大阪・間野日記1

間野です。大阪では大工原さんの映画以来何も見ていなかったので映画が見たくてたまらず、昨日われらが前田陽一の『喜劇 日本列島震度0度』『涙にさよならを』を見てきました。どちらも楽しませてもらいました。
『涙にさよならを』は世界で1,2を争う角刈りの似合う男・橋幸夫がかっこよい。前田陽一がこんなクールなアクションも撮っていたのか。分析できない前田陽一の世界、どこか大工原さんにも似てませんか?

さて、わたくしの大阪日記です。
〇7月16日。大阪での一日目はplanet+1の下の「太陽の塔」カフェでやっていた「月イチ金曜会」から始まりました。戸田光啓さん、大工原正樹さん、にいやなおゆきさんと娯楽映画談義。ここで娯楽映画について語ったことや、戸田さんの大工原さん特集のチラシの解説文など、これから始まろうとしている映画祭にまつわる言葉たちが、雰囲気を妖しく、面白く、盛り上げていったと思います。僕自身ワクワクしました。
月イチ金曜会のみなさん、ありがとうございました。
また参加させてください!

〇初日7月17日「大工原正樹監督特集」+「傑力A」
テープチェックをしていると、高円寺在住の大畑創、伊藤淳がやってくる。
途端に僕の気分は修学旅行のようになる。しかし彼らにとって関西は地元なのだ。でも高円寺のほうがしっくり来るように見える。

さて大工原正樹監督特集が始まる。
常本琢昭監督『アナボウ』の素晴らしいリズム、いい顔の女の子たち、中原翔子さんの芝居に感動する。玉川直人(『憧れの人』)の演技(まさしくアナボウ・身体表現)にシビレる。と書いていて、最近、傑力で上映前パフォーマンスが続いているので、アナボウ部のみなさんに来てもらって実演してもらいたいな、と思いつく。競技としてのアナボウは見てみたい。もちろん傑力からは玉川直人を選抜します。

大工原正樹監督の作品はどれも素晴らしかったです。特に『美雪の災難』(いいタイトルですね〜)は先に戸田さんの解説を読んだせいか、至福感が倍増して迫ってきました。おでこにキス・・・。

傑力Aプロは思いのほかたくさんの方が来てくれてうれしかった!舞台挨拶する我々。
大畑君は「新耳袋」の中で『庭の木』という短編を撮ってます。これ面白いです。DVD発売します。
カメラをとらえた伊藤淳の『MAGAN』。
平成の名司会・比木暁(『hachibu-dojo』)。にいやさんと間野。




その後、中崎町駅商店街入ってすぐの「おくまん」にて飲み会。高橋洋さんも合流。途端に美学校の飲み会の雰囲気になる。
いい感じのにいやさん、その後ハリー・ハウゼンのモノマネも披露。

女優・西山真来さんもまじえて集合写真。『MAGAN』伊藤淳のぎこちないピース。

大工原さんは暑いところで飲むとバンダナを巻きます。
右は戸田光啓さん、真ん中が『恐怖』が絶賛公開中の高橋洋さん。大阪はテアトル梅田。東京はテアトル新宿。「なにはともあれ『恐怖』です」。


この後、初めてお会いしたケンシロウさんと、下の写真の石田ノイズ君と、大畑君と、風俗の穴場をぶらぶらと散策。
散歩中にケンシロウさんと猫談義。ケンシロウさんは猫が大好きな模様。猫の映画を撮りたいですなあ。にいやさんは犬派だという情報も仕入れる。
そしてサイゼリヤで始発頃まで話す。石田未来(『愛と生きる』というお父さんについてのドキュメンタリーをシネドライブで上映しました)改め、石田ノイズ君は親切に色々と教えてくれました。ドキュメンタリーの裏話がとても面白かったので、続編を期待しております。
中崎町の石田ノイズ宅に寝かせてもらい、初日は終りました。
石田ノイズありがとう。ケンシロウさん、また呑みましょう。



ここで音楽活動もしている「石田ノイズ」の情報です。
7月29日天満SOUND STYLE「月末、真夜中の情事vol.1」深夜ワンマン、要予約先着5名。(石田ノイズに直接予約してください)。
8月24日福岡gigi
8月31日天満SOUND STYLE「月末、奇跡の夜vol.2」深夜ゲストあり、要予約先着5名。(石田ノイズに直接予約してください)。
9月30日高円寺無重力無善寺「石田ノイズ ワンマン『TOKYO MOTHER』発売記念ライブ」

多彩な活動を展開している石田ノイズに注目です。
高円寺に来る時は僕も行くので、みなさんも行きましょう!
※音楽はノイズ系ではなく、フォーク系らしいです。

つづく

写真はすべて、デューイ松田さんよりいただきました。ありがとうございます!

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『傑力珍怪映画祭in札幌オールナイト』のお知らせ!!!

札幌ATTICさんにて  2010年 08月 28日 

開場 22:30/開演 23:00

予約 500円/当日 800円(通し券、出入自由)
傑力珍怪映画祭とは、知られざる傑作、力作、珍作、怪作の怒涛の饗宴!競園?狂園・・・なのだ!
2009年、夏。東京を熱狂の渦に巻き込んだ奇妙な映画のお祭り、傑力珍怪映画祭が遂に札幌に上陸。

なんとご予約料金500円で全作品ご覧頂けます!怒涛の一挙10作品上映、挑発プログラム!

キンキンに冷えたビール、ソフトドリンク用意してお待ちしていますよ!(持込もご自由に。)深夜、ちゃぶ台にゴザなんて出しちゃうかも?

■上映スケジュール
23:00 「憧れの人」
23:25 「魔眼」
23:55 「地獄に堕ちたシェイクスピア
00:30 間野ハヤト監督トーク
01:10 「月へ行く」
01:50 「灰土警部の事件簿 人喰山」
02:30 「トゥエンティーズのセブンティーン」
03:10 「焦げ女、嗤う」
04:15 「二度と目覚めぬ子守唄」
04:50 「大拳銃」
05:30 「八分道場」

詳細はこちら→http://www.a-yaneura.com/index.php