けろやん。メモ このページをアンテナに追加

2007年01月11日(木) 自演はしていないのだが・・・

[] finalvent先生ロジック

finalvent先生、十八番のほのめかしではなく、「わからないことは、わからないことが、一般的に正しい認識カモしれない」メソッドを開発。

http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2007/01/post_7251.html

師曰く、

ホワイトカラー・エグゼンプション(white collar exemption、ホワイトカラー労働時間規制適用免除制度)の問題は、すでに導入されている裁量労働制の延長かと思ったくらいで、私にはよくわからなかった。

私には、よくわからなかった、と来る。続いて、

雇用者側でも意見不統一というのが事実なら、よくわからない問題だというのが正しい現状認識かもしれない。

・・・

こうして、「よくわからない問題である」という、ナゲヤリがネット世界に流布されるのであった。きっこもきっこだろうけど、finalvent先生もfinalvent先生だと思うな。自覚は無いのだろうけどね。

[][] 鴨はかもでも、少し考えていたのカモ

■藤原新也は鴨長明を目指しているのかも

倫敦橋さんの上記エントリを読んで、「鴨とかも」を掛けやがって!心憎いものであるよな!と思った。というのは、冗談で、上記エントリで引用される藤原氏の音楽に対する姿勢、

彼は東京に出るとすぐに郷里で手にしていたギターの教則本の著者、武蔵小山にあった溝渕浩五郎の門を叩くのだが、3ヶ月で退所している。自由奔放なラテンギターをやるための、厳格なクラシックギターの堅苦しいレッスンが肌に合わなかったのだ。

という一文を読み、私は、藤原氏に対して幻滅を覚えた。そこで、

[play_music]少なくとも藤原さんの楽器への姿勢は、音楽への冒涜だな。

という、ブックマークコメントを記した。

そして、現在でも、その気持ちには変わりは無いのだが、ふと、別のことを考えた。アメリカ南部のルーツ・ミュージックというコマーシャルな言葉で、語られる音楽について。例えば、下記のCDジャケットの写真。

How to Play Blues Guitar/18 Pg Booklet

How to Play Blues Guitar/18 Pg Booklet

注目すべきは、右から四人目の男性が地べたに置くチェロ。弦が一本欠落しているのである。D線。そして、楽器本体も傷だらけである。これが、一つの「ルーツ・ミュージック」の真実なのかな?と思った。

[] 栗本薫「鬼面の研究」(講談社):新本格以前の研究

鬼面の研究 (講談社文庫)栗本薫「鬼面の研究」読了。巻末のリストを読むと、伊集院大介シリーズの第三作目ということ。何度目かの読了であり、細かいシーンは忘れていたが、トリックや犯人は覚えていた。それでも、再読に耐えるミステリ。今回、読んで気が付いたのは、助手ワトソン役(主人公)と探偵役の扱いが面白いこと。

ワトソン役とは、古今東西、読者を代弁して、自らの推理を述べては、探偵役に却下されることの積み重ねが主要業務である。例外的には、A・バークレー「レイトンコート・ミステリ」という奇想天外もあるが、概ね、うすのろ代弁者の役柄が振られる。

しかし、本書のワトソン役は、そのような一面も大きくあるのだが、現場の雰囲気(もちろん物語内部)を伝え、かつ手がかりを読者に、そして探偵役に伝えるという役回りを担っている。これは、本シリーズの特徴だったかな?「優しい密室」は、随分昔に読んだきりだけど、なんとなく言われれば、そうだったかもしれないと思う。

最後に。気になったのは、刊行年が、1981年ということ。綾辻行人が「十角館の殺人」でデビューして、「新本格ブーム」が起こったのが、1987年。その六年前に本書が既に刊行されていた。栗本氏は、ミステリオンリーの作家ではないから、「新本格」を冠されないのか、1987年から始まるブームが、あまりに疾風怒濤であり、疎外されているのか。

いずれにせよ、日本ミステリ史における1985年前後の断絶というのが気になった。

<<参考リンク>>

■綾辻行人(wikipedia)

[] 熱い風呂とカンブリア

4:00に眠って、5:30起床。うーむ、不規則生活だ。熱い風呂に入り、首を伸ばすと気持ちが良かった。冬の楽しみの一つは、熱い風呂が気持ち良いことだな。

録画しておいた「カンブリア宮殿」という番組を観た。松井秀喜三浦和良(カズ)をゲストに呼んで、VTRとインタビューで構成する番組。松井、カズ、松井+カズという三部構成で、カズ単独の部は、あまり好きではないカズだったのだけど、泥臭い一面が滲み出ていて良かった。

もちろん、松井単独の部は、松井ファンの私にはビンビンに面白かったし、松井になりたいなあ、なんて思った。しかし、松井+カズの部。これは、贔屓目が入っているかもしれないが、松井がカズを圧倒していて、カズに同情してしまった。それにしても、松井はデカイな。

<<参考リンク>>

■カンブリア宮殿

[] 丑三つ時の底冷え本

1:30起床。起床は起床だけど、多分、もう一度寝直すでしょう。で、栗本薫「鬼面の研究」(講談社文庫)を読んでいるのだけど、流石にこの時間に読むと恐い。この小説、私の中でオールタイム・ベスト5に入るミステリ。隔絶された山里を舞台にしたおどろおどろしい話でありながら、テレビ局のロケという現代的な情景が絡むことにより、より一層の底冷えが沸き立つ物語なのだ。恐い恐い。

鬼面の研究 (講談社文庫)

鬼面の研究 (講談社文庫)