Hatena::ブログ(Diary)

唐沢俊一検証blog

2011-06-22

「と学会」で聖者になるのはたいへんだ。

16:00

常識人であれば十分ですよ。



6月17日の記事

ブログでは唐沢氏をはじめとした関係者の個人情報は掲載されていないはずですが、問題のある情報があればしっかり対応するのでお知らせください。

と書いたところ、山本弘会長から「“個人情報を持っていない”と書いていないからますます不安になった」といったご指摘がありました。自分の言葉が足りなかったせいで、同様の不安を抱えている関係者がいるといけないのではっきりと書いておきます。


自分は「と学会」の関係者の方の身元を特定し得る情報を一切知りません。


今のところ、山本会長と芝崎淳氏以外に個人情報に関する問い合わせはありませんが、もし不安に感じられている方が他にもいらっしゃれば、当blogまでご意見をお寄せください(下の方にメールアドレスがあります)。お待ちしています。


唐沢俊一公式サイトで「日本トンデモ本大賞2011」の投票結果を発表しているが、あれ、『新・UFO入門』が…?(山本会長のブログと比較してみよう) まあ、他にも抜けているものがあるから偶然なんでしょう。8月の札幌での講演会もできれば行ってみたいなあ。やっぱり、検証が終わるまでに一度は札幌に行っておきたい。


トンデモ本の大世界』アスペクト)を読んだ。…えーと、これは発売日(6月18日)以降に書店で買ったんだけど、感想を書いても大丈夫だよね?

 山本会長の前書きによると、この本は「初心者にもわかるトンデモを目指しているそうで、確かにその通り「トンデモ」の基本的な情報が網羅されている。だから、マニアには物足りなく感じられるかもしれないが、初代『トンデモ本の世界』から既に15年以上経過していることを考えると、あらためて入門編をやる意義は決して小さくない。

 ゲストの寄稿も面白くて、特に巻頭の西原理恵子のマンガは必読。唐沢俊一に「鳥」扱いされて入会できなかった高須克弥院長が「と学会」を冷静に観察しているのも面白い。一体どっちが「鳥」なのか。大槻ケンヂには『トンデモ格闘技本の世界』をいつか書いてほしいものだ。オーケン吉田豪さんが組めば『トンデモミュージシャン本の世界』もいけるのでは。

 気になった点をいくつか挙げておくと、まず20周年記念本なのに植木不等式の名前がまったく出てこない(岡田斗司夫の名前は1か所だけ出てくる)。こないだのイベントでも話題にのぼらなかったしなあ。「と学会」にかなり貢献している人だと思うのだけど。それから、巻末(P.297)に載っている志水一夫のプロフィールに

科学的データを元にオカルトを否定しつつ、レイキを信じるなどバリバリのビリーバーでもあった。

とあった。山本会長もブログでの志水氏の追悼文でそのことに触れているが、これは志水氏の生前から公にされていたことなんだろうか、と少し気になった。

 

 さて、この本を読んでいると実に複雑な気分になってしまった。何故なら、と学会」と自分のやっていることにさほど差があるとは思えないからだ。山本会長は前書きで次のように書いている。P.3〜P.4より。

 僕たちは「と」を見つけ出し、ウォッチングし、笑って楽しもうという趣味の団体なのです。

 また、僕らの目的はオカルト思想を撲滅することではありません。オカルトのすべてがトンデモというわけではありませんし、オカルトでなくてもトンデモはたくさんあります。バードウォッチャーが鳥の絶滅を望まないように、僕たちは「と」をこよなく愛しているのです。

 もちろん、愛しているからといって無条件に擁護はしません。鳥の中には人間に害を及ぼすものがあるのと同じで、「と」の中には明らかに有害なものもあります。まともな学問を妨げたり、健康を損ねたり、悪質なデマで無実の人を中傷したり……そうした有害な「と」に対しては、びしばしと批判させてもらっています。

 「と学会」の活動の目的にトンデモを笑って楽しむ」のとトンデモを批判する」のがあること、ここは重要な部分である。複数の目的を持って活動するのは意外と難しいもので、他ならぬ自分自身も唐沢俊一の活動を検証していくうちにそれを実感することがある。基本的には「唐沢のしょうもない行動を見守る」立ち位置なのだが、数々の盗用や伊藤剛さんを中傷した件などはマジメに怒った方がいいのか?と思うし、個人的な事情としても好きな作品について適当なことを言われたり若いオタクを貶めるような言動にはどうしても感情的になってしまう部分はある。自分としては検証の目的を無理に決めることなく唐沢に関係する問題は可能な限り取り上げるようにして(関連性の低い話題から意外な方向につながっていくこともあって面白い)、その一方でそれぞれの検証が矛盾することがないような方向を模索しているのだが、なかなか難しい。だから、「と学会」の活動が実は結構難しいものだということは実感として理解できるし、「と学会」に問題点があるとしたら、2つの目的が上手く共存できていないことにあるのではないか?と思う。まあ、100人以上の会員をまとめるのは難しいんだろうけどね。それにしても、唐沢俊一東浩紀の本を2度にわたって「トンデモ本」として取り上げた(『唐沢俊一検証本VOL.4』を参照)のは「笑って楽しむ」にしろ「批判する」にしろ、はたして適切と言えるのか、疑問が残る。あと、「悪質なデマで無実の人を中傷」というと、多くの方が“mindy9”事件を思い出すはずだが、山本会長の考えでは伊藤さんは「無実」ではないのだろう。ついでに書いておくと、「日本トンデモ本大賞2011」の投票結果について2ちゃんねる芸能ニュース速報+板にスレッドが立ったのだが、その中で「どうして『もしドラ』を取り上げないのか?」というレスがいくつかあったのは面白かった。確かにそれは気になった。


 『トンデモ本の大世界』で唐沢俊一「人はなぜトンデモにハマるのか」「世の中を騒がせたトンデモ人物列伝」を担当している。「トンデモ人物列伝」の参考文献の多さには驚かされるが(いいことです!)、「人はなぜトンデモにハマるのか」では「人間には“トンデモ”を信じてしまう能力がある」という『新・UFO入門』の延長線上にある話が展開されている。その中に次のようなくだりがあった。P.237〜P.238より。

 私が仲間たちとと学会を立ち上げて一、二年たった頃、あるベテラン出版人に言われたことがある。

「カラサワくん、オカルト否定団体に入ってるんだって? やめた方がいいと思うがねエ」

 どうしてですか、と私が訊くと、彼は何人もの先例を思い浮かべるような目を天井に向けて、「人を罵倒する文章を書いていると、不思議なことに全く関係ない分野のものであっても、文章力が目に見えて落ちていくんだよ」と言った。

なぜ、人を罵倒していると文章力が落ちるのか。

 それから何年かしてやっと得た答えが、「罵倒は相手の思考・存在への徹底的な拒否であり、それは要するに、心の余裕のなさを表している」からではないか、ということだった。文章というものは、正確さだけを尊ぶものではない。むしろ、正確なだけの文章は無味乾燥になりがちである。世界が内包しているさまざまな要素、それには時に相反するものもあるだろうし、互いに矛盾するものもあるだろう。それらを取捨選択し、合わないものを取り捨てるだけではなく、これも世界の構成要素であると受け取り、自分の意識の中に共存させることが、心の余裕というものであり、その余裕が文章にみずみずしさをもたらすのではないかと思うのである。不正確だが興味深い情報あり、間違っているが面白い知識あり、世の中は複雑なのだ。

 「人を罵倒していると文章力が落ちる」、これは事実だと思う。日垣隆もその一例だろう。哲学俺がいつもウケを狙ってしょうもないダジャレを書いていたのは正しかったんだな、うんうん。…それは冗談だが(目は笑っていない)、文章を書くうえで常に読み手の存在を考えないといけないのは確か。気を付けよう。

 そして、残念なことに上の文章を書いている唐沢俊一も罵倒をくりかえしたせいで文章に影響を受けたものと思われる。OLD PINK氏への罵倒を見てもちょっと…。「と学会」にも言えることだが、「言っていることは正しくても実際の行動には問題がある」というのは本当に困る。同じように「芸」や「キャラ」として「鬼畜」をやっているつもりでも、いつの間にか本体にまで「鬼畜」が染み込んでいってしまうのではないか。

 それから、唐沢俊一ガセビア「不正確なうえに興味を持てない/間違っているうえに面白くない」ので、「捨」を選択しても一向に問題はない。

 

 もうひとつ気になった部分。P.239にはオウム真理教の信者に科学畑の人間がいたことについて次のように書かれている。

 受験戦争で勝ち上がってきた世代(多くのオウム信者の世代)には、心に遊びしろを持つ余裕がなかったのではないか。ひたすらに実験データと数字という形而下の世界で生きてきて、ふと心に空虚感を感じたとき、それを埋めてくれるものを求めようとして、オウムの唱える教義に、すっぽりと全身をとらわれてしまったのだろう。

 空にUFOを見ることを、耳に霊の声を聞くことを、私は決して否定しようとは思わない。否定するも何も、人間は最初からそのような能力を持って生れているのだ、と思っているから。

 ただ、それを心の片隅でなく、すべてに満たしてしまったとき、他の物を心に入れる余裕がなくなったとき、人はトンデモにハマる。

 「形而下」の使い方はこれでいいのかな。やっぱりついつい世代論をやってしまうんだなあ。「何故オウム信者になったのか?」について、もう少し深く考えた方がいいようにも思う。「実験データと数字」と「オウムの教義」はどこが違うのか。

 どの世代でも、科学的知識があろうとなかろうと「トンデモ」にハマるときはハマってしまうのだろう。自分も唐沢俊一という「トンデモ」に余裕を持って接していきたいものだ。くれぐれも「自分だけは大丈夫」と思ったりしないようにしよう。



 「と学会」については、夏に出す予定の本の中で自分なりに総括しておこうと思います。彼らの活動の良い面から、そして問題のある面からも多くを学んだので。

D

デヴィッド・ボウイもカバ−している。


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粗忽亭主人粗忽亭主人 2011/06/22 17:08 どこにだったかはすぐには思い出せないのですが(たしか「トンデモ本の世界」シリーズのどれかだったような気がします)、志水さんはレイキを信じていることをみづから書いていました。また、Wikipediaの「志水一夫 (作家)」の項にも

> トンデモ本シリーズなどのオカルト批判で有名であるが、その一方でレイキ・催眠療法・飲尿療法などのオカルト的要素のある民間療法を信奉しており、自ら実践したり自分のメールマガジンやホームページでこれらを紹介するに留まらず、それらの療法を行う団体の役員も務めていた[6]。

との記載があります。
また、「トンデモ本の世界」シリーズのどれだったかには、“マザーテレサのペンダントは安いけど、どんなパワーストーンよりも効く、にぎっているとパワーを感じる”というような趣旨のことを書いてもいました。
よって、志水さんがビリーバーでもあるということは生前から公にされていたと言ってよろしいかと思います。

> 同じように「芸」や「キャラ」として「鬼畜」をやっているつもりでも、いつの間にか本体にまで「鬼畜」が染み込んでいってしまうのではないか。

「習慣は第二の天性なり」と申しますからね。

NNTNNT 2011/06/22 18:35 オカルトとか宗教とか陰謀論とか、どんなに整合性にボロが出ようが、人は自分が納得してしまう考え方に落ち着くだけと思います。
実際に犯罪とか人の生き死にを左右しない限り、人には思想の自由があるのでいいじゃんと、
この間の『トニー賞』のテレビとか、アメリカのヴァンパイヤドラマとか見て思ったりします。

桃李庵主人桃李庵主人 2011/06/22 22:57 「上司が出世しないと自分も出世しない」から「部下」は殴り込みとか恫喝とかするのでしょうか。
最大のお客さんは自分の批判者である、とは言えそうだ。

ラーオラーオ 2011/06/23 00:27 今はもう失われてしまったようですが、志水さんのHP(と言っても、大リンク集のようなサイトでした)でもレイキについてのリンクが貼ってありました。
どこで見たかわたしも忘れてしまいましたが、レイキについてはご本人が公言されていましたよ。

伊藤 剛伊藤 剛 2011/06/23 07:13 そうか、山本弘さんからはぼくは「無実」ではないと考えられていると推測されるのですね。
そのあたり、もう少し詳しく説明していただけると助かります。夏コミで本人に直接尋ねてみてもよいのですが……。
あの一件の直後に、眠田さんこと太田宏一朗さんの名前がJAniCAのメールから消えたという話も確認してみたいし。。。
とはいえ、今年の夏休みは忙しくなりそうなので、そもそもコミケに行けるかどうか微妙なんですが。

藤岡真藤岡真 2011/06/23 12:09 偉そうなことを書かせていただきます。
それは、オカルトとか疑似科学を笑い飛ばすには、それなりの科学知識があり科学的な思考ができるという資格が必要だということです。そうした意味では唐沢はゼロ(マイナスか)、志水も怪しい、山本会長もときどきボロがでるといったところでした。永瀬とか皆神とかまともな方もいましたが。
疑似科学をきちんと検証し誤りを指摘するのは意義があることと思いますが、それを笑いものにすることに意味があるのか、そうしたことをしている人間にその資格があったのか、という意味では「と学会」はかなり危うい団体だと思います。

>数々の盗用や伊藤剛さんを中傷した件などはマジメに怒った方いいのか
 なんて言葉がなんで今頃出てくるんでしょうか。

おおくぼおおくぼ 2011/06/23 12:17 『トンデモ本の大世界』では、荒俣宏さんが唐沢俊一さんとの好意的な交流を書いていて微笑ましいです。
他の「と学会」の人も見習うべきでは?

『トンデモ本の大世界』の「と学会」の設立当初の説明に唐沢俊一さんの名前が出てこないのは何故だろう?
設立当初は無関係だったのか、あるいは大した役目を果たしていなかったのかな?

foobarfoobar 2011/06/23 19:36 >設立当初は無関係だったのか、あるいは大した役目を果たしていなかったのかな?

※諸説あります

おおくぼおおくぼ 2011/06/23 19:52 訂正
藤倉珊の文章には唐沢俊一さんの名前が出ていました。
ただ、唐沢俊一さんが「と学会」の設立に関わったかどうかはわからない記述ですけど。



山本会長の序文とあとがきを読むと、唐沢俊一さんの存在は無視というか棚上げしているとしか思えない。
高須院長のインタビューに唐沢俊一さんの話が出てきて、唐沢俊一さんはブーメランの天才だと再確認できました。

foobarfoobar 2011/06/23 20:10 ちなみに、唐沢俊一ご本人は、2006年6月22日放送のTBSラジオ「コラムの花道」に出演した際に、こんな風に語っていました。
-------------------------
一番最初はですね、SF大会っていう、まあSFファン達が集まって一年に一回いろんな所で開催する会があるんですけど、そこで「トンデモ本大賞」というのを今年やろう、という企画が最初に立ち上がったんですね。

そこで山本弘さんとか僕だとか、そういう人間が集まってですね、「トンデモ本大賞第1回」を選出したんですよ。で、これが凄くウケた。ウケたということで、これを一回で終わらすのは勿体無いから、来年以降も続けていったらどうだろうかという声があって、じゃあそれを、トンデモ本大賞を運営する会を作んなくちゃいけないなあ、ということで「と学会」ができたということです。最初はトンデモ本大賞ありきだったんです。

おおくぼおおくぼ 2011/06/23 20:53 foobarさんへ

『トンデモ本の大世界』には、唐沢俊一さんが「と学会」設立に関して果たした役割が書いてないので、もし関わったのなら、どうして書いてないのだろう?という疑問が生じました。

例えば、唐沢俊一さんがアニドウで、どういうことをしていたかもよくわからないし。

無力無力 2011/06/24 10:10 >「“個人情報を持っていない”と書いていないからますます不安になった」
 無茶な言いがかりとも取れますが、むしろこれは投射なのではないでしょうか。
例えば、やたらと他人を攻撃したりバカにしている人の罵詈雑言が、実は叫んでいる御本人にぴったり当てはまってしまうというあの心理。いわゆるブーメランを生み出す心の動きです。
そもそも、
>芝崎氏がこちらの個人情報を知っていることをほのめかして(『スコ怖』検証延期のお知らせ。)
>実は訴訟や探偵をちらつかせられることはこれまでにもありました。(大節電。)
とありますとおり、論に対して論で応ずるのではなく、あろうことか相手の身辺に探りを入れて個人情報を獲得しようとしている人たちと近しいわけですから。

 それから、
>「“唐沢俊一検証blog”の管理人に煽られた人間が唐沢俊一を刺しに行く」(大節電。)
ですが、とにかくkensyouhanさんを“わるもの”にしたくてしたくてたまらない願望が産み出した言葉のように思われます。
そういうことが思い浮かぶだけではなく、実際に発言までしてしまう人がどのように見られるかを考えれば、逆効果なのですが。
見る人は見ています。後世の人たちも。

toorisugaritoorisugari 2011/06/24 12:37 >kensyouhanさん
>「と学会」の活動の目的に「トンデモを笑って楽しむ」のと「トンデモを批判する」のがあること、ここは重要な部分である。
>と学会」に問題点があるとしたら、2つの目的が上手く共存できていないことにあるのではないか?と思う。
>「言っていることは正しくても実際の行動には問題がある」

と、指摘なされたことに、成る程と思いました。
山本さんは以前、信念を簡単に変えるのは良くないと仰っていましたが、
矛盾が生じて葛藤することも、必ずあると思います。

おおくぼおおくぼ 2011/06/24 21:18 唐沢俊一さんの観察眼が素晴らしさが伺える文章か?

>一概に言って、トンデモを信じている人と、トンデモを徹底的に否定しまくる人物とを比較すると、人格的に問題があるのは後者の方に多かった気がする。

『トンデモ本の大世界』237頁 



ところで、ゼカリア・シッチン(257頁)が「イスラエル生まれではない」ことは、唐沢俊一さんの好きなウイキペディアに書いてあるし、「トンデモない一行知識の世界」でも親切に間違いを指摘してあったのに、読んでいないのだろうか?

栃尾ジョー栃尾ジョー 2011/06/25 11:56 >僕たちは「と」を見つけ出し、ウォッチングし、笑って楽しもうという趣味の団体なのです。
>まともな学問を妨げたり、健康を損ねたり、悪質なデマで無実の人を中傷したり……そうした有害な「と」に対しては、びしばしと批判させてもらっています。

これって山本会長&「と学会」だけに許された行為じゃありませんよね?
山本会長に挨拶した上で「と学会」に上納金を納めないとやってはいけないとかではないですよね?

他者の考えを笑い続けて全てを相対化した気になった果てに、最後に残った「と学会」という信仰を笑えなくなった人達に訊いて答えてくれるだろうか?

kensyouhankensyouhan 2011/06/25 21:54 コメントありがとうございます。

>粗忽亭主人さん
>ラーオさん
こういうサイトもありますね。なるほど。
http://www.pureness.co.jp/e_search/pro/detail.php?id=11

>桃李庵主人さん
芝崎氏個人の行動ですから。

>伊藤さん
要するに山本会長は「伊藤さんにも落ち度はある」とお考えのようです。
メーリングリストの件でメールをやりとりしたときに、会長は眠田氏の発言はよくないと認めながらも、「“と学会の陰謀”を主張するのは見当違い」「わざわざプロバイダーに発信者の確認をしているのがおかしくて笑ってしまった」と伊藤さんにも責任があるかのようなことを同時に書いてきました。
どうも会長は不利な立場に立たされた時に「相手にも落ち度がある」と主張する癖があるようで、芝崎氏の件についてメールで尋ねた際に「あなたと芝崎氏の行動はイコールに見える」と返答してきました。さすがにどうかと思ったので「ぼくが個人情報をタテに“と学会”の関係者を脅迫したことがありましたか?」と質問しましたが、今のところ会長から返答はありません。

>藤岡さん
「と学会」にはいくつか転機があったかと思いますが、『トンデモ本の世界R』で山本会長が小林よしのり『戦争論』を批判したのもそのひとつだったと思います。『戦争論』にはたくさんの誤りがあると指摘されてますが(消印所沢さんが詳しいはず)、当時自分も「会長は歴史に詳しかったっけ?」と不思議な感じがしたものです。その後『神は沈黙せず』の中で南京大虐殺の話題が出てきたりするのですが。
また、知識だけでなくスタイルの問題もあるかと思います。山本会長はこの間の「トンデモ本大賞」で副島隆彦の文体のカッコよさを評価していましたが、会長のトンデモ批判も「カッコいい」と思います。悪く言えば「余裕がない」ということなんでしょうけど、切羽詰まった感じがカッコよさにつながっているのが難しいところです。
盗用や伊藤さんの中傷に関しては記事の中で感情的な表現をしてしまうことがたまにあります。その後、「検証している人間が怒ってしまっては読者が引いてしまう」と反省するのですが、「書き手が感情を率直に表現した方がより効果的に伝わるのではないか」とも考えられるわけで、表現に関してはいまだに考えさせられます。

>おおくぼさん
ご指摘を受けて気づきましたが、『トンデモ本の大世界』のゼカリア・シッチンのくだりは「裏モノ日記」をベースにしてますね。

>foobarさん
いずれ作成する予定の「唐沢俊一年譜」も「※諸説あります」が多くなるのだろうか。

>無力さん
相手を悪者にする思考法は「と学会」として問題があるような。

>toorisugariさん
葛藤の末に正解にたどりつくわけでもないのが残念なところ。

おおくぼおおくぼ 2011/06/25 22:53 『トンデモ本の大世界』のゼカリア・シッチン解説で思ったのは、「と学会」の校正担当者は何をしているんだろうか?ということです。
唐沢俊一さんの文章を掲載する危険性を知っていながら、校正をしなかった・・・とは思えないんで。
青山大学文学部英文学科卒(?)で、「と学会」でもアメリカ通を担当している唐沢俊一さんの文章に間違いが多いことは、「と学会」でも周知の事実ですから。
ゼカリア・シッチンが「イスラエル生まれでないこと」は、日本語版のウイキペディアだけでなく、英語版でも確認できます。またウイキペディア以外でも、ほとんどの英語のサイトで確認できます。

あと257頁の・・・

>もちろん、典型的トンデモ説だが、しかしデニケンの場合と同じように、西欧人の思考の中にある、「聖書に科学的合理性を見い出したい」という願望が生み出した奇説であることは確かである。
>宗教と科学の並立が個人の中で非常に困難な現在、その思考をどちらかに寄せてしまうと無神論者になるか、あるいはキリスト教原理主義者になって科学を否定せざるを得なくなる。

これを読むと、「ゼカリア・シッチンってキリスト教原理主義者?」となると思う。
どうも唐沢俊一さんは、超古代文明論者=キリスト教原理主義者と短絡していると思うし、ゼカリア・シッチンはソ連生まれなので西欧というよりは東欧なんだし、たぶんキリスト教徒ではないと思う。
超古代文明論者なんて日本人にだっているんだから、西欧人とかキリスト教原理主義者にムリヤリ結びつける必要はないと思う。

金平糖金平糖 2011/06/26 01:55 >「“個人情報を持っていない”と書いていないからますます不安になった」

まあ、ご自身の管理する掲示板に個人情報を張られたと削除依頼のメールが届いても無視する方の発言は興味深いですな。

>「わざわざプロバイダーに発信者の確認をしているのがおかしくて笑ってしまった」

自分の管理する掲示板でトラブルがあったときにはプロバイダに確認したと鬼の首を取ったかのごとくはしゃいでおられたのに
他人が同じことをすると「おかしくて笑ってしまう」とはなかなかに愉快な人ですね。

kensyouhankensyouhan 2011/06/26 05:41 コメントありがとうございます。

>おおくぼさん
>「と学会」でも周知の事実
そうなんですか?

>金平糖さん
プロバイダの件について補足しておくと、会長は「プロバイダに問い合わせなくても伊藤氏は眠田氏の連絡先を知っていたはずだから直接聞けばよかった」という風に書いていました。
しかし、伊藤さんが眠田氏に直接質問しても氏が正直に答える保証はないので、確実な手段としてプロバイダに問い合わせをしても別におかしくはないと思うのですが。

古賀古賀 2011/06/26 16:58 >>伊藤さん
>要するに山本会長は「伊藤さんにも落ち度はある」とお考えのようです。

私の知る限りはと学会及び唐沢さん周辺では「伊藤さんは常に間違っている」というのは一種のドグマになっています。

だから「少なくとも今回の件に関しては眠田さんが全面的に悪い」なんて言おうものなら、山本さんのと学会での立場が悪くなるのであれこれおかしなことを付け足して「伊藤さんも悪かった」と言ってるんでしょうね。もともと山本さんは唐沢さんが伊藤さん攻撃を積極的に行っていた時期にそれに参入していたのを見た記憶はないので、個人的にそんなに悪意を持っているわけではないと思います。

伊藤 剛伊藤 剛 2011/06/27 15:08 >「わざわざプロバイダーに発信者の確認をしているのがおかしくて笑ってしまった」

これは山本弘さんも脇が甘いなと思いました。
ぼくはプロバイダに確認しただけでなく、当のコメ欄で「侮辱的だからやめてください」「不愉快だ」
という意味のことをmindy9氏に向けてレスしたんですが、それには「そのへんで止めといたほうがいいよ」
という言外の意味を含めてあったのです。言い方を変えると「逃げ道」をこちらが用意しておいたんですね。
と、いま言っても山本さんには通じないと思うんですが、ご近所の警察か弁護士など法曹関係者に「侮辱罪」
の成立要件などをお聞きになるとよいと思います。

古賀さんが言われるように「ぼくは常に間違っている」というドグマが存在するのかどうかは
知りませんし、勝手にどうぞという感じですが(「と学会」会員のなかでもいろんな考え方の
方がいるえしょうし)、ひとつ思い出したことがあります。

ぼくが二冊目の本『マンガは変わる』を出した際(07年暮れ)、アマゾンの読者レビューに酷評が二
本載りました。
いずれも、本を読まずに書ける内容で、うちのひとつは『マンガは変わる』についての感想を書いた
ブログ(たいへん好意的なもの)に書かれていること<だけ>を参照しているようでした。
当時2ちゃんねる唐沢スレで話題になり、「これは先生本人なんじゃ?」などと言われていたものですが、
ほどなくして消滅していました。確か2ちゃんねるにコピペが保存されていたと思うので、関心のある方は
参照してもらえればと思います。なお、その「酷評」レビューには「参考になった」票がわずか3時間ほど
で何十も入るという謎の現象も見られています。

まあ、『マンガは変わる』のアマゾンレビューが誰のものだったかは知る由もありませんがw

kensyouhankensyouhan 2011/06/29 03:06 コメントありがとうございます。

>伊藤さん
「と学会」のメーリングリストの件で不思議だったのは、彼らが「アンチ」を異様に敵視していることでした。そのくせ、「と学会」を悪辣な集団だと罵倒する副島隆彦を笑いものにしているのがよくわかりませんが。
「と学会」に限らず、自分に対して党派的な発想に基づく批判をしてくる人がいることにはしばしば困惑させられます。唐沢俊一を検証している人間がひとつのグループを形成しているかのように思い込んでいるのが謎です。ブログでコメントのやりとりをする以外にほとんど連絡をとることもないんですけどね。広瀬隆みたいに「アンチ唐沢俊一」の系図を作ってほしいところです。

古賀古賀 2011/06/29 06:41 >彼らが「アンチ」を異様に敵視していることでした。

にもかかわらず公開の場でまともな反論をしたことは1度もないということは特筆すべきことだと思います。

「と学会」が敵視(本人たちは敵視とはいわない)していた個人や集団は結構あるけど、たいていの場合公開の場で批判したり何か言い返したりしていました。下に書いてある副島隆彦さんなんか良い例です。

こと唐沢さんの盗用問題に関しては「こそこそ」としか言いようがない感じになりますね。

kensyouhankensyouhan 2011/06/30 01:18 コメントありがとうございます。

山本会長と武田邦彦教授がテレビで直接討論したことはありますが、「と学会」という団体が公開で話に応じたことはあったかどうか。
そういえば副島氏と武田教授の対談本が出ていました。会長はチェックすべき。

古賀古賀 2011/06/30 06:26 >「と学会」という団体が公開で話に応じたことはあったかどうか。

すみません。私が「公開の場でまともな反論をしたことは1度もない」というのは「不特定多数の人間が見ている場でと学会員とはっきりわかる形で反論や批判をしたことがない」という意味です。メーリングリストなどのクローズドな場での批判、あるいはと学会員であることを隠しての反論・批判などは含みません。

「と学会」が団体として公開討論に応じるということは普通しないと思います。「意見の異なる立場と議論することに価値を認める」というのと最も遠い団体ですから。

kensyouhankensyouhan 2011/06/30 16:01 コメントありがとうございます。

「トンデモ」を笑っているうちに批判に対する耐性がなくなったのかもしれませんね。「と学会」を批判するのは「トンデモ」に限らないはずなのですが。

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