けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 朝の光に煽られて

久しぶりにCDを購入した。

STARTING OVER

STARTING OVER

いきなりゴージャスな曲で始まり、「あれ?失敗したかな・・・」と、思いきや、その後はカシマシ節が続く。五回も六回も聴いているとアルバムとしてまとまっていることが分かる。と、エラそうに書くのじゃなく、単純にすばらしいアルバム。

エレファントカシマシを思い出したのは、AERA2009.5.18号に特集があったから。少し引用してみよう。

でもまだ明日を探してるのは、僕らが生きているから。生きているから幸せになりたい、輝きを求めたい。それは太陽が昇ったり沈んだりするのと同じなんです。37、38歳の頃は「また太陽が昇ってきちゃったよ。この体ごと引きずりまわして、俺は今さらどこに行きたいんだ」という心境でした。でも今の気持ちは、「俺に朝の光が当たっている、だからまた一歩行かざるを得まい」、と。

以上は、宮本浩次の言葉。

「行きたいんだ」から、「行かざるを得まい」へに向かう。ただ、朝の光が当たっているから。

これは、後ろ向きに変化した心境というよりも、ひとつの達観を表出した言葉として考えたいですね。