とても好きな映像。
ニルバーナを聴くと十八歳の頃の心の痛みが甦って来てずっとあんまり聴けなかった。
最近やっと面と向かって聴く事が出来るようになってきた。


十代後半の自分は、全てにおいてふらふらしていて
子供の頃から大好きだった音楽すら、
周りの友人が聴いているのを合わせて聴いていただけだった。


あの頃人に合わせて聴いた音楽の中で今でも残っているものはほとんどない
だけどニルバーナだけは年をとるほどに好きになっていく。


カートコバーンという人の事を考える。
とても冷たく見える時もある。とても優しく見える時もある。
もちろんどっちもあるんだろう。
もし年をとっていたら太って今頃いいおじさんだったかもしれない。
それでもやっぱり生きてて欲しかった。


コートニーさんがカートが亡くなったことをきいたとき、
「楽な方にいきやがって」と叫んだらしい。
本当かどうかはわからないけど。
その言葉がずっと頭に残っています。


デビッドボウイさんは友達にもちゃんと挨拶して
最後のアルバムの発売を見届けて、
なんだか衣類をきちんと枕元で畳んでから眠るように美しい最期だったと思いました。
あまりに綺麗で涙が少し出ました。


とりとめのない文章になりました。
おやすみなさい。


穂高