けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 ギュウギュウからMIDIを経て、響かせること。

昨日と今日は、先生(異なる先生)から充実した教えを頂きましてね。今日は、特に為になる教えを授かり、夜に催された内輪のリハーサル会で、しっかりと生かすことが出来ました。

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私は生来、熱く重たく響く音が好きなので、ギュウギュウと弾いてしまう傾向にあることは自覚していて、それでは限界があるのだろうよなぁ・・・ということも自覚していました。で、自分で演奏する分には満足で、「俺ってすげえじゃん!」とか思うこともあったりして。

ところが、そういう演奏を録音して、改めて聴いてみると、「なんじゃこりゃ!」ということが日常茶飯事なのですね。ということで、最近は、「クールに弾いてみよう!」ということが個人レッスンのテーマでありました。私としては、「弾いていて面白くねえな、けっ!」と欲求不満が溜まっていたのですが、とっとっと、「これはいいじゃないか!」という所に、ようやく辿り着きました。なんとなくですけどね。

で、個人レッスンでのまとめをメモしておくことにします。

(1)まずは強弱を思いっきり付けて練習する。この段階では、ギュウギュウもおk。
(2)ロボット演奏というか、MIDIの打ち込み演奏のように、感情を込めずに指だけを動かすことで音を出す。弾き出しの呼吸とか身体の動きもしない。
(3)(2)の演奏に、わずかに感情を込めて演奏する。この「わずか」でも、(1)が頭と身体に粘着していて、響く音には強弱がしっかりと出ている。

今日は、(3)を実感して驚いた。ギュウギュウだと、音符の流れが滞り、「音を押し出す」ように聞こえる。そして、自分ではしっかりと音量を出しているつもりが、音がつぶれて響いていない。この辺のギャップというものが、浮き彫りになりました。

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内輪のリハーサル会。これは、発表会の正式なリハーサルではなく、「人前で演奏する機会を増やして、慣れていこう」という趣旨のもの。すぐ目の前に人がいて、演奏するというのは、本番の発表会よりも緊張する状況でしたが、それほど緊張することも無く演奏できました。本当は、こういうところで極限まで緊張して、というのが良いことだと思いますが・・・。