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唐沢俊一検証blog

2012-07-27

ぶっとび!! CPU

22:09

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「つぶやき日記」7月20日と7月22日分で内容の重複が。相変わらずだなあ(2009年11月20日の記事を参照)。やっぱりコピペじゃないのが不思議。


●他に「つぶやき日記」で気になった部分といえば、ぶんがく社から「訃報本」の執筆を急かされているところと(18日)、「暮の公演」の代金を劇場に払いに行っているところ(23日)。この先もいろいろ予定があるようだ。


「おじさん追跡日記」で今後唐沢俊一が登場する予定とのこと(twitter)。著者のなかむらるみさんが唐沢を取材している様子は最近の「つぶやき日記」でも確認できる。追跡しがいのある人なのは間違いないので楽しみにしよう。



7月25日23時45分からTBS系列で放映された『タカトシの時間ですよ!』唐沢俊一が出演していたので、その模様を報告しておく。今回は「どんな質問にも100%答えるスーパーコンピューターに出演者(司会のタカアンドトシ麻木久仁子カンニング竹山隆範品川庄司品川祐陣内智則)が質問していく、というもので、「スーパーコンピューター」に内蔵された「雑学系CPUとして唐沢俊一が登場したわけである。ちなみに、唐沢の肩書は「『トリビアの泉』スーパーアドバイザーだった。他のコメンテーターは以下の通り。


青山繁晴(国際情勢系CPU

金子哲雄マーケティングCPU

布施哲治(宇宙系CPU

・森田豊(医療CPU


 番組の内容は「七転八起」を参照してほしいが、唐沢俊一が発言したシーンを紹介する。


(1)陣内智則「世界一の権力者は誰?」という質問に関連して、「世界中の子供たちに一番影響力があった人物」としてウォルト・ディズニーを挙げ、スティーブン・スピルバーグが若い頃トイレの手拭からシーツにいたるまで全部ミッキー・マウスに囲まれて暮らしていた、というエピソードを紹介。


(2)品川祐「肉食は日本人に合わない?」という質問に関連して、青山繁晴が「日本人の寿命は昔よりも伸びている」と返答したのに、「日本人はかつて肉食をやめていた時期があった」と補足。


(3)麻木久仁子「人類最大の発明は?」という質問に、「文字・車・インターネット」と返答。この「車」というのは「自動車」ではなく「車輪」のこと。唐沢によると「何年か前に世界中でアンケートをとったとき」に世界中からこのような回答が返ってきたというのだが、イギリス人だけは「ギネスビールの缶の中に入っている泡立ちをよくするためのボール」を「イギリス人にとって世界最大の発明」と答えたという。

 …しかし、唐沢の発言と同時にTV画面の左下隅に「※発明したのはアイルランド」というテロップが表示された。ギネスアイルランドビールだからね。唐沢がTVで雑学を披露すると「※諸説あります」というテロップが表示されるのが恒例だが、補足・訂正されたのは「ワシントン殺人事件」「※この偉人は暗殺されていません」以来かな。なお、勝間和代が『Qさま!』で苦戦したのをフォローされていたり(livedoorニュース)。出来ないのはしょうがないんだけど、言い訳はしないほうがいいね。


(4)「UFOを見たことがある」という陣内智則に、UFOの定義を説明。


(5)品川祐「人類初の月面着陸映像はアメリカが作ったウソ?」という質問に関連して、月面に立てられた旗がはためいて見える理由と月面にさまざまな影がついている理由を説明。この質問なら山本弘会長が答えた方がよかったかな。副島隆彦もいれば余計面白くなったかもしれないが、スーパーコンピューターは爆発してしまうかも。あと、『カプリコン・1』がヒットしたおかげで都市伝説が広がったとも。


(6)ゴキブリはなぜ嫌われるのか?」という陣内智則の質問に、「ゴキブリが嫌われているのは日本とアメリカだけ」と森田豊が答え、それに関連して「フナ釣りのエサで一番いいのはゴキブリ」「ドイツでは動物園ゴキブリを飼っている」と発言。フナ釣りのエサについては「トンデモない一行知識の世界」を参照。あと、日本でも多摩動物公園の昆虫園でゴキブリが飼育されている(東京別視点ガイド)。


(7)カンニング竹山ゆとり教育は間違っていたのか? 合っていたのか?」と質問するやいなや、唐沢俊一青山繁晴金子哲雄の3人が「間違い」と即答。ところが、その後がどうも妙なのである。金子は「つめこまないとアイディアは生まれない」、青山は「筋力トレーニングと同じように無理をしないと力がつかない」と語り、さらに布施哲治が「アメリカには飛び級制度があって得意なところを伸ばすようになっているのに日本はそうではない」と語るなど、コンピューターらしからぬ印象論ばかりが展開されるので困ってしまう。筋トレだって最近は無理をさせないようになっているのでは。

 極めつけはやはり唐沢俊一で、これはTVでの発言を正確に書き留めておく。

ゆとり教育って最初に言い出したのは僕の友達の一人なんですけど、そいつと酒を飲むと、そいつが失敗だったと言ってましたから。


 …いったい誰なんだそれは。いわゆる「ゆとり教育」を主導した人間と言えば寺脇研が思いつくが、唐沢が寺脇と友人だという話は聞いたことがないし、そもそも寺脇はゆとり教育が間違っていたと認めていない(「週刊ダイヤモンド」特別レポート)。それに前に貼ったリンク先で寺脇が語っているように、「ゆとり教育」は最近になって急に実施されたわけではないので(1977年学習指導要領改訂からスタートしているという見方もある)、唐沢の友人なる人物が「ゆとり教育って最初に言い出した」というのも「本当にそうか?」と思ってしまう。

 しかし、この件で一番問題なのは、コメンテーターたちが「ゆとり教育は間違い」とあっさりと断言してしまっていることである。「ゆとり教育によって学力が低下した」というのもハッキリと証明されているわけではないし、学力以外の観点からも考えてみる必要もあるはずなのに、各人が個人的な印象だけで「間違い」と断言しているので驚いてしまった。青山はフォローのつもりなのか、「教育が間違っていたと知っていたら努力できる」などと言っていたが、個人の努力が間違ったシステムにどれだけ対抗できるというのだろう。

 この番組が終了した後で、唐沢の発言を真に受けて「ゆとり教育は間違っていたんだって」と嘆いている人のツイートを見かけたが、まことに罪作りである。ただでさえ「ゆとり世代」は批判されがちだというのに。だいたい、唐沢は「学校が嫌い」「学校の勉強は何ひとつとして今の私に役にたっていない」と言っている人なのだ(2009年10月16日の記事を参照)。かつての「詰め込み教育」のもとでマジメに勉強しなかった人よりは「ゆとり教育」のもとでマジメに勉強した人のほうがマシなのではないか。若い人にはこんな話を気にしなくていいよと言いたい。結局、いつもの「近頃の若い者は」論なんだよなあ…。


 この番組の最後に以下のようなテロップが出た。

今回の内容はあくまでもスーパーコンピューターがはじき出した答えであり、その真偽を確定するものではありません


 ああ、なるほど、この番組はホンマでっか!?TV』のマネなんだ、と思わず納得。なら唐沢俊一が出演するのも納得だ。


ぶっとび!!CPU (1) (MF文庫)

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おじさん図鑑

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救国 超経済外交のススメ

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あの医学都市伝説ってホントなの?

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人類の月面着陸は無かったろう論

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カプリコン・1 [DVD]

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さらば ゆとり教育   A Farewell to Free Education (光文社ペーパーバックス)

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NNTNNT 2012/07/27 23:44 つっこみたい所がありすぎますが、ゆとり教育が失敗とかって良く分かんないです。
生きて行くのに必要な力と本人の長所を伸ばしましょうってのがあったと思うんですけど、
そういうカリキュラムは評価されるべきだと思っています。
本人の資質や適性や才能を伸ばすって事は、成果があったとしても、評価されにくい事ですしね。
難関大学に合格!ってのは分かりやすいですが。

yonocoyonoco 2012/07/28 10:58 ゆとり教育云々に関してはやっぱりテレビに出るからこういうのを要求されるんだなあ、と思ったりしました

という事はあの唐沢さんの胡散臭い『友人』もテレビだから適当にだしたんかしら?となっちゃいますが(ご指摘の通り唐沢さん界隈でそんな人のいる可能性は限りなく低いです)

Liquid LinimentLiquid Liniment 2012/07/28 13:24 >ゆとり教育って最初に言い出したのは僕の友達の一人なんですけど、そいつと酒を飲むと、そいつが失敗だったと言ってましたから。

 快楽亭ブラック師匠が寺脇研と付き合いがある(あった)とブラック師匠本人の毒演会で何度も言っています。
「ブラックの友達は俺の友達」くらいには思っているのかもしれません。

古賀古賀 2012/07/28 14:03 >ゆとり教育って最初に言い出したのは僕の友達の一人なんですけど、そいつと酒を飲むと、
>そいつが失敗だったと言ってましたから。

「ヒーローヒロインと知り合いだと嘘をつく子供」って日曜朝の子供番組の定番ですね(笑)
寺脇研さんは映画評論家もしている変わり種で落語評論もされておられるので、何か接点があった可能性は
ありますね。それを元に唐沢俊一さんの方が一方的に友人だと思っている可能性も無いとはいえません。

>唐沢は「学校が嫌い」「学校の勉強は何ひとつとして今の私に役にたっていない」と言っている人なのだ

少なくとも歴史はやっていた方が良かったんじゃないかと思います(笑)。基本的な歴史の知識があれば
回避できたガセは結構多いだろうと思うので。

普段、読み専の人普段、読み専の人 2012/07/28 21:43 本来、7月21日のコメント欄に書き込む内容ですが、こちらにします。
「評伝 星を喰った男」は評伝じゃないだろ、というツッコミなんですが、
「ガメラを創った男 評伝 映画監督・湯浅憲明」と言う本がありますよね。
普段顧みられることのない湯浅監督や昭和ガメラに注目した、良い本だとは思います。
思うんですが、内容を読むと唐沢俊一による筆の部分は乏しく(いや、ほとんど無いといってよく)
これは「聞き書き」とでもした方が良い本なのではないかと思うんですよ。
取材テープを、そのまま文章に起こしただけなのではないかと。
良い本だとは思いますが、どこが評伝なのかと。

あと、これは誰かが書くだろうと高をくくって今まで書かなかったことなんですが、
ウルトラマンのデザインは外国人の発案(?)だとかというガセネタ(すみません、ずいぶん前のことなので思い出せないのですが……)の元ネタは「ガメラ」から来ていると思います。
昭和ガメラシリーズの後半に外国人子役がやたら出演するようになるのは、外国人バイヤーに受けを良くするためだという理由。
ここから生み出したガセネタではないかと。
(元のガセネタの方をうまく思い出せなくて、すみません……)

toorisugaritoorisugari 2012/08/03 09:21 人間とコンピュータは(思考の仕方が)別物、と山本さんをはじめSFではよく言われるのに…

余談ですが、来週のコミケについて…
http://www.togakkai.com/news/nikki.php
と学会のサークルお知らせでは、唐沢氏のブースのお知らせは無いんですよね。
http://tobunken.com/news/news20120802220822.html
http://tobunken.com/news/news20120803050105.html
邪推ですが、唐沢氏は本当の意味では、最早身内の人達から「と学会会員」に思われていないのかもしれません。

あと、ハンドルネームを変えます。(戻します)
村川順泰→toorisugari

kensyouhankensyouhan 2012/08/25 08:32 コメントありがとうございます。

>NNTさん
あまりにも狭い見方でした。

>yonocoさん
釣りとしては優秀なのかも。

>Liquid Liniment さん
なるほど、そういうことですか。

>古賀さん
「裏モノ日記」には寺脇氏は登場していないようです。

>普段、読み専の人さん
『ガメラを創った男』は2006年に『ガメラ創世記』と改題して再刊されていますが、その際に「評伝」という言葉は無くなっています。
http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20101026/1288115442

>toorisugariさん
8月8日のニュースではちゃんと紹介されていますね。

toorisugaritoorisugari 2012/08/26 16:29 ご返答有難うございます。

>kensyouhanさん
>8月8日のニュースではちゃんと紹介されていますね。

確認しました。
結果的に間違った情報を書き込んでしまい、申し訳ありませんでした。(このコメントも遅いですよね、失礼しました)