Hatena::ブログ(Diary)

唐沢俊一検証blog

2009-11-25

ライダーアクション!

12:38

『唐沢俊一検証本VOL.1』、通販受付中です。タコシェの店頭でも販売中です。

・『映画秘宝』11月号で『唐沢俊一検証本VOL.1』が紹介されました!


リンク集に「唐沢俊一P&G博覧会」を追加しました。唐沢俊一P&Gの中でも重大なテーマについてわかりやすくまとめられています。当ブログも1年以上続いてきてデータが膨大になってきて、整理する必要を感じていたので助かりました。冒険風ライダーさん、ありがとうございます。


唐沢俊一が『若年寄のススメ』を連載していた季刊『アスペクト』が休刊。結局、この雑誌、書店で1度も見かけたことがなかったな…。


松沢呉一さん唐沢俊一が卒業しているかどうか青山学院大学に問い合わせをしたそうです。自分も確かめる手段を考え中なのでいずれなんとかしたいところ。

また、何十年も生きていれば、どこぞの講師をやる時とか、お役所関連の仕事をやる時とかに、卒業証明書が必要になることがあります。大学卒業が資格になっていたり、学歴によるギャラのランクがあるためです。

そうか! 大学の講師を「しない」のではなくて「できない」のかもしれないんだ。なるほど。


・『フィギュア王』142に掲載されている『唐沢俊一トンデモクロペディア』第55回「わが心の大野剣友会」は、「裏モノ日記」11月2日の大野幸太郎の訃報を下敷きにしたものである。今回の『トンデモクロペディア』全2089文字中、『裏モノ日記』から946文字がそのままコピペされていて、他にも下敷きにしている箇所が多数ある。雑誌に発表した文章を別の雑誌でそのまま使った場合は原稿料の二重取りになるわけだが、それに比べるとネット上で発表した文章雑誌で使い回すことはまだマシなのかもしれないし(プロのライターの職業倫理として問題になるのかどうかはわからないが)、唐沢俊一は過去にも「裏モノ日記」からの使い回しをやっているから今更驚くには当たらないのかもしれない(詳しくは10月3日の記事を参照)。しかし全文の半分近くがコピペというのは今までの事例と比べても規模が大きいし、それに最近取りあげられたばかりの話題の使いまわしである。「こないだの日記と同じじゃん!」と書店で目を通したときに腰が砕けそうになってしまったよ。出版業界としてはアリだとしても読者としてはガッカリすることは間違いない。書き足された部分も文章を整えるための体裁という意味合いが強く、特に新しい情報があるわけではないのだし。

 それに「裏モノ日記」を下敷きになっているせいでおかしなことになっている部分がいくつかある。まずはわかりやすいところから。『トンデモクロペディア』。

秘密戦隊ゴレンジャー』などは前記(原文ママ)が剣友会、後期がJACと担当が変わったため、番組のイメージがまるで変わってしまっていた。

「裏モノ日記」。

ゴレンジャーは前記(原文ママ)が大剣、後期がJACで、アクションが

全く変わってしまった。

 誤記をそのままコピペしてしまっている。「ガウディ型」の変形として「セルフガウディ型」と呼ぶべきだろうか。

 次に文章のつながりがおかしなところ。『トンデモクロペディア』。

当時まだそんなにオタクでなかった私にもわかったのは、前者の大野剣友会がどちらかというと、スーツアクタースタントマンのガチの体技を正面から見せる王道であり、後者のJACはトランポリンやフィルムの切り替えなどを多用した、視覚効果重視のアクションを得意とすること、であった。

ところが、この後で次のような記述が出てくる。

当時いっぱしの“通”を気取っていた私の理論では、「スーパーヒーローのアクションが、人間が出来るアクションではいけない。人間のパワーを超えたアクションを映像で見せて、初めてスーパーヒーローになる。人間の能力の範疇で出来るアクションしか基本、見せない大野剣友会は工夫が足りない」だったのだ。

上の記述は「裏モノ日記」からのコピペである(「マニア」が「通」になっているが)。…はて、当時の唐沢俊一は「まだそんなにオタクでなかった」のに「いっぱしの“通”を気取っていた」ことになってしまうのだが。これはちょっと矛盾するような気が。…でも、「“通”を気取っているが実はオタクではない人間」だったと考えれば矛盾じゃないのかな。…実は今でもそうなのでは?と思ってしまったり。

 それから、『トンデモクロペディア』には、

 私も本誌の読者と同じく、お定まりで東映ヒーローもの全盛期に、これらの番組にハマり、見まくっていた。

とあって、番組の例として『宇宙刑事シリーズ』が挙げられているのだが、唐沢俊一は『宇宙刑事ギャバン』を見たとは思えない文章を書いている(詳しくは3月31日の記事を参照)。『仮面ライダー』を観ているのかどうかも怪しいという説も有るけど。

 それから、

 平成ライダーのアクションは、かかっている制作費ももちろんなら、使用されている視覚効果も段違いの、華麗なアクションを見せてくれている。そんな今のライダーを、”あの頃のライダーに比べで“(原文ママ)とけなしたくはない。時代のニーズというものが存在する以上、それに合わせていくのがプロというものである。しかし、平成ライダーのファンにも忘れて欲しくないのは、今、平成のイケメンライダーたちの活躍を君たちが堪能出来ているのも、すべて大野剣友会の”心意気“が、第一作の凄まじい人気を生じさせたからなのだ、ということである。

 とあるけど、平成ライダー』のアクションをJAEが担当していることを書いていないのは不親切。…っていうか、ちゃんと理解しているのかどうか。唐沢が名前を出している金田治も関わっているんだけどね。『クウガ』のゴ・バダー・バの回や『ディケイド』のBLACK&RXの回を監督している。ついでに書いておくと、大野剣友会の“心意気”について知りたい人には、小田克己・村枝賢一仮面ライダーをつくった男たち』(KCデラックス)を読むことをおすすめする。唐沢俊一もお説教みたいなことを書く前に「熱い」エピソードのひとつも紹介すればいいのに。

 ちなみに、今月の『フィギュア王』では額田久徳さんも記事を書いている。額田さんの件については後日。


 ともあれ、「裏モノ日記」のネタをすぐに使いまわされると半端なくガッカリするのでやめてほしい。せめて半年は寝かせようよ。


D

大野剣友会伝―ヒーローアクションを生んだ達人たち

大野剣友会伝―ヒーローアクションを生んだ達人たち

仮面ライダーをつくった男たち (KCデラックス)

仮面ライダーをつくった男たち (KCデラックス)

仮面ライダー クウガ Vol.8 [DVD]

仮面ライダー クウガ Vol.8 [DVD]

仮面ライダーディケイド Volume.7 [DVD]

仮面ライダーディケイド Volume.7 [DVD]

yonocoyonoco 2009/11/25 16:14 唐沢さん、裏モノ日記と雑誌媒体の読者が違うと思ってるのかしら?

だから誰も見ていないからコピペしちまえと

どう考えても株ってますよね…


季刊『アスペクト』休刊(出版不況がこんな所にも…)とか青山学院といった、唐沢さんの根幹に関わるネタが動き出しましたね
どうなるのかしら?

冒険風ライダー冒険風ライダー 2009/11/25 20:00  リンクありがとうございますm(__)m。
 こちらとしては、コミケ77の話題が上がった頃合を見て、「現地でお会いしましょう」の挨拶も兼ねた相互リンクの申し込みメールでも送信しようかと考えていたのですが、そんなことをするまでもなくコンテンツの存在を知られていたようで(^^;;)。
 あとは唐沢俊一検証にまつわる初心者向けの用語集一覧ページでも作りたいところですね。唐沢俊一検証の過程で、「P&G」を筆頭に「コレハコレハ」「ともだち」「うちの○○」といった面白用語がたくさん誕生していますし。

漫棚通信漫棚通信 2009/11/25 21:06 >大学の講師を「しない」のではなくて「できない」のかもしれない
現代の日本では大学講師は学歴が中卒でも大学中退でもOKですから、学歴不明の唐沢氏でも就職可能でしょう。実際わたしが本業のほうで国立大学の非常勤講師を兼任してたとき、あまり学歴のことをこまかく聞かれなかったような記憶があります。

TDFTDF 2009/11/25 21:25 >唐沢俊一は『宇宙刑事ギャバン』を見たとは思えない文章を書いている
(中略)『仮面ライダー』を観ているのかどうかも怪しいという説も有るけど。

少し話がズレますが、この方、平成ゴジラシリーズを、
少なくとも『ミレニアム』〜『GFW』までのシリーズを全ては観ていないのではないかと思われる節があります。

氏は、同人誌『特撮が来た2』のなかで『ゴジラ×メガギラス』を好意的に評した文章を載せていたので(これも日記からの引用が多くを占めていましたが)、
『×メガギラス』と同じ手塚昌明氏が監督された『ゴジラ×メカゴジラ』と『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ』についてどのような評価を下しているのか興味があり、
「裏モノ日記」の当該箇所(公開時期である02年年末〜03年初頭と、03年年末〜04年初頭)を一通り閲覧したことがあるのですが、
この2作品に関して何の言及も(観たという記述すら)なく、釈然としないものを感じたことを覚えております
(見落としていたらすみません。なお『大怪獣総攻撃』と『ファイナルウォーズ』については記述がありました)

もちろん、日記にないというだけなので何とも言えませんが、ちょっと気になっていたので
この記事のコメント欄で書くことではないかなとは思いつつ、投稿させて頂きました。

goito-mineralgoito-mineral 2009/11/25 23:51 ぼくも大学に採用のとき、履歴書は提出しましたが卒業証明書は要求されませんでした。ただ、専門学校で一校だけ卒業証明書の提出を求めてきた学校がありました。ぼくは地方大学の出身なので、卒業証明書を出せと言われると結構面倒くさいのでブツブツ言ってた記憶があります。もっともこれは、大卒でないと採用しないというのではなく、高卒の方は高校の卒業証明書を出していたと思います。

沈黙の千刊沈黙の千刊 2009/11/26 00:10 >前者の大野剣友会がどちらかというと、スーツアクターやスタントマンのガチの体技を正面から見せる王道であり、
>後者のJACはトランポリンやフィルムの切り替えなどを多用した、視覚効果重視のアクションを得意とすること、であった。

この「ガチの体技を正面から見せる王道」というのがわかりません。大野剣友会とJACの、アクションの方向性が違うことを説明したかったんでしょうけど、まったく筋違いの説明ではないでしょうか。大野剣友会はその名のとおり時代劇の剣術、チャンバラの立ち回りを習得した集団であり、映画作品の中で見栄えのする殺陣の専門家です。決して「ガチ」などとは形容できないはずです。「視覚」重視のアクションという点では大野もJACも一緒ということになってしまいます。そうではなく、「立ち回り=芝居」専門でやっていた大野剣友会、トランポリンなどのスタント専門から入ったJAC、といった「方向性の違い」を説明すべきだと思います。「ガチの体技を正面から見せる王道」なる言い回しは、大野剣友会とJACの違いをうまく言い表せず(あまり詳しく知らないから)、苦し紛れに思いついた言葉のように思えてなりません。

藤岡真藤岡真 2009/11/26 12:56  ずる賢いと申しますか、仮面ライダー、戦隊物フアンにアピールすることだけ考えて書いた文章ですね。内容は二の次、大野幸太郎氏を称え、涙なくして読めないものをでっちあげただけです。
 しかし、大野幸太郎氏の関係者、身内が読んだらどう思うでしょう。澎湃と涙を流し、ああ、唐沢俊一という人はなんて有能でイイ人なのかと思うのでは。そんな中の一人にお礼を言われ「イヤ、お恥ずかしい、アノ原稿は大野さんが亡くなったときに日記に書いたものを書き直したものなんです。それで、原稿の使いまわしだなんていわれてましてね」「まあ、二度もお書きになったのですか。そんな悪口を言うような心無い人のいうことなんか気になさらず、これからも頑張って下さい」。
 一丁上がり。

kensyouhankensyouhan 2009/11/30 16:19 コメントありがとうございます。

>yonocoさん
今月は演劇で忙しかったせいもあるのでしょう。

>冒険風ライダーさん
コミケでお会いできるのを楽しみにしています。
唐沢問題の用語集は「唐沢俊一ワールド案内」にありますが、より充実させる必要がありますね。
http://www27.atwiki.jp/karasawa/pages/13.html

>漫棚通信さん
>伊藤さん
学歴詐称疑惑において重要なのは、「学歴の高さ」ではなく「ウソをついていること」だと思います。「万が一学歴を確認されたらどうしよう」と考えたら怖くてやる気になれないのでは?と思ったのです。あと、鶴岡法斎氏が早稲田で講師をやってましたから、彼に話を聞いた可能性もありますね。

>TDFさん
自分は唐沢俊一は基本的に特撮を見ていないものだと考えています。見ていたら逆に驚くくらいです。

>沈黙の千刊さん
そうやって説明していただけるとよくわかりますね。

>藤岡さん
でも、特撮ファンが読めば「この人本当に詳しいの?」と思いますから。追悼の文章なら「平成ライダー」にイチャモンをつける必要はまったくないはずなんですけど。