けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 北陸道でつかまえて〜その3

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けろやん。メモ:北陸道でつかまえて〜その1
けろやん。メモ:北陸道でつかまえて〜その2

(3)恐竜博物館
永平寺のつぎにむかったのは恐竜博物館。車酔いだし、痛みもあるし、けったいなところに連れて行くなよ!
30年前の私ならば「キョーリュー!キョーリュー!」って目を爛々と輝かして、胸いっぱいの愛を感じていたと思う。
しかし、この歳になると斜めに想像してしまう悲しさ。「どうせレプリカが鎮座ましまして、馬鹿でかい画面で恐竜さんたちはこんな風に遊んでいました映像だろ?」みたいな想像。
予感は当たった。まあ、なかには本物が展示されていたり、中国本土からの借り物(?)の本物が展示されていたけど、うーん。
次。発掘現場の写真に驚いた。山を3分の2くらい削り取っていて、すごいことになっている。ザクの仕業かよ!これだけ削り取ったら、そりゃあナニかでてくるだろうよなあ。斜め目。
次。鉱石がすごかった。鉱石ではないけどアンモナイトの化石

バカでかいパールや水晶。私はもともと石なんかが好きなので、このコーナーはとても楽しかった。私に奥さんができて、子供が誕生したら、是非とも連れて行きたい博物館であったな。子供なんかは恐竜に興味津々だと思う。実際、物凄い数の家族連れが多かったよ。

(4)一乗谷朝倉氏遺跡
今回の旅行中で一番よかった。復元された民家。上がり框は黒ずんだ迫力があるもので、土間には竃(かまど)がしつらえてあり、こういう家に住みたいなあ、と思った*1

部屋には囲炉裏が切ってあり、これも非常に魅力的だった。ただし、自在駒に魚などの飾りがなかったこと(多分)が残念な復元かな*2
朝倉氏の盛衰については下に掲げる漫画が参考になる。

センゴク(1) (ヤンマガKCスペシャル)

センゴク(1) (ヤンマガKCスペシャル)

織田信長を中心に据えた漫画だけど、信長と浅井氏および今回訪れた朝倉氏との戦いが恐ろしく詳細にスポットが当てられている。それだけ信長にとって両氏は脅威だったのだろう*3
私は帰京後にたまたま読んだんだけど、事前に読んでいたらもっともっと楽しかっただろうな。一節。

こうして一乗谷は四百年の眠りについた

友人が「ソフトバンクソフトバンク!」って声高に叫んでいて、一体なんなんだろ?と思ったらCMの話だったんだね。

あと、さすがにコンパニオンさんは可愛らしいなあ、と思ったところで、なぜか写真をバンバン撮られていて、なんか不思議な感じ。
そうか、お決まりのコスチューム体験なんだ!コスチュームの観光客さんがえらく可愛らしかったので誤解してしまった。なんか笑顔が人工的ではあったけど、楽しさが浮き出ていたよ。
−−−
メモ:恐竜博物館については、以前テキストに書いていたものに、加筆。朝倉氏遺跡については本日書き殴ったもの。

*1:最近、理想の間取りを紙に書いた。。。

*2:自在駒に魚、というのは囲炉裏が燃えてしまっても、魚=水があれば安心という考え方(?)によるもの。

*3:金ヶ崎の戦いに二巻、その後の対決についても二巻が割かれていた(巻数はうろおぼえ)。