けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 アリバイ大根

年の瀬ということもあり、友人と忘年がてら逢瀬した。寿司職人の私の朝は早いから、早めに切り上げた。というわけではなく、知人がブーメランのようにA地点⇒B地点(私の所)⇒A地点へと、クロフツのアリバイミステリのように、あるいは松本清張「点と線」を地で行くような有様だから、彼に合わせた次第。このような流れ星のような、あるいは七夕伝説のような逢瀬というのも良いものだと思った。

帰り道に透き通るような夜空を見上げながら、スーパーで、大根(100円)、豆腐、油揚げ、黒ビール、酒、つまみetc.を購入して、部屋に戻った。大根一本の重みに右腕が痺れ果てたせいか、部屋の冷気が悲しく襲い掛かってきた。大根を三つに切り分けて、丁寧にビニルの袋に梱包して、冷蔵庫に格納した。少し、気分が上向きになった。さて、黒崎ビールを飲もう。