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見たいもん ☆ 録りたいもん

2016-02-02

見たいもん 録りたいもん(35)  大河と朝ドラ (真田丸&あさが来た)

このブログは、テレビ好き、映像好きの方々にたくさん読んでいただいていますので、今回は、NHK朝ドラと、大河ドラマに関連して、私が感じたことを少しだけ書きますね。

今朝も、NHK朝ドラ「あさが来た」を見ました。

個人的に、今朝も「ハッ」とさせられました。近年の朝ドラは、台詞の中に、自分が忘れかけていたような大切なものに気づかされることがよくあります。前々回の朝ドラマッサン」でも、たくさんありました。

そういう意味では、私にとって、「あさが来た」と「マッサン」は、他の歴代の朝ドラとは、少し違っています。先般ご逝去されました水木しげるさんの生涯をモデルにした朝ドラゲゲゲの女房」にも、ハッとさせらる台詞がたくさんありました。個人的には、そうした内容の作品のときしか朝ドラは見ません。

「あさが来た」と「マッサン」は、苦労の末 ビジネスで大成功した人物が主人公であり、モデルとなった実在の人物がいました。「ゲゲゲの女房」はアーティストの苦悩と葛藤が描かれました。

私も、多少なりに、ビジネスや経営に関わる仕事をしていますので、ドラマの中の、先人たちの考え方や言葉、行動の中から、自分が忘れかけていた大切なものに、ハッと気づかされることがあります。

個人事業主、企業や商店の経営者の方々の中にも、朝ドラの中に 同様の感想を抱いている方も多いと思います。今日の朝ドラでは、銀行員の心構えについての台詞がたくさんありました。

人はある程度の年齢や地位、立場になると、助言や戒めのような言葉を、周囲から、なかなか かけてくれなくなります。せいぜい、テレビの占いコーナーか、神社のおみくじ、くらいでしか目にもしなくなります。

NHKテレビの、「あの人に会いたい」、「先人たちの底力、知恵泉」、「100分DE名著」、「英雄たちの選択」などを見ると、人生の知恵や教訓をたくさん感じますが、これらはみなドラマではありません。ドラマの中で感じる それとは、少し違う気がします。

前述のドラマではない番組では、「これが教訓ですね」というように、わかりやすく表現されます。

ですが、ドラマの中では、見ている人が自分のチカラで それに気がつかなければ、それを感じることはできません。

ですから、次回以降もドラマの中で、それをもっと見つけたくなるという気持ちが不思議とわいてきます。

これは、すべての歴代朝ドラに当てはまるものではありませんが、ときどき、そう感じる朝ドラもあります。そういうときは視聴率もいいですね。

NHKには「大河ドラマ」という連続ドラマもありますが、私は、いくつかの朝ドラで感じる こうしたものを、歴代の大河の中で感じたことは、まず ありません。知らないうちに、求めているものを区別しているのだと思います。

朝ドラ」と「大河」の決定的な違いは、歴史の史実に忠実なのかどうかですね。

朝ドラでは、モデルとなる人物があっても、その史実に忠実とは限りませんね。よりドラマチックな展開や、教訓などを盛り込みやすい自由度が、大河よりもあるかもしれませんね。現代的な感覚も盛り込みやすいですね。

私は個人的に、両番組とも、それぞれの楽しみ方があると思って、番組を見ています。

近年は、朝ドラと大河の視聴率には、少しひらきがあるようですが、それでも、現代としては両者ともかなりの高視聴率です。

大河が朝ドラのようになる必要はないと思っています。それぞれに違う制作アプローチがあって、楽しみ方もかわると思っています。

始まったばかりの大河ドラマ真田丸」は、最近、ネット上にもいろいろ書かれていますが、私は三谷幸喜さんのドラマによく感じる、場面場面の面白さをとても楽しんでいます。

とにかく三谷さんは、焦点をあてた ある場面をとても面白く見せてくれると、個人的には思っています。ひねりの効いた台詞がたくさん詰まっていて、その言葉を言う俳優さんの表情が生き生きと描かれています。

私にとっては、ひねりの効いた台詞と俳優さんのその豊かな表情こそが、三谷ドラマの楽しみです。俳優は表情が大事というのを、強く感じさせてくれますね。それぞれの俳優さんの個性も光って見えてきます。

ですから、抽象的なイメージ映像や、歴史の単純な展開などの映像は、普段の大河よりも少ない気もちょっとしますね。ドラマの中が台詞と表情でいっぱいです。

先般、本能寺の変のくだりがありましたが、鎧かぶとの置物が、炎の中で崩れ落ちるという、あっさりとしたものでした。おまけに、朝の連続テレビ小説のような女子アナのナレーションが…。せっかく三谷ドラマなのですから、映像はそのままでも、ナレーションではなく、誰かの台詞で埋めてくれたら うれしかった…。

大河は、昔のような、見る人の「うんちく」の確認ではない、芝居の鑑賞に完全に移行しましたね。

戦闘アクションシーンが好きで、番組を見ながら「うんちく」を語りたがる、大昔からの大河ファンの中には、物足りなさを感じている方もいるかもしれませんが、歴史の展開ばかりのドラマでしたら、歴史番組の「再現ドラマ」になってしまいますよね。大昔の大河には、こうした展開を説明するだけの台詞も非常に多かったように思います。史実の展開説明も必要なので、仕方ない部分もわかりますが…。

世の中のドラマ番組の中には、内容の展開よりも、場面場面の面白さを重視するものもたくさんありますよね。今回の大河は、台詞にひねりが効いていて、場面場面がとても楽しめます。歴史内容の展開は、ほとんどの人が、すでに知っていますし…。

そんなことを感じる私ではありますが、鎧かぶとの置物が、炎の中で崩れ落ちるだけという「本能寺の変」は、さすがに ちょっと寂しいなあ…。あまり多用するとNHKの「歴史ヒストリア」中の再現ドラマのようになってしまいます。それとはレベルや意味合いが違うはず…。いろいろあるのでしょう。次週に何かあるのかな?

近年のテレビドラマは、ひとつのドラマの中に、似たような個性がかたまっていると感じることも多いのですが、大河は、昔のドラマのような、俳優さんたちの異なった個性の “ るつぼ ” が残っていて、実に面白いと感じます。

若い方々、 “ どつぼ ” ではありませんよ。

個人的には、「大河」に、朝ドラのような「ハッ」という気づきは求めていません。別の満足感を期待しています。いずれにしても、今年は、大河も朝ドラも楽しみです。

( jiho )

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