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唐沢俊一検証blog

2010-11-19

専攻少女。

14:11

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karasawagasepakuri@yahoo.co.jp



 唐沢俊一が原作を担当したマンガ『復讐医バロン』(作画・新巻ゆたか/学習研究社)には唐沢のプロフィールが載っている。

1958年生まれ。双子座AB型というヒネクレた星と血のもとに性格が決定する。二ついった大学のそれぞれの専攻は英国ゴシック文学と製薬学B級映画貸本怪奇マンガをこよなく愛し、落語立川談之助快楽亭ブラックのファン。さらに過激お笑い集団“大恐慌劇団”、悪趣味ノイズバンド“スカラベ地蔵”のタニマチにして、現在、ニフティ・サーブのコメディフォーラム“裏モノ会議室”主催者。トンデモ本研究の元祖“と学会”運営委員。

……本書『復讐医バロン』は、これら作者のカルトな趣味を全部詰め込んで完成した作品であります。(以下略)

 これで唐沢俊一が大学で何を専攻していたのかわかった。


青山学院大学文学部英国ゴシック文学

東北薬科大学=製薬学


というわけだ。もちろん卒論英国ゴシック文学にまつわるものなんだろうから、ハッキリ言ってくれればいいのに(詳しくは4月9日の記事を参照)。まあ、「二ついった」と書いてあっても「出た」とは書かれていないのは気になるが…。

 そのほか、「大恐慌劇団」については三本美治氏のインタビューを参照。「スカラベ地蔵」は鶴岡法斎氏がやっていたバンドらしい。


 なお、唐沢によるあとがきに気になった部分があったので取り上げておく。

 バロンという名前は、もちろん“バロン・フォン・フランケンシュタイン”から取ったものだが、キャラクターの設定に関しては、

ハーバード・ウエストとブラック・ジャック山田風太郎を足して三で割らない感じの人物」

というイメージでいった。

 ハーバート・ウエスト」Herbert West)。『古本マニア雑学ノート二冊目』(ダイアモンド社)でも「ハーバード」となっていたから誤植ではなくカンチガイして覚えているのだろう。なんで山田風太郎マッド・サイエンティストにされているのかよくわからないけれど(「風太郎忍法帖」と書きたかったのか?)。

 ちなみに、「バロン・フォン・フランケンシュタイン」に関して、「漫棚通信」さんが疑問を呈したら唐沢俊一がメールを送ってきたとのこと。


 『復讐医バロン』のオビには岡田斗司夫が推薦の言葉を書いている。

唐沢俊一と言えば脳天気教養モノ、とだけ思い込んでいるアナタ、この『復讐医バロン』を読んでごらん。薄幸の少女たちと、謎の医者。唐沢原作ものってストーリィ中に必ずキャラクターの交錯があって、そこにドラマが発生している。ドロドロのグチョグチョ話に見えて実は“本格ロマンス”なのだ。他に日本でコレやっているのは全盛期の黒沢だけですよ!

 …いくらなんでもホメすぎだろう、と笑ってしまったのだが、「あれ?」と思ったのは「ストーリィ」という唐沢俊一独特の言葉遣いがあること。岡田斗司夫はふだん「ストーリー」と書いているはずなのだが。…まさか、『星を喰った男』の池部良と同じパターン? 


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二毛猫二毛猫 2010/11/19 16:30 >二ついった大学のそれぞれの専攻は英国ゴシック文学と製薬学
>東北薬科大学=製薬学
東北薬科大学薬学部製薬学科に入学したとの意味でしょうか。
(何かの分野を“専攻”する段階まで大学にいたのかどうか怪しい気も……)

>ハーバート・ウエスト
これは私も勘違いして覚えていました(笑)。

藤岡真藤岡真 2010/11/19 17:14 >山田風太郎がマッド・サイエンティストにされているのかよくわからない

 山田風太郎は東京医科大学の学生だったので、マッド・ドクターのつもりなのでは。

どうでもいいことどうでもいいこと 2010/11/19 19:59 > “バロン・フォン・フランケンシュタイン”

映画だと普通は「バロン・フランケンシュタイン」。「フォン」は入りません。
というか「フォン・フランケンシュタイン」は「家名」なので「バロン」は付かない。
「バロン・ヴィクター・フォン・フランケンシュタイン」なら個人名なのでOKだが。
でも結局「バロン」は「称号」なので「名前はバロン・フランケンシュタインから取った」というのは笑い物でしかない。

yonocoyonoco 2010/11/19 21:30 このプロフィールの記述を信じるとすると青山学院大学は「文学部英米文学科」が正しい感じですね
しかしそれにしては英語が出来ないのがおかしいけど…
あ、だから中退なのか(--;)

トンデモブラウトンデモブラウ 2010/11/19 22:11 「バロンという名前」…Call me taxi!を思い出しました。
次回作の主人公は、カウント・ドラキュラから取って「カウントという名前」でお願いします。>俊ちゃん

shimojoshimojo 2010/11/19 22:20 あれ? 弟さんは「ハーバート西」と正しく覚えていたはずですが……。

アイゴールアイゴール 2010/11/19 22:24 「バロン(・ヴィクター)・フォン・フランケンシュタイン」はハマー映画の中でのフランケンシュタインの呼び名です。
http://en.wikipedia.org/wiki/Baron_Victor_von_Frankenstein

ちなみにフランケンシュタインは(少なくともメアリ・シェリーの原作小説では)医学専攻ではないのでハーバー「ト」・ウエストやブラック・ジャック、山田風太郎と並べるのはいかがなものかと。
この「ちなみに」は許されますかね。

NNTNNT 2010/11/19 23:52 >唐沢俊一と言えば脳天気教養モノ
今となっては、かなり虚しい。
バロンというと、ペリーヌ物語の犬のキャラクター名とマンガ家のバロン吉元を思い出します。

altnkaltnk 2010/11/20 00:55 >バロンという名前は、もちろん“バロン・フォン・フランケンシュタイン”から取ったものだが

バロンを名前と思っているの?いやいや、まさか、いくらなんでも。

foobarfoobar 2010/11/20 01:00 >バロンを名前と思っているの?いやいや、まさか、いくらなんでも。

バロン吉元あたりと混同してたりしてw

栃尾ジョー栃尾ジョー 2010/11/20 12:58 ここまで「バロン西」無し

>英国ゴシック文学

読者の数が少なそうな分野を選んで嘘をついているだろ、これは。
サリンジャーについて語って馬鹿さ加減を曝した時も「専攻は英国ゴシック文学なので」と言って逃げればよかったのにね。

栃尾ジョー栃尾ジョー 2010/11/20 12:58 ここまで「バロン西」無し

>英国ゴシック文学

読者の数が少なそうな分野を選んで嘘をついているだろ、これは。
サリンジャーについて語って馬鹿さ加減を曝した時も「専攻は英国ゴシック文学なので」と言って逃げればよかったのにね。

O.L.H.O.L.H. 2010/11/20 21:09 >この『復讐医バロン』を読んでごらん。

 この「○○してごらん」という言い回し、唐沢がちょくちょく使います。

マンクいうの助マンクいうの助 2010/11/20 22:54 >英国ゴシック文学

英国発祥の文芸ジャンルである Gothic Romance にわざわざ「英国」つけませんよね普通。

altnkaltnk 2010/11/21 00:54 専攻"英国ゴシック文学"。ありえん。せいぜい卒論でしょ、イケズだなあ、皆さん(w。

kensyouhankensyouhan 2010/11/21 02:03 コメントありがとうございます。

>二毛猫さん
東北薬科大学は3年途中で辞めてますから、専攻まで行ってないかも。

>藤岡さん
風太郎さんは医者としてはヘンな人ではないでしょうし。

>どうでもいいことさん
男爵=フランケンシュタインというイメージもありませんからね。
だから、漫棚通信さんの疑問はもっともなことなんです。わかりづらいネーミングをする唐沢がいけない。

>yonocoさん
“Full metal jacket”=軍用ジャケット事件が遠い遠い昔のようだ…。

>トンデモブラウさん
フランケンシュタインにちなむのなら「復讐医ヴィクター(ヴィクトル)」なんじゃないかなあ。

>shimojoさん
弟は弟、兄は兄。

>アイゴールさん
脱線することに問題はありませんが、事実誤認とか長文とかは問題になってしまうかも。

>NNTさん
そーゆーイメージを持たれていたのでしょうか。

>altnkさん
『フランケンシュタイン』や『ドラキュラ』ならアリなんじゃないですか。SF専攻とかファンタジー専攻とかあるんでしょうか。

>栃尾ジョー さん
男爵ディーノ、ミュンヒハウゼン男爵もなし。

>O.L.Hさん
オビの代筆はよくあることなのかもしれませんが(小林よしのりが宮崎哲弥を批判してましたけど)、内容が内容だけに。

>マンクいうの助さん
やはり英国は鬼門。