いておくと、『コブラ』の第1話とフィリップ・K・ディック追憶売ります』(『トータル・リコール』の原作)が似ていることはよく指摘されている。

 マンガもゲームも、そしてこのパチスロも、難しいことは一切考えずただ、熱中してのめりこむのが正しい取り組み方だろう。

 …『唐沢俊一エンサイスロペディア』にはこの手の「難しいことを考えるな」という内容のメッセージがしばしば見られるのだが、それだったら「雑学」とか「トリビア」とか必要ないんじゃ?と思ってしまう。むしろ逆にパチスロからマニアックな知識や深い考えを見出すことが出来る、という風にした方がいいのではないか。まあ、キャプションサイコガンについて下ネタを書いたりしているんだが…。

※追記 うさぎ林檎さんのご指摘に基づき追記しました。

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斑猫斑猫 2009/08/26 08:26 初めまして。
大昔のSFオタです。
遠い記憶を頼りに書いているので、「ソース出せ」とかいわれると困るのですが、『スター・ウォーズ』はアメリカのSF作家の間では、決して好意的には迎えられていなかったはずです。確か、SF作家を前にしての試写会で批判的な意見ばかりが出る中、ひとり絶賛したのがサミュエル・R・ディレイニーだった、というエピソードを読んだ覚えがあります。

>アメリカでは大衆の娯楽読み物であったSFは

これはどう見ても間違いですね。唐沢氏はアメリカのSF大会をご存じないのでしょうか。向こうでも、参加者のほとんどは日本と同じようなオタクっぽい人たちですよ。白人でインテリである程度裕福な階層が大半を占めています。って、つい2年前に横浜で世界SF大会(兼日本SF大会)があったんですけど、唐沢氏は参加なさらなかったんでしょうか。

アメリカSFの歴史とは、ある意味で「大衆の娯楽読み物」から脱却しようとする努力の積み重ねだったとも言えます。よいか悪いかは別として。その甲斐あって(といっていいのか)、大学の文学部の講義でSFが取り上げられたり、SFの創作講座が開かれたりするようになったのが、1970年代の後半くらいだったはずです。ちょうど『スター・ウォーズ』が公開された時期と重なりますね。そうした事情もあって、アメリカのSF作家たちはあの映画を高く評価しなかったのかもしれません。

einein 2009/08/26 09:16 まあ「コブラ」は「スター・ウォーズ」の影響ありありではあるんですけどね。
タートル号内部や建物内の壁面に施された黒地に白の、ラウンドシェイプした
スリット(集英社文庫版「コブラ」第1巻P32、P55、P112等。以下すべて
集英社文庫版第1巻)とかは「スター・ウォーズ」のデス・スター内のデザインに
そっくりですし(「スター・ウォーズ」のコンセプトアーティストであるラルフ・
マクォーリーはホントに素晴らしい)。
ジェーンのレーザーガンはモーゼルM712シェイプ(P156)で、ハン・ソロのそれと
おんなじ形ですしね。
唐沢を擁護するわけじゃないですが、ターベージは引用の写真(外装オフ状態)
では確かに全然似てませんけれど、連載時の初登場の際は「おお、マネしてる
マネしてる」と喜んだものです。
カバーオン状態だと、白いつるっとした外装にパイプ付きのおにぎり型マスク、
鼻に当たる部分にへの字のスリット、と正しくストーム・トルーパー(P156)。
唐沢はサンプルとして取りだすところがトンチンカンなので伝わりにくいですが。

「スター・ウォーズ」の評価については、当時のスクリーン誌で双葉十三郎もけっこう
ボロカスでしたし、江口寿史も「すすめ!! パイレーツ」で「そんな騒ぐほどの
ものでは」という趣旨の記述をしていましたね。一緒に見に行った私のオヤジや
オフクロも、昔の冒険活劇をいまさら見せられても… って感じの反応でした。
なんで素直に熱狂しちゃいけないのかな? と面白くなかったのは確かです。

…にしても、それを論として展開するための引き出しの使い方が致命的にヘタ
なんですよね、カラサワさんは。
ベテランのモノ書きなんだからもうちょっと、ねえ…

kokada_jnetkokada_jnet 2009/08/26 09:28 「コブラ」の連載開始は78年ですが。高千穂遥の処女長編「連帯惑星ピザンの危機」は77年の刊行です。またも、時系列をゆがめる唐沢マジックが・・。
また、スター・ウォーズについては。石上氏、野田氏以外にも、「ニュー・ウェーブSFの紹介者」でもある翻訳家の伊藤典夫氏なども、大のスター・ウォーズ擁護派でありました。
それから、「コブラ」の主人公の造形ですが。「ジャン=ポール・ベルモンド似のルックスで、しゃれたヘラズ口を叩くハードボイルド・キャラ」というのは、平井和正の「ウルフガイ・シリーズ」の影響を感じます。ベルモンド出演映画からの直接の影響かもしれませんが、70年代における平井作品の影響度の強さを考えると、ウルフガイからの影響と考えたほうが自然です。この点でも、「SF作家第一世代」からの影響が考えられるワケで・・。

kokada_jnetkokada_jnet 2009/08/26 09:55 連続投稿すみません。上記の「ウルフガイからの影響」についての補足ですが。
福島正実に続く、「SFマガジン」2代目編集長の森優が、1971年に「ハヤカワ文庫SF」を創刊し、平井のウルフガイ・シリーズを収録するともに、海外のスペース・オペラ作品を多数刊行(その多くが、野田昌宏翻訳)しています。
この路線の影響下に、高千穂遥(及びスタジオぬえ)も寺沢武一も存在するワケで。「第一世代のハイブロウSF」→「スター・ウォーズ・ブーム」という唐沢の論旨は、あまりにも日本SF史を単純化しすぎています。

うさぎ林檎うさぎ林檎 2009/08/26 11:48 >まだ高校生であった私も“わかってないな”と感じたものである。

唐沢氏は1958年生まれですよね。
スターウォーズエピソード4の日本公開は1978年。
唐沢氏が当時高校生だったとは思えないんですが。

小笠原功雄小笠原功雄 2009/08/26 12:05 スターウォーズ旋風(笑)を語るのは簡単ではないですね。パクリというなら、ありとあらゆる作品がビジュアル面でパクっていましたから、むしろ特定の作品に限るのは作為が過ぎる。批評も、例えば世間の映画評がストーリー、キャラの古めかしさをあげつらえば、ビッグネームファンがSWのデザイン、遊戯性、遊園地性を挙げて対抗論陣を張り、逆に、未知との遭遇の「よい宇宙人」を批判して見せたり等等。
マイナーネタで面白かったのは、かの「スターログ」誌の読者欄で白子健(建だったかな?)という人が「SW」は「ヤマト」の盗作だ、論をぶち上げて(笑)大いに嘲笑と顰蹙を買っていました。

通りすがり28号通りすがり28号 2009/08/26 12:20 >また、スター・ウォーズについては。石上氏、野田氏以外にも、「ニュー・ウェーブSFの紹介者」でもある翻訳家の伊藤典夫氏なども、大のスター・ウォーズ擁護派でありました。

かつては「スター・ウォーズ過激派」を自任していた伊藤氏が、エピソード6のあまりの陳腐さに、SFイズム誌上で行われた対談(野田氏、清水義範氏)にてSWとの決別宣言をしたのも今は懐かしい思い出(伊藤氏曰く、「SW1は俺の見たことがなかったSFを見せてくれた。でも2や3はさ、俺見たことあるんだよ(笑)」)。最初は懸命にEP6を養護していた野田氏も、対談の終盤では庇いきれなくなってついには「アンチEP6」に転向していましたっけ。

横道に逸れてすいません。

DEMIANDEMIAN 2009/08/26 14:27  スターウォーズがヒットした一番の理由は、何といってもダースベイダーの魅力でしょう。あと、あの剣もカコイイ。

revikenreviken 2009/08/26 15:56 僕が最初にSW情報を得たのは1977年夏、公開前年の日本の『CQハムラジオ』誌のコラムにあった「『スターワーズ』(ママ)という映画がアメリカで大評判」という記事でした。当時小学校高学年以上であった皆さんには覚えがあるかとも思いますが、そこから日本公開まで待たされること1年間。その間に「あれ凄ぇ」「これ凄ぇ」と脳味噌と想像力をパンパンにされた日本人がいざ観てみたら、まあアレです。ええ、僕もものすごく楽しみにして劇場に行きました。今でも「これまででいちばん面白かった映画は?」と質されれば「公開前に勝手に想像していたスターウォーズ」と答えます。

というわけで「じっさいに観たSW」は期待したほどではなくて(単に期待が大きかった、夢のような映画だと思い込まされていただけ)、たまたま同時期に公開された『未知との遭遇』とも比較すべきような映画でもなくて(「宇宙」という以外に接点はないでしょう)。
---
無理矢理手塚治虫先生に登場いただくと、『未知との遭遇』の新聞宣伝に先生が「ラスト30分が素晴らしい」(大意)とあって「手塚先生って時計みながら映画みてるんだ」と思ったのを覚えています。

tochicatochica 2009/08/26 16:07 双葉十三郎さん、少なくとも「採点表」では☆☆☆★★★とかなり高得点でしたよ。双葉さんはだいたいSFやホラーの場合、良識派が馬鹿馬鹿しく思っても僕はゴキゲンといったほめ方をしますが、これもそんな感じ。やっぱりフラッシュゴードン時代からしっかり観てきた人なので、スペースオペラの伝統を視覚技術的に進化させたものと評価し、「映画の夢の一つの在り方」と言ってますから、絶賛に近いんじゃないでしょうか。「2001年宇宙の旅」も☆☆☆★★★でしたね。「トロフィーを上げたい」というやつ。

774774 2009/08/26 18:58 唐沢氏もSF通ぶるならコブラの導入部がトータル・リコールそっくりという点に触れて欲しかったな。
寺沢武一もフィリップ・K・ディックもちゃんと読まれてないようで。

個人投資家個人投資家 2009/08/26 20:13 >火星シリーズだのペルシダーシリーズだのを読んだのはだいぶ後のことになり、さしてハマらなかった。

 ふーん。わたしは小学生の頃はペルシダーシリーズやキャプティンフヒューチャシリーズは一生懸命読んでいたけどな。
 地底旅行や海底2万哩なんて何度読み直したかわからないぐらい。

 「宇宙戦艦ヤマト」の初放映が1974年だから、1977年の「スターウォーズ」の3年前に、日本はTVでスペースオペラをやっていたことになる。

 ちなみにわたしは未だに「スターウォーズ」が面白いと思ったことはない。
「未知との遭遇」のほうが面白かった。

正刈草雄正刈草雄 2009/08/26 21:49 「コブラ」の第一話はまあ盗作レベルのクリソツさですよね。
そこに触れるとまたツッコまれるから敢えて言及しなかったとか…

S.KS.K 2009/08/26 22:46 >唐沢は『コブラ』が『スター・ウォーズ』に影響を受けていると書いている。

むしろ「抜けた顔のピカレスクヒーロー」としては『ルパン三世』の影響の方が強い気がしますね。

tamakotamako 2009/08/26 22:56 とっても大人な彼女が好きな私は、レディーをコブラの助手呼ばわりされてカチンときました。レディーは立派な相棒、パートナーです。
もしかして、チューイーもハン・ソロの助手なんて解釈したりなんかしたりして?いや、それはないだろうと思いたいです。
人間関係を上とか下とかで見てるのかな?それとも、ターベージが出てくるから、単行本1〜2巻辺りしか読んでいないのかも?
このコラムを書くのに、愛蔵版辺りの1冊目をチャチャッと読んだだけなんじゃないの?と思えて仕方ないんですよね…。
ちゃんと読んでいれば、本人が昔に読んでかろうじて知っているSF知識に無理矢理結び付けなくても、コブラの粋なセリフまわしや、ボンドガールを意識したおケツ丸出しお姉ちゃん達に十分言及出来たと思いますから。
…ちょっと、ニコ動で鬱フラグブレイカー・コブラを見てきます。

儒学者儒学者 2009/08/26 23:26 野田元帥の『スペース・オペラの書き方』の中で、アメリカのSF作家ベン・ボーヴァの発言として、スペース・オペラを腐すようなものが引用されていたように記憶しています。書籍整理中で原本が見つからないですが、分かり次第、正確なページ数まで含めて出典を明らかにしたいと思います。

>アメリカSFの主流のひとつ
そもそもこの表現自体が形容矛盾と化しているような……。

市川大河市川大河 2009/08/26 23:48 お久しぶりです。
というか唐沢氏
寺沢氏が手塚氏アシスタント出身で
サイコガンも『どろろ』百鬼丸の仕込み刀からの発想だとかって
ファンなら誰もが知ってるトリビアは
間接的に手塚先生の偉大さを知らしめることになるから書きたくないんでしょうね。

ナナシだよナナシだよ 2009/08/27 00:08 ずっとヲチしていましたが初めて書き込みします。
いや、宇宙戦士スターボーに吹いたもので…。

学生のころ友人たちと彼女らを嘲笑の対象として見ていましたが
改めてそのシュールな先進性を認識して反省。
確かにカッコいいです。

藤岡真藤岡真 2009/08/27 05:32 >儒学者さん
 ソフトカバー版の『スペース・オペラの書き方』(早川書房 1988)だと、冒頭の19〜21ページですね。

「要は、善玉と悪玉の追っかけっこと、両陣営がどんな恐ろしいものを発明するか、ただそれだけなのだ」

kensyouhankensyouhan 2009/08/27 19:22 コメントありがとうございます。

>班猫さん
やはり日本もアメリカも事情はそれほど変わらないんでしょうね。

>einさん
ターベージのスーツは自分も原作を読んでチェックして「似てるかなあ?」と思いましたが、もう一度比べてみます。

>kokada_jnet さん
『クラッシャージョウ』が先にあったわけですか。唐沢俊一は『ダーティペア』の悪口を「ガンダム論争」で言ってましたけど。

>うさぎ林檎さん
追記しておきました。この手のミスがあまりにも頻繁なので流してしまいそうになりました。

>小笠原さん
>SWはヤマトのパクリ
唐沢も「ガンダム論争」でそれくらいトンデモなことを言ってくれていたらネタになったのに。

>通りすがり28号さん
みなさん真剣でいいですね。自分はアナキンとアミダラ(パドメ)が暖炉の前でラブシーンをしたときに「え」となりましたけど。

>DEMIAN さん
ダースベイダーはいいですね。ライトセーバーも。

>reviken さん
よく考えると不思議ですね>「ラスト30分」

>tochicaさん
そういう映画を褒めてくれると信用できるというか。蓮實重彦もわりとそうなのかな。

>774 さん
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』は読んでいると信じたい。…『ブレードランナー』はどうなのか。

>個人投資家さん
とりあえず唐沢がバロウズに詳しくないというのがわかったのは収穫です。

>正刈草雄さん
そこに思い当たるのなら「『スター・ウォーズ』に影響を受けた作品」の話をそもそもしないような。

>S.Kさん
ゲーム版ではコブラのCVを山田康雄がやってますね。

>tamakoさん
レディはいいですね。榊原良子だもんなあ。ハマーン様が20歳そこそこだなんて信じられない。
自分は昔読んだ記憶に頼って書いているように感じました。『エンサイスロペディア』を書くに当たって原典にあたったことがあるのかどうか。

>儒学者さん
「主流のひとつ」も「ほぼ唯一」も困りますね。

>市川さん
おー!自分は知らなかったので勉強になりました。

>ナナシだよさん
詳しくは知泉さんに解説してほしいのですが(丸投げ)、早すぎたというか、これからは宇宙でしょう。

通りすがり28号通りすがり28号 2009/08/27 20:50 kensyouhan様
>自分はアナキンとアミダラ(パドメ)が暖炉の前でラブシーンをしたときに「え」となりましたけど。

ちなみに伊藤典夫氏がSW1とか2とか言っているのはEP4〜6のことですので念のため(件の対談はジェダイの「復讐」公開当時におかなわれたものですので)。

kensyouhankensyouhan 2009/08/27 20:55 コメントありがとうございます。

ええ、ちゃんとわかってますのでご安心してください。レイアのビキニ姿をもってしても伊藤さんを納得させられなかったんですね。吉田戦車はあれが好きらしいんですけど。ちなみに自分が映画館で最初に見た映画は『ジェダイの復讐』です。

半農半漁人半農半漁人 2009/08/27 21:46 > 福島正実や星新一など日本SFの第一世代は、日本にそれを定着させるにあたって、“SFはインテリの読み物”というイメージ戦略を行った。アメリカでは大衆の娯楽読み物であったSFは、日本ではエリート読書人のための、ややお硬い作品として普及した。

この書き方では「福島正実や星新一など日本SFの第一世代」があたかも「“SFはインテリの読み物”というイメージ戦略」の創始者であるかのごとき誤解を読者に与えかねません。SF=新時代の文学というイメージ戦略が戦後SF出版の常套手段であったことは、「星雲」(森の道社)や「最新科学小説全集」(元々社)、「世界空想科学小説全集」(室町書房)のラインナップを見れば明らかなはず。例外は誠文堂新光社の「怪奇小説叢書アメージングストーリーズ」ぐらいではないでしょうか? 問題はなぜ彼らの試みが失敗し「第一世代」が成功したかという点にあるのですが、自称「SFマニア」(「【インタビュー】雑学王 - 唐沢俊一の素 3」による)さんにはそこまで考えが及ばなかったようですね。

半農半漁人半農半漁人 2009/08/27 22:18 > 難しいことは一切考えず

そこですかさず「SWにおけるオビワンの "声だけアドバイス" は「燃えよドラゴン」鏡の間シーンにおける高僧の "声だけアドバイス" が元ネタなのであるのである。おっほん」とかガセネタ(初公開時にカットされていた「燃えドラ」の "声だけアドバイス" シーンをSW第1作製作当時ルーカスがどうやって見たのか?)かまして苦笑失笑嘲笑冷笑、哄笑憫笑呵々大笑を誘ってくれなきゃイヤですよ、先生。

通りすがり28号通りすがり28号 2009/08/27 23:08 何度もすいません。

>レイアのビキニ姿をもってしても伊藤さんを納得させられなかったんですね。

あそこだけは「武部本一郎画のデジャー・ソリスみたいで良かった」とおっしゃってました(笑

儒学者儒学者 2009/08/28 11:21 >藤岡先生

出典情報、ありがとうございました。
本が出てきて、私の手持ちの文庫版ではpp.23-24でした。

>半農半漁人様
福島正実さんは子供向けSFやSF童話などにも力を入れておられた筈で、この点でも唐沢氏の「SFはインテリの読み物」説はおかしいですよね。

半農半漁人半農半漁人 2009/08/28 16:24 儒学者さま

ご指摘の通りです。福島氏自らペルシダーやキャプテン・フューチャーをお訳しになっておられるぐらいですから、SF第一世代によるイメージ戦略云々は的外れと言わざるを得ません。NDL-OPACで著者名検索すればすぐ分かることを、その手間すら省くからこのような結果になるのです。「偏った情報から導き出される結論は常に間違っている」という教訓を、唐沢氏は我々に与えてくれました。だからといって感謝したい気持ちにはなりませんが。かしこ。

kensyouhankensyouhan 2009/09/03 14:58 コメントありがとうございます。

>半農半漁人さん
まあ、結論ありきで考えているせいでおかしくなるのはいつも通りです。

>通りすがり28号さん
伊藤さんはいい人ですね。オタクというのは世代を超えて通じ合えるものだと思うので、唐沢俊一や岡田斗司夫のように世代を強調するのは害ばかりで利益はないような気がします。

P子P子 2010/07/30 17:00 キャプテンフューチャーと火の鳥で育ち、コブラが死ぬほど大好きで、それとは別にディックが好きになり、追憶を読んでショックを受け、シュワちゃんのファンになり、最近やっとSWが好きになってきた私。もうパクリなんか怖くないです。ダースベイダー見るたびに鉄郎の父(ププッ)って思いますけどね。