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唐沢俊一検証blog

2009-09-17

うれっ子どうする。

05:24

 『唐沢俊一検証本VOL.1』、通販受付中です。タコシェの店頭でも販売しています。


 唐沢俊一博覧強記の仕事術』(アスペクト)第4章の続き。

 P.162には「私が売れっ子ライターになれた理由」とある。…自分で言うか?と思うが、ビジネス本だから多少のハッタリは必要なのかもしれない。問題なのは、唐沢俊一が本当に売れっ子なのか?ということである。とりあえず、唐沢俊一が現在持っている連載を列挙してみよう。


・『唐沢俊一の古今東西トンデモ事件簿』(月刊ラジオライフ

・『唐沢俊一トンデモクロペディア』(月刊フィギュア王

・『エンサイスロペディア』(月刊パチスロ必勝ガイドNEO)

・『世界ヘンタイ人列伝』(月刊熱写ボーイ)

・『社会派くんがゆく!』(村崎百郎との対談。月1回更新)

・『週刊現代』での書評(不定期。月1?)

・『若年寄のススメ』(季刊アスペクト

・『漫画についての怪談(アヤシイハナシ)』(雑誌『幽』。年2回刊行)


 …たぶんこれで全部。『アスペクト』というのは大きい本屋に置いてあるPR誌らしい。当初は隔月誌だったが最近季刊になったとのこと。…さて、これで売れっ子と言えるのかどうか、であるが、まあ、月4本も連載を持っているのだから売れっ子と言えるのかも知れない。個人的には「どの雑誌を見てもいる」(たとえば、ちょっと前の佐藤優)「どの番組を見てもいる」(今で言えばオードリーとかはんにゃ)ような人が売れっ子だと思うのだが、基準は人それぞれなので断定はできない。作家の仕事量を表すのに「月産○○枚」という風に言うけど、唐沢俊一が月に何枚くらい原稿を書いているかわかれば客観的な判断がつけられるかもしれない。…まあ、検証している人間としては、唐沢俊一にはもっと売れっ子になってほしいところなのだが。『パチスロ必勝ガイドNEO』がうちの近所の本屋に置いてないから、電車に乗って買いに行かなきゃいけないんだもの。『アスペクト』にいたっては見かけたことすらない。…実はある連載が終わるという話も聞いているので、頑張ってほしいところだが。


 P.162から164にかけて、唐沢俊一はアイディアを思いついた後で「どうやって相手に受け入れやすい形にするか」ということを考えなくてはならない、と書いている。P.164より。

 なぜ、私が雑学で第一人者と呼ばれ、ライターとして生き残ってこれたのか。それは「デビューが華々しかった」からではない。ましてや「いいものを書いてきたから」でもない(それも条件としては必要だが)。

 カッコ内の文章を無視したほうが意味が通るね。続き。

 私が第一人者になれたのは、まず、一定の人に認知されるような本を書き、その後、一般に認知されるような本を書いた、という切り替えができたからである。

 で、デビュー作である『ようこそ、カラサワ薬局へ』(徳間書店)は売れなかったが、読者の中に業界関係者が多数含まれていたことから、ライターとして活動を続けることができた、ということを書いている。この話は唐沢俊一は過去に何度か書いている。ちなみに、『ようこそ、カラサワ薬局へ』は現在でも『薬局通』(ハヤカワ文庫)として書店で入手できるが、デビュー作であるこの本にもガセビアが多数含まれていることは記憶しておくべきである(当ブログ内を「薬局通」で検索すればわかるはず)。

 

 P.165より。

 そしてそのまま、「業界向け」の本を書いていたら、私の肩書きはいまだに「ドラッグ・ライター」のままだったかもしれない。しかし、私は徐々に手を広げ、一般向けの本を書くようにしていった。

 …自分語りが大好きな人にしてはどうもぞんざいな説明である。唐沢俊一著書リストを読めばわかるが、唐沢の「ドラッグ・ライター」としての仕事は本当に微々たるものなのである。『博覧強記の仕事術』は「成功の秘密を読者に語る」という体裁をとっているのだから、売れっ子になっていく過程を詳細にしないと説得力に欠けてしまう。だから、「徐々に手を広げ」の部分をもっと語るべきだったと思う。「ドラッグ・ライター」が古本や貸本マンガや裏モノに行ったのはどうしてなのか説明してほしかったところだ。…そもそも唐沢の著書で「一般向け」と呼べるのはどれくらいあるのかも気になるが。


P.165より。

 作家につく読者としては、「イノベーター」「ファーストチョイス」「一般大衆」の三つに分かれている、と言われる。これは元々作家ではなく、商品開発の業界で言われていることだが。

 そして、「売れる」ということを目指すのであれば、最終的に「一般大衆」にウケるものを作らなくてはいけない。

 しかし、往々にして、最初から一般大衆にウケる作家というのは少なく、最初は「ファーストチョイス」、つまり新しもの好きの人が最初の顧客となる。

 「商品開発の業界」というのはなんだろう。どの業界にも商品開発を担当する分野はあるんだろうけど。

 それはともかく、ここで語られているのはいわゆる「イノベーター理論」のことだろう。思わず『ダブルオー』を連想してしまうけど。しかし、「ファーストチョイス」で検索してもドッグフードのことしか出てこないので困ってしまった。「新しもの好き」という意味の名前なんだろうか。


P.166より。

 大事なのは、その次である。

 最初についてくれたお客さんは大事であるし、また大事にしたいのが人情なのであるが、次の段階、つまり一般大衆にウケるようになるには、その「最初についたお客さん」を捨てなくてはいけない。

 捨てる、というと聞こえが非常に悪いが、残念ながらそういうことになる。いつまでも最初についたお客さんに向けた商品(作家の場合は文章)を提供していると、いつまでも次の段階に行けなくなる。しかし、行ったら行ったで「あいつも落ちたね」と必ず言われるのだ。

 残念ながら、売れたいのであれば、それに耐えなくてはいけない。

 大衆にウケたものが「ヒット作」となるわけだが、それは、最初についたお客さん、つまりマニアの目から見ると「落ちるもの」つまり、半歩遅れたものでなくてはいけない。それくらいで一般大衆にはちょうどよくなる。

 口で言うのは簡単であるが、行うのは結構大変である。自分の感覚を見せつつ、その感覚を操ってレベルを下げるということをしなくてはならない。

 …一体何の話をしているんだ。博覧強記の仕事術』でやるような話なのか。

 つまり、上の文章は唐沢俊一は昔と比べてウスくなった/劣化した」という意見に対して「売れる為にやったんだ」と反論しているのである。…事情を知らない読者はまったくわけがわからないと思うけど。

 しかし、この反論、非常におかしなものである。まず、「「最初についたお客さん」を捨てなくてはいけない」という決め付けがよくわからない。唐沢俊一の著作を初期から読んでいるみなさんが気の毒になる。「唐沢俊一検証blog」にも「唐沢俊一も昔はよかったんですよ」とフォローするコメントがしばしば寄せられることからもわかるように、ちゃんとついてきていた人も多かったのだ(やはり『新・UFO入門』盗用事件で離れた人が多いのだろう)。自分の読者をもっと信用してみてはどうか。

 次に、「マニアックなもの」=「売れない」というのも決め付けである。それに「マニアックなもの」と「一般向けのもの」を並行して作ることも出来るはずだ。ジョニー・トーヤクザ映画だけでなくたまにコメディや恋愛映画も撮っているのだが、「自分の本当に撮りたい作品のためにヒットを狙った作品も引き受けることにしている」と理由を語っていたっけ。

 そして、わざとレベルを下げて「一般向けのもの」を書いているとでも言いたげだが、そろそろレベルを上げてほしい。あまりにレベルが低すぎて検証していてとてもつらいです。

 …この文章で一番気になるのは、「売れる為にやったんだ」と言っているのに、その割りに唐沢俊一は売れているのか?ということである。いや、本当にやりたいことを同時にやっているのであれば、現在の仕事量でも構わないと思うのだが、「売れる」という一点だけを目指してやっているのであれば、もう少し売れてもいいんじゃないか?と思うのだ。昔からの読者を切り捨て、わざわざレベルを下げているんだったら、もっと売れないと割りに合わないだろう。そもそも唐沢俊一は「売れたい」からライターになったのだろうか?


P.168より。

 普通の人間は、発想を出すときにブレーキが利かなかったり(コアなものになってしまう)、アクセルの踏み込みが足りなくなって(つまらないものになって)しまう。

 ブレーキとアクセルを必要に応じて、自由に操れるということが、「売れる」ための最低条件なのである。

 ガセとパクリの多さからして、ちっとも自由に操れてないような。まあ、いくらブレーキとアクセルを操ろうと、故障したクルマを動かすことはできないんだけど。 


「売れる為にやったんだ」話、次回も続きます。


※追記 globotechさんのご指摘に基づき唐沢俊一の連載をひとつ追加しました。しかし、『熱写ボーイ』って雑誌、相当エグいな…。

[rakuten:japan-ds:10045731:detail]

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ブラックウッドブラックウッド 2009/09/18 06:13  あ、これはフォローできそうです。
 唐沢さんの書き方が良くないので誤解を与える感じになっていますけど、SFで言うところの「拡散と浸透」の話をしているんだと思います。
 世に出てきた時には濃いファンが付くけども、よりメジャーになるにつれてファンの数は増えるものの内容は初期ファンの満足するものではない…という。

 宮崎駿監督はアニメファンには「未来少年コナン」の時から注目されていましたが、傑作「カリオストロの城」では余りの大コケに長期間仕事を干される原因となり、「ナウシカ」「ラピュタ」「トトロ」では大赤字。それまで一緒に歩んできた井上あずみを切り捨てて荒井由実を起用した「魔女の宅急便」でやっと黒字化しました。
 しかし、それ以降の作品が「ナウシカ」「ラピュタ」ほどのものかというと微妙ですよね。人によって解釈の差はあるでしょうが。恐らく唐沢さんがいいたいのはそういうことです。
 直接名指ししてはいませんが、宮崎監督が「プロジェクトA子」が下らん、式の非難をした話は有名ですが、しかし「ナウシカ」でやっていることは「メカと美少女(と怪獣)」とも言える訳で、「世間の誰も知らない頃から演出家・宮崎を評価していた俺達アニメマニアの立場はどうなる!?」という叫びを結構聞きました。
 つげ義春の一番有名な作品「ねじ式」はつげファンにはそれほど支持されていないという話もあります。

 ゲームファンとしては、「ゲームセンター」が「アミューズメントパーク」へと転換する際、それまで売り上げを支えていたファンを「切り捨てた」とされることが思い出されます。
 現「アルカディア」の「ゲーメスト」の読者投稿欄には、ゲームセンターの常連から「ある日突然店員が口を聞いてくれなくなった。方針として『一般の女性客』などを大事にするので、むさいマニアみたいなのは無視しろと経営者に言われているらしい」といったものが多数見受けられます。そして実際そういう光景が多々ありました。
 当然「ゲームセンターよ、誰のおかげでここまで大きくなったと思っている。俺達湯水の様にゲームに金を使うマニアの存在があったからではないのか。いざある程度売れたとなったら外見のイメージの良くない俺達を切り捨てるのか!」という怒りはありました。ですが、その「一般客」(?)への転換があったからこそ現在のゲームセンターがあるとも言える訳です。
 唐沢さんが文中でしつこく「辛いことだが」とか「申し訳ないが」的な表現をしているのはそういう意味だと思います。

 「スター・ウォーズ」で「SF」というジャンルは一気に有名になりましたが、それこそ「にわかファン」みたいなのは大量に増えて「薄く」なったとは言えます。
 む〜ん、この話唐沢さん自身を例に引くから分かりにくいのではないか?と思えてきました(爆)。著者自身を盛り立てなくてはならない系統の著作なので仕方が無いのかもしれませんが。

藤岡真藤岡真 2009/09/18 07:37 >うれっ子どうする。

「食べっこ動物」、ですか?

kensyouhankensyouhan 2009/09/18 08:33 コメントありがとうございます。

>ブラックウッドさん
で、その話をどうして『博覧強記の仕事術』でするのか?と思います。オタク史の本ならアリなんでしょうけど、ビジネス本としてはどうなんでしょう。
誤解しないで欲しいのですが、売れることを狙って話を作ることや、マイナーだった作家・作品がメジャーへと転じることを否定するつもりはありません。それに、宮崎駿は「売れる為にやった」とか「最初のお客さんを捨てた」とかそういう趣旨の発言をしているのでしょうか? 
自分は唐沢俊一が「売れる為にやった」というのがウスくなった・劣化したことについての言い訳になっていないことを指摘しているだけです。

>藤岡さん
そうです。モンドセレクション金賞受賞です。

nyannnyann 2009/09/18 08:42 ちょっと横ヤリ入れちゃいますけど、

>ブラックウッドさん
>つげ義春の一番有名な作品「ねじ式」はつげファンにはそれほど支持されていないという話もあります。

へえ?それはどんなつげファンなんだか。いたとしてもつげファンの総意だとは思えませんけど。
旅もののファンで「ワケわからん」と拒否反応を起こす人はいたらしいけど、『ねじ式』が
メジャー受けだから嫌いだっていうファンの話は全然知らないんですが。

ブラックウッドブラックウッド 2009/09/18 10:15 >nyannさん
>いたとしてもつげファンの総意だとは思えませんけど。
>メジャー受けだから嫌いだっていうファンの話は全然知らないんですが。

 失礼しました。これぞ「聞きかじりの知ったかぶり」の典型ですね。申し訳ございません。
 ただ、私みたいな半可通は「メジャー化した後」の諸作品よりも「マイナーな頃の傑作(と自分勝手に認定しているもの)」を溺愛する傾向はあります。それこそ「メジャー受けだから嫌い」というやつです。自戒したいところです。
 「自分はそんな偏屈なマニアではない」と思っていたのですが、世間で「攻殻機動隊」の映画が持てはやされているころ、周囲の押井ファンたちは「こんなに分かりやすい映画を作るとは…ひよったな」といっていました。嫌なやつらです(爆)。
 私も「これなら「迷宮物件」のほうが面白いよな」とは思いましたからそういう傾向はあるみたいです。

>kenshouhanさん
>唐沢俊一が「売れる為にやった」というのがウスくなった・劣化したことについての言い訳になっていないことを指摘しているだけです。

 この点全くごもっともです。
 ただ、唐沢さんの脳内では「俺ってば、「濃い唐沢ファン」(?)からは『最初はアングラなカルト作家だったのに、テレビになんか出演するようなメジャーな一般人に成り下がりやがって』と思われてるけどさあ」的な像が形成されている可能性があるでしょうね。それこそ「商業ロック」みたいな話です。
 要するに、この章に関して言えば「ウスくなった・劣化したことについての言い訳」として書かれていない…つまり薄くなってもいないし、劣化もしていない(!)が「メジャー」になった、ことへの言い訳のつもりである…可能性があるので、その点駄文をしたためさせていただきました。
 無論、そうであるならば「そう読み取れるよう」に書くのがプロの文章書きであるべきなので、責任は唐沢さんにあるでしょう。

>宮崎駿は「売れる為にやった」とか「最初のお客さんを捨てた」とかそういう趣旨の発言をしているのでしょうか? 

 う〜ん、宮崎監督はアニメファンそのものに最初から否定的なので、「宗旨替え」はしていないと思います。「子供にはアニメ見せるより外で遊ばせろ」という方なので。
 ただ、鈴木Pがそういう方なのは間違いないでしょう。声優プロパーではない「有名人」あたりを主役級にすら起用するえげつないやり方は「心あるアニメファン」には大不評ですが、商業的には未曾有の大成功をしているわけですから。

>その話をどうして『博覧強記の仕事術』でするのか?と思います。オタク史の本ならアリなんでしょうけど、ビジネス本としてはどうなんでしょう。

 この点には不同意です。
 唐沢さんはここで「マーケティングリサーチ」みたいな話をしている積もりなのだと思うんです。
 「初期についた『濃いファン』みたいなのを切り捨てることになったとしても、より広い読者にアピールする商品を開発・製作することが大事なのである」と。
 なので、扱っているテーマとしてはまさにビジネス書にふさわしいでしょう。内容のレベルが追いついているかどうかはともかく。

 強調しておきますが、唐沢さんの狙いは「浸透と拡散」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3#SF.E3.81.AE.E6.B5.B8.E9.80.8F.E3.81.A8.E6.8B.A1.E6.95.A3
 を一般論として敷衍することであって、「自己のレベルが下がったことの言い訳」ではないのではないか?と私には読めたので書きました。
 いくらなんでも唐沢さんはそこまで馬鹿ではない…とかつてのファンとして思いたいですし、なんと言っても「自分がそこまで劣化している」自覚が無いと思われるので、そういう書き方にはならないのではないかと思うのです。

mailinglistmailinglist 2009/09/18 12:04 唐沢は1990年代前半に『ガロ』で連載をもったから、自己認識としてマニア向けから出て一般向けに薄くなったんだというのはあるでしょうね(言えばいいことをなぜか触れないいつもの唐沢流)。クスリ以外にも年金の本だって作ってるのに…。

『博覧強記』162ページの終わりのほうで、いちおう自分語りにむけてのブリッジらしきことは書いている。発想は私(唐沢)もあなた(一般人)も同じだ、と。でもそこからが違う…、というわけでしょう。なにしろ章のタイトルが「自分の発想を”売り物”にする方法」なのだから。

すこし先のほうの話になりますが『トリビアの泉』もよくわからないところがあるんですよね。フジテレビはもともと『カノッサの屈辱』など、知識をナンセンスバラエティの素材にする傾向は前からあった。うんちくブームの時にくりいむの上田が知泉からパクってたことを自分から漏らしたシーンを当時の私はテレビで見てる。トリビアの泉も雑学本から安易にパクってて、その中の一冊に唐沢著があって、唐沢がフジにねじこんだ、という流れなのかな…と。スーパーバイザーという肩書きだったかな。サンバイザーより薄っぺらな…。深夜の頃にこのクレジットあったっけ?

それにしても『トンデモ一行知識の世界』と『逆襲』で、つまりと学会のゲン担ぎだったのか…。

globotechglobotech 2009/09/18 12:05 唐沢氏の連載ですが、素人投稿雑誌(ニャンニャン倶楽部とか、熱写ボーイみたいなヤツです)に、2ページの文章を書いてるようです。すみません雑誌名は失念してしまいました。
まだ連載しているかどうかは不明ですが、私が読んだのは、「天地人」と衆道について書いた文章だったと記憶しています。
曖昧な情報ですみません。

漫棚通信漫棚通信 2009/09/18 12:12 ファーストチョイスといえば医学薬学系では「first choice drug」すなわち「ある病気に対して最初に投与するべき薬」のことをさすことが多いですね。「新しもの好きの人」という意味で使ってる業界ってあるんですか。

kensyouhankensyouhan 2009/09/18 13:41 コメントありがとうございます。

>ブラックウッドさん
マーケティングリサーチについて論じているんだったら、「本を書くに当たって読者についてリサーチを行ったところ、どのような結果が出たか」くらいの話をした方がいいでしょうし、それくらいやらないとビジネス本とは言えないと思います。「一般大衆は濃い話にはついていけないから多少薄めたほうがいい」ということはリサーチしてなくてもわかりますよ。

>mailinglistさん
『トリビアの泉』については次回触れます。

>globotechさん
こないだまで『DVDデラックス』という雑誌で連載を持っていたそうですが、それのことでしょうか?

>漫棚通信さん
ドッグフードの「ファーストチョイス」も同じ意味なんでしょうね。

KAGEKAGE 2009/09/18 14:20 >「唐沢俊一も昔はよかったんですよ」とフォローするコメントがしばしば寄せられることからもわかるように、ちゃんとついてきていた人も多かったのだ(やはり『新・UFO入門』盗用事件で離れた人が多いのだろう)。


耳が痛い(「読んでる」訳だから耳はおかしいか)

私はその盗用事件で離れた読者の一人ですが、こちらのブログを拝見していて思うのは「昔はよかった」のではなく、「昔からおかしかった」のだなという悲しい事実。
せめて盗用事件後の話題ばかりならあの頃の自分に言い訳も出来るというのに。

まあでも今回取り上げてる内容は、唐沢本人のみを対象に「なんだよこれ意味わからん」で済ませられるのである意味まだマシかなとも思います。
盗用はされた方や信じてる読者にも申し訳なくなってくるし、ガセは言語道断って気がするので。

>売れっ子

これだけ色々言われてるのにその数の連載があるというのは売れっ子としてもよい様な気もします(笑)

yonocoyonoco 2009/09/18 14:47 個人的には「一般読者に向けてLEVELは上がらなければならない」のではないかなあと思ったり

それこそ初期トンデモシリーズはマニアックな題材を一般読者にアピール出来てましたし

濃くない読者にアピール出来るのはLEVEL高いですよねえ

というか本当モチベが「売れたい、認められたい」な人だなあ>唐沢さん

globotechglobotech 2009/09/18 15:27 >kensyouhanさん
『DVDデラックス』はグラビア系みたいですね。私が見たのはもっとドギツイエロ雑誌だった気がします。
友人宅で見たので、改めて確認してみますね。失礼しました。

globotechglobotech 2009/09/19 01:17 たびたびすみません。
友人から件の雑誌を借りてきました。
東京三世社から発行されている「熱写ボーイ」の2009年4月号から連載スタートしてる「世界ヘンタイ人列伝」というコーナーでした。
第一回は上杉謙信 美少年好き戦国武将というサブタイトルでした。
イラストはソルボンヌK子。

それにしても、40歳過ぎてエロ本を借りるハメになるとは思わなかった(苦笑)

雑誌編集者雑誌編集者 2009/09/19 01:39 売れっ子ですか……。
マイナー雑誌の連載が月7本にメジャー一本ですよね?
マイナー誌の原稿料は高くて400字5000円で、その下の場合が多いです。
2Pずつあったとしても、高くて一本3万円がいいとこでしょう。
てことは月収20万ていど。しかもそこから源泉されます。
単行本も5000部完売できない状況ですよね?
この人、今、どう考えても年収300万円そこそこですよ。
売れっ子って、2000万円くらいの人をいうんだと思います。
唐沢俊一ってとんだ誇大広告、いや、誇大妄想ですね。

雑誌編集者雑誌編集者 2009/09/19 03:37 要するに唐沢は「一般的に売れるために私はマニアックなことを書かないように抑えた」と言いたいのですね。
そのわりにメジャーな媒体の仕事はほとんどなく、知名度も人気も年収もたいしたことない。
自分の興味をもっとマニアックに追及した人たちのほうがずっと売れているのに……。
唐沢俊一、哀れすぎます。

Hi-Low-MixHi-Low-Mix 2009/09/19 06:48 >ファーストチョイス
たぶん、アーリーアダプターのほうが文意が通りやすいのではないかと。

古賀古賀 2009/09/19 07:18 >P.162には「私が売れっ子ライターになれた理由」とある。…自分で言うか?と思うが、
>ビジネス本だから多少のハッタリは必要なのかもしれない。

筒井康隆先生が『あなたも流行作家になれる』でやったように、
「私は自分のことを売れっ子ライターなんかじゃないと思っている。だから最初、書くのを躊躇していた。だが編集のOさんに、『売れっ子ライターになりたくて仕方がない癖に、やりそこなってなれず、ああ、あの時にこうすればよかったといって後悔のヘソの緒を噛みちぎっている人、そういう人の方が売れっ子ライターになるための秘訣をうまく書ける筈なのである。うんぬん』と言われたので、なるほどと思ってあえて書いてみることにした」
とでもした方が、説得力はあるんじゃないかなとは思いますがね。

唐沢さんの現状を考えれば、ハッタリにしても「売れっ子ライター」と言うのは無理がありすぎるでしょう。

藤岡真藤岡真 2009/09/19 07:30 結局、この本は「売れっ子ライターになるための仕事術 〜キーワードは博覧強記」という本のつもりだったんでしょうか。それなら、コンセプトだけは明確になりますが、内容は全然そうでないところが凄い。

tamakotamako 2009/09/19 09:04 first choiceは新しい物好きにはまっったく当てはまりません。
上でも書かれている方がいらっしゃいますが、early adopterですよね。
試しに手近なイギリス人に「新しい物好きってfirst choiceって言うの?」と聞いてみたら、「ほわーーーーっつ!?」と言われました。ちゃんちゃん。
少しでも英語が理解できれば、first choiceってすでに複数存在しているうち一番良いものを選ぶイメージが浮かぶと思うんですが…。完全にfirstを「最新のもの」と思い込んでいますね。latestなのに。
きちんとした言葉も使えないわ、後から正しいか調べようともしない人に偉そうに文章の書き方について講釈たれられたくないです。
物書きの分野でそもそも「新しい物好き」のお客さんが果たして多いのかを考え始めましたが、唐沢の言ってることが支離滅裂なので、訳が分からなくなりあきらめました。

書籍編集者書籍編集者 2009/09/19 09:49 ブスが「あなたも美人になれる!」とういタイトルの本を出しても売れないでしょ。そういうことです。
この本、パプラインで見ると、初版3000で実売500くらいですかねえ。大惨敗でしょ。
こういう数字、出版界の編集・営業と横に一気に流れるので、唐沢氏はこの売れない本を出して、逆にピンチになったかと。

mailinglistmailinglist 2009/09/19 10:58 >書籍編集者さま
すみません、わかってるんですけどつっこませてください。
林真理子の『美女入門』は?

なにごとも例外はあるということでしょうかね…。

kensyouhankensyouhan 2009/09/19 13:42 コメントありがとうございます。

>KAGEさん
まあ、現時点から見れば「昔からおかしかった」んですけどね。
マイナーな雑誌にとっては唐沢俊一は使いやすい人なのかもしれませんね。『トリビアの泉』のスーパーバイザーというのは今でも有効でしょうから。

>yonocoさん
「マニア向け」の話のレベルを落とせば「一般向け」になると考えているのがおかしいですね。唐沢俊一や岡田斗司夫がオタクの代表としてマスコミによく登場するのはレベルを落とすのが上手かったからなのか、そもそもレベルの低い話しかできないからなのか。

>globotechさん
情報ありがとうございます。「裏モノ日記」で時々「東京三世社」の名前が登場していたので気になっていたのですが、これで謎が解けました。しかし、これは書店で手に取りにくい雑誌だなあ。そもそも見つけることが出来るのかどうか。

>雑誌編集者さん
月の連載はWEB込みで5つですね。季刊、年2回、不定期は各1つずつ。
で、手持ちの雑誌から文字数をざっとカウントしてみました。
『古今東西トンデモ事件簿』(4P)が3500、『トンデモクロペディア』(1P)が2000、『エンサイスロペディア』(1P)が1600、『週刊現代』(1P)が1000、といったところです。「400字5000円」だとしたら…うーん。『社会派くん』は対談ですから1回ごとに支払われているんでしょうけど。

>Hi-Low-Mixさん
イノベーター理論を説明するのならそっちの方がいいですね。

>古賀さん
「あなたも盗作作家になれる」をやろうかな。『乱調文学大辞典』はちゃんと持っているし。

>藤岡さん
それにしては唐沢の実体験に基づく話が少なすぎますね。

>tamakoさん
どこかで聞きかじった話を鵜呑みにしちゃったんでしょうか。でも、他に「ファーストチョイス」を「新し物好き」という意味で使っている人もいないようなんですけど。

>書籍編集者さん
自分が入手した資料では5500部でした。>博覧強記の仕事術
で、自分は素人なので編集者の方に「5500部というのはライターとしてどのようなものなんでしょう?」と質問してみたところ「プロとしては最低のランクです」というお答えが返ってきました。5500部で「最低」なら3000部というのは…。
あ、でも、実売500部だったら、『検証本』のタコシェに再入荷した分を売り切っちゃえば肩を並べられるなw

通りすがりA号通りすがりA号 2009/09/21 21:01 > mailinglistさん
それは連載時から林真理子本人がギャグにしてました。
声は美人ですよ。
あと仕草とか。

割也割也 2009/09/21 21:46 >ブラックウッドさん

>井上あずみを切り捨てて荒井由実を起用した「魔女の宅急便」
「魔女の宅急便」にも井上あずみはイメージソングで参加しています。