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唐沢俊一検証blog

2010-04-11

誰よりもガセを愛す。

21:28

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・初めての方は「唐沢俊一まとめwiki」「唐沢俊一P&G博覧会」をごらんになることをおすすめします。


・前回の記事のタイトルを「韜晦人間」としたら、唐沢俊一スレッド2ちゃんねるサブカル板にこんな書き込みがされていた。

575 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/10(土) 13:25:53 ID:gSGaOK12

ガセ人間第一号に続く怪奇人間シリーズかw

 つまり「盗宝特撮映画」唐沢俊一怪奇人間シリーズは以下のようになる。


韜晦人間』

『異常に敵対人間』

『(他人のネタを)転送人間』

『ガセ人間第一号』


 …ガセ人間は第一号で終わりにしたいな。

 あと、戦隊もので『偽装戦隊ガセイジャー』というのも考えた。フカシック族とユクシック族とタグチランディック族の5人の若者が悪と戦う話。「ネタをパクるは文士の使命!」

(※筆者註 「ユクシ」は沖縄の方言で「嘘」を意味する言葉)

 細かい設定を思いついたら夏コミのおまけとして書いてみるかも。


『空飛ぶモンティ・パイソン』が北海道で放送されていたのか?という問題について。2ちゃん唐沢スレで当時の新聞をチェックした人がいて、このように報告していた。

859 名前:無名草子さん[] 投稿日:2010/01/08(金) 12:13:30

図書館より。

76年11月5日より北海道テレビ(テレ朝系)金曜深夜にたびたび「空飛ぶゲバゲバ」の記述。

夕刊のテレビ欄でもそれ以上の記述無し。これは違うよね?

 この『空飛ぶゲバゲバ』以外に『モンティ・パイソン』らしき番組はなかったということなので、『空飛ぶゲバゲバ』=『空飛ぶモンティ・パイソン』なのか?というのが問題になるわけだ。

 『映画秘宝』1月号で松尾貴史が『モンティ・パイソン』について語っていたので参考資料として紹介しておこう(インタビュアーは秦野邦彦氏)。

―まずは松尾さんとモンティ・パイソンとの出会いからお聞かせください。


松尾 高校生のころ、地元・神戸サンテレビで吹替版を放送していたんですよ。“イギリスのゲバゲバ(『巨泉前武ゲバゲバ90分!』)”って触れ込みで。東京12チャンネル(現・テレビ東京)からの番版だったんでしょうね。

―ちなみに当時関西でパイソンズはどのくらい認知されていたんですか?


松尾 いや、少なくとも僕の周りでは番組を見てる人はいませんでしたよ。そもそもサンテレビUHF局だしコンバータ付けないと見られなかった時代ですから。この仕事を始めてから、意外と仲間はたくさんいたんだということがわかったときは嬉しかったです。

 補足しておくと松尾貴史1960年生まれ。

 唐沢俊一に有利な材料としては、モンティ・パイソン』と『ゲバゲバ90分』は当時確かに関連づけられていたということだ。『空飛ぶモンティ・パイソン“日本語吹替復活”DVDボックス』のブックレットP.96には『読売新聞』1976年4月9日のテレビ欄が載っているのだが、そこでも「一口で言えば英国BBC放送が製作した“ゲバゲバ90分”」と紹介されている。だから、『空飛ぶゲバゲバ』=『空飛ぶモンティ・パイソン』の線は有り得るのではないだろうか。

 余談だが、前出のブックレットには1977年に行われた番組制作者へのインタビューが載っていて、このようなくだりがある。P.101より。

(前略)日本テレビプロデューサーに井原さんという人がいて、彼はお笑い番組にかけては日本で1,2と言われる人で、彼は12チャンネルが目をつける前に『Monty Python』を見て興味を示した。しかし、あのお笑いはまだ日本には受け入れられないと考え『ゲバゲバ90分』を作った。つまり『ゲバゲバ90分』の根底には『Monty Python』があるわけで、あれと『Monty Python』が似ているという声があっちこっちであがるのもムリのないこと。

 「井原さん」というのは井原高忠プロデューサーのこと。

 でも、これは事実誤認である。『モンティ・パイソン』のイギリスでの初放映が1969年10月5日、『ゲバゲバ90分』の初放映が1969年10月7日、つまり2日違いなので、『モンティ・パイソン』をチェックしてから『ゲバゲバ90分』を作ることは不可能だ。…まあ、当時はモトネタだと思われてたってことなんだろうけど、ブックレットではちゃんとフォローされていないので一応指摘しておく。なお、『ゲバゲバ90分』と『モンティ・パイソン』の関係については「路傍亭@はてな」も参照されたい。

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やべえ。思いのほか似ている。っていうか今でも十分面白い。

D

やべえ。ゴールディ・ホーンがかわいい。


 一方、唐沢俊一に不利な材料としては、松尾貴史が語っているように放映当時はファンがそんなにいなかったということ(DVDボックスのブックレットにも同じようなことが書かれている)。唐沢俊一は一体いつ『モンティ・パイソン』を見たのだろうか。それを調べるために最終的には北海道テレビに連絡を取らなきゃいけないのかなあ。でも、前回のくりかえしになるけど、唐沢俊一が『モンティ・パイソン』についてそんなに詳しくないのではないか?という疑惑の方がもっと重要な気もする。

 個人的なことを書いておくと、自分はNHKで深夜放映されているのを見て『モンティ・パイソン』の(ウスい)ファンになったクチ。一緒に見ていた妹が「バカ歩きの人がカッコいい」と言ってたっけ(デニス・ムーアも好きらしい)。

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初見の時激しく笑った。


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なぜ宇宙人は地球に来ない? (PHP新書)

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井原高忠 元祖テレビ屋ゲバゲバ哲学

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yonocoyonoco 2010/04/11 22:59 今のままだと第二のガセ人間が…(゜o゜)

モンティ・パイソンがわからない(T-T)ので小ネタでした。申し訳ありません(-_-;)

お邪魔しますお邪魔します 2010/04/12 00:07 昨日、ここ一気読みしました。面白いですね。
さて、「モンティパイソン」ですが、放送当時、私、高校3年生。ぜんぜん、見てませんでした。
クラスで1人、見ている人がいて、その人はすごくはまったみたいです。
そいつに勧められて何人か見た奴もいたようですけど、それも1回だけでファンにはならなかったようです。
当時は、そんな感じで、あまり一般的に人気を博した番組ではなかったと思いますよ。

岸田裁月岸田裁月 2010/04/12 00:43 『ゲバゲバ90分』はアメリカの『ラフ・イン(Laugh-In)』の影響下に作られたことは間違いありませんが、『空飛ぶモンティパイソン』はむしろスパイク・ミリガンの『Q5』の影響が大きかったことがテリー・ジョーンズにより語られています。
(以下『モンティ・パイソン・スピークス!』イースト・プレス刊から抜粋)

「ある日、スパイク・ミリガンの『Q5』を見てしまったんだ。『ミリガンの野郎! やっちまいやがった!』と思ったよ。彼は、1つのスケッチが始まったかと思ったら、あっという間に別のスケッチになるような番組を作ってしまったんだ。何もかもが、何のルールもないままに流れてゆく。彼のやっていることに比べると、オレたちが書いていた起承転結がある3分間のスケッチや、その他、30秒の暗転の間にジョークを一発飛ばすなんてのも、英国の古典的なスタイルに過ぎないと思えてしまうんだ。ミリガンは、この革新的なスタイルでもって、周囲に影響を与えまくった。そして、まったく前例のないことをしまくったんだ」

そこでテリー・ジョーンズが考案したのが、ミリガン風にオチ(パンチライン)をなくして、その隙間をテリー・ギリアムのアニメで繋ぐ、という手法だったというわけ。スパイク・ミリガンがいなければ『空飛ぶモンティパイソン』は存在しなかったのです。

スパイク・ミリガンは我が国ではあまり知られていませんが、かつてのピーター・セラーズの相棒で(『グーン・ショー』)、パイソンズの師匠として映画『マジック・クリスチャン』や『ライフ・オブ・ブライアン』『イエローベアード』(脚本・主演はグレアム・チャップマン)に出演しています。

nyannnyann 2010/04/12 06:53 美女(トテカワさんとか)と韜晦人間かと思っていたけど、さすがですねw

1976年で「空飛ぶゲバゲバ」っていうと、何となくやっぱりモンティパイソンだったような気がしますが、
でも東京のテレビ欄にそんなこと書いてあったかなあ。当時自分は高1だったと思いますが、何でこれを見始めて
夢中になってたのか良く覚えてないです。声優目当てかな?ゲバゲバみたい、でも全然違うよって話も友達としていたような記憶が。

サンテレビ視聴地帯では人気がなかったんですかねえ。東京でもそんな爆発的な人気ってわけでもなかったけど。
でも、松尾貴史がそれを見ていたって話は、その後大阪で伝説のギャグ番組『どんぶり5656』が登場したのを
思うと感慨深いものがあります。西川のりおの夜はまっすぐとかテレビは家具だとか、モンティパイソンの
ちょっと怖いコントを見るみたいな、すごいシュールさを感じました。キッチュもあの番組では怖かったしw

O.L.H.O.L.H. 2010/04/13 02:10 >「路傍亭@はてな」も参照されたい。

 傍見頼路、裏亭のマイミクで、かつての「一行知識掲示板」の常連です。

通る人通る人 2010/04/13 06:22 偏見なのはわかってるんですが、「裏亭のマイミク」「一行知識掲示板の常連」ってだけで、
どんだけ駄目な人なんだと思ってしまいますね。
その傍見頼路って人も、ガセパクリは見抜けないわ、
変な理屈で唐沢を擁護するわ、自己顕示欲は強いが実力はないわ、
唐沢と一緒になって他人の誹謗中傷を平気でするわ、
他人を攻撃するときは威勢がいいのに、いざ正面から議論になると
コレハコレハと逃げてしまうわ……という人格に思えてきてしまいます。
もちろん偏見ですけどね。

でも、こういう偏見を拭い去るには、裏亭の日記を2ちゃんねるに貼ってみるとか、
唐沢批判を書くとか(「花とみつばち」さんはやりました)、唐沢の帽子を奪うとか、
いろいろ努力してみるしかないと思いましたwww

kensyouhankensyouhan 2010/04/13 18:08 コメントありがとうございます。

>yonocoさん
「これでガセ人間は滅びましたね」
「いや…、出版業界が反省せぬ限り、いずれ第二、第三のガセ人間が…」

>お邪魔します さん
自分はリアルで『モンティ・パイソン』ファンと会ったのは岸田さんと猫八さんが初めてですね。それまで「実在するのか?」と思ってました。

>岸田さん
『グーン・ショー』はよく例に出されますね。実は『オタク論!』で唐沢俊一が『モンティ・パイソン正伝』にある『グーン・ショー』の話をしているのですが。

>nyannさん
山田さんは「トテカワ」と呼ばれて無闇にハードルを上げられてしまったような。唐沢俊一の「非モテ」ぶりが伺えます。

>O.L.H.さん
ああ、「常連」って実在したんですね。

>通る人さん
唐沢俊一の「おかしさ」に気づかなかった、というのは仕方がないと思うんですけど、気づきながらまだ唐沢を庇っている人が少なからずいるのが問題でしょうね。