けろやん。メモ このページをアンテナに追加

2017年02月05日(日)

[] ラストベルトとブロゴスフィア死語)の幻想、あるいは幻滅。

1.JIJI.COM-日銀「マイナス金利」導入の「本当の理由」

マイナス金利に対する私の理解はこちら。

マイナス金利の導入により超過準備預金を解消し、その分を企業や個人融資に回させようという狙いだ。市中により多くの資金を流すことになる。

銀行にとっては、日銀にカネを預けていても、マイナス金利になっちゃたまらんし、しょうがねえからカネを流さなきゃならねえな、というもの。ただ私は上記記事で指摘されているように、銀行から民間へのカネの流れは加速しないと思っていた。事実、住宅ローン金利は上昇しているし。

ところがさらに深いところでは、怖ろしい事態が待ち受けているということを知った。

日銀は年間約80兆円の長期国債を買い入れている。償還が到来する分を含めれば、2016年には約120兆円の国債を買い入れることになっている。国債発行残高の約3割を日銀が保有している状態だ。もし、マイナス金利導入により、銀行が超過準備預金をせずに国債運用を強めれば、日銀が買い入れを行える国債が減少することになる。

これが現実化すると、住宅ローン金利上昇という「銀行の反乱」の域を越えた「社会の動乱」に発展していくと思う。

2.毎日新聞ートランプ米大統領:アップルなど、大統領令に懸念表明

これはトランプの想定の範囲内だったと思う。彼はとにかく彼の支持基盤であるプアホワイト層を守るということをその政策において愚直に徹底している。

ただし彼が企図する保護主義的な経済政策で、廃墟となっているラストベルト地域が蘇るのだろうか?労働者雇用増が謳われているが、そもそも製造業においては機械化が進んでおり、工場を誘致・建設したところでその効果は限定的だと思う。

トランプが打ち出す政策。現在のところその強権的なものであるという点において、大きく批判されているが、本当の沸点はプアホワイト層の人々が彼に抱く幻想が幻滅に転じたときに炙り出されると私は考えている。その時が恐い。

3.今日はどんな本音を語ろうー好きなブロガーを応援するためにぼくが密かに実践してる習慣。

この人に対して、私は極めて批判的なんだけど、今回は「誰が書いたのではなく何が書かれているのか?」というスタンスで考えていく。

ぼくがたくさんのブログを読んで来て感じたのブログは本と違って短時間でサクッと読めるし、筆者の考えや体験したことがリアルに書かれてるので感動したり、勉強になることが多かったこと。

この一節を読んで、いまのブログ読者は可哀想だなという思いが頭をよぎった。私がブログに足を入れた15年くらい前は、ブロゴスフィアと呼ばれる知の領域が確かに存在していた。

例をあげれば磯崎哲也であったり(現在は有料メルマガ化)、先日紹介したR30、あるいは私は好きではなかったが極東ブログなんかが、硬いエントリでしのぎを削って、濃厚なトラックバックの応酬をやりあっていた。

そのトラックバックを辿ることで、ブログ世界における一市井の人間である私は書籍では触れられぬリアルタイムのそして生の意見・見解を受容することができた。ところで、トラックバックっていまでも存在するのかな?さておき磯崎哲也のエントリの一例。

ISOLOGーライブドアの株式交換取引(第9期)

4.KAI-YOU.netー「電子書籍の購入は作家の応援にならない」は本当? 現役編集者に聞いた

書いた。

けろやん。メモー書籍は資産なのか?あるいは精神的苦痛を与える負債なのか?

このようにすったもんだあったんだけど、今の私は断然に紙書籍支持者。だからといって、電子書籍を一概に否定するものではない。その立場で気になったのがこちら。

電子は増加傾向に、紙は減少傾向にあるのは事実ですが、今のところ紙の市場と比べると電子書籍の市場規模は大体8分の1なんですね。

現在の市場規模は1/8なれども、電子書籍は増加傾向にある。そしてネット上でも電子書籍の使いやすさが喧伝されているということを考えると、出版社はもう少し先を読んで(ってえらそうな言い方だけど)橋頭堡を築いてもいいんじゃないかな。次。

(発売直後の書籍を)書店は限られた店頭のスペースで毎日さばかなければいけない。当然、それなりの売れ行きが見込めない本を何日も置いておくスペースはないんです。

この議論は電子書籍云々の以前から問題になっていたけど、個人的にはこの問題をなんとかしてほしい(っていっても無理か)。私は自己防衛として、書店店頭で立ち読みして、すぐには購入するには至らないが気になる本については、Amazonのカートに保存しておく。

こういう所業は書店にとって大きなマイナスとなると思うんだよなあ。ってよく考えてみたら、上記記事は書店側ではなく、出版社側への問題提起だったよね。

5.その他

Outward Matrixートランプ大統領の公約39個のうち、大統領令としてすでに15個が実施されようとしている件

再びトランプ。ここには入っていないようなんだけど、先日触れたイスラエルにおけるアメリカ大使館エルサレムへの移転はどうなるんだろう?

日本経済新聞ー米スナップチャット運営会社が上場申請 250億ドル規模見通し

企業評価額250億ドルにも驚くけど、以下のくだりには別の意味で驚いた。

IPOを通じて発行するのは議決権のない株式のみ。

こういうのってアリなんだっけ?

消費者金融はなぜ銀行の傘下に入ったのか?またどんな影響があった?

メモ。

2010年6月18日に出資法の改正により、利息制限法と出資法の上限金利は同水準になっていますが、それ以前は上限金利に差がありました。同水準になる前、利息制限法の上限金利は20%でしたが、出資法で定められた上限金利は29.28%となっており、約9%の開きがありました。(略)利息制限法の上限金利を超えて貸し出しを行なっても罰則が無かったのです。そのため、ほとんどの消費者金融では、利息制限法の上限金利を超えて貸し出しを行う事が常態化していたようです。

(赤太字化は引用者)

利息制限法と出資法の網の目。

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