けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 2017年のノーベル賞に思うこと。

ニュースが飛び込んできました。
ノーベル経済学賞、米経済学者のリチャード・セイラー氏に
昨晩、一報を聞いたときは「あれ?まだ取っていなかったんだ」と思うほどの行動経済学における泰斗な御方です。さておき、自慢しておきますね。

私は、結構むかしに購入して、しっかりと読んで勉強していました!行動経済学って昨今の流行りなんだけど、かんたんに説明すると、既存の主流派経済学に人間の心理を加味した経済学のことです。
当たり前っちゃ当たり前なんだけど、経済活動っていうのは、さまざまな人間の営みの一つの断面なんだから、主流派経済学者のように画一的な人間像を設定しちゃったらおかしいよね*1
行動経済学の発展を一望できる書籍。

行動経済学の逆襲

行動経済学の逆襲

続いてノーベル文学賞
ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏 英国の小説家
自慢しておきますね。

私は、結構むかしに購入して、しっかりと積読本になっていました・・・。すてきな冒険物に見えたから古本屋で購入したものなんだ。昨日、本棚の奥の奥から発掘したので、近いうちに読んでみることにするよ。
ついでに毎年騒がれている村上春樹
夕刊紙(日刊ゲンダイだったかな?)によると「彼の作品は、その文体でカルト的な人気を誇るが、深遠なる悩み(テーマだったかな?)が無いがゆえに受賞できないのである」みたいに書かれていた。私も大いに賛同するけど「ねじまき鳥クロニクル」は、何回読んでも傑作だと思うな。
ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)

ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)

この間も読み返したけど、ラストシーンにすこし胸がいっぱいになったよ。

*1:画一的人間像(ホモ・エコノミクス)を経済学者が好むのは、そのことによって経済活動を定量分析化できるから。そしてその根底にあるのは、数学や物理学への憧憬、あるいはコンプレックス。