2013-05-30 雨
■[movie]「舟を編む」
とにかくみんなが胸の中に熱い何かを持っている物語でした。すごいぐっときまくりでした。
馬締くんは普段ぼんやりしてまともに話もできないのに、譲れないところだけ一人称が「俺」になったり、香具矢さんの「女が板前なんて変かな」という弱音に「そんなことはないと思います」とはっきり言ったり、なんというかもう!なんていうかもう!な感じの人でした。
西岡さんも馬締くんと出会って、本来持っていたのであろう熱さを見せる人になっていく姿が眩しかったです。馬締くんの言葉に泣かされるシーンで私も西岡さんと同じタイミングで泣いてた。(早い。)
15年経ってもきっちり裏方で活躍してるのが本当かっこよかったです。
新人ちゃんがどんどんなじんでいく姿もよかったなあ。
香具矢さんもあんまり表立って描かれてはいなかったですけど、板前になる夢を現在進行形で叶えてて、馬締くんとはなんというか同志のような感じなのだなあとしみじみしました。素敵だ。
トラさん大きい。かわいい。トラジローはあんなちっこいのに胴が長くて、この子は大きくなる子だねーと思いました。
最後の年の夏以降、松本先生の具合が悪いのが見た目にも明らかで、早くしないと辞書の完成を先生に見せられないという焦りの気持ちがすんごい伝わってきてて、だから、お葬式から帰ってきてお蕎麦食べるところで馬締くんが涙を流すシーンに、こっちも涙が止まりませんでした。
なんというか、プロジェクトXみたいでした。
あと、パンフレットがすごかったです。豪華。紙のぬめり感が味わえるページとか、大渡海のポスターとか、盛り沢山。読み物のページも盛り沢山。本気ですねー。
ピースの又吉どこに出てたっけ?と思ったら、大渡海のデザイナーさんだったんですね。分からなかったなー。(ザ・節穴。)デザイナーの人はやっぱロン毛かーとか思ってました。
2013-05-26 晴れ
■[live]「貸切り図書館 3冊目」@鎌倉 moln(fishing with john/tico moon)
鎌倉はゆっくり散策したい街ですね。お寺いっぱいあった。いっつもギリギリなので、次はゆっくりしたいと思います。
molnは鎌倉駅から割とすぐの、ええと、カフェ?(聞くなよ。)木でできた素敵なお店でした。
fwjさんは総勢7名と大人数なので、ステージにみっしりと人が詰まっていて絵的にも面白かったです。
新曲は「夜は短し歩けよ乙女」を思い出す感じでした。背筋をまっすぐ伸ばしてはきはきと歩いてく感じ。いいですねー。
そして「マッチ擦る刹那のダンス」が!大好き!なの!です!(落ち着け。)
もう何これ。ものすごかっこいいです。シビれます。映画みたい。
tico moonさんは2人ユニット?(聞くな。)ハープとギターの編成です。FFのオープニングとか町のテーマを彷彿とさせる穏やかで美しい旋律が私のツボを正拳突きでした。
いやあ実に素敵ないい夜でした。
■[book]「探偵はひとりぼっち」(東直己)

- 作者: 東直己
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2001/11/01
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 6回
- この商品を含むブログ (22件) を見る
映画「探偵はBARにいる2」の原作というので読みました。
探偵、ものすごひとりぼっちでした。(高田くんは出るけど途中で緊急入院。「てめぇに付き合って、大怪我をするのは、これで三度目だ」というセリフが激熱でした。というか、原作の高田くんは高田さんて感じ。なんか。)
その分ハードボイルド感が増して、相田さんとかタクシーの運転手の人とかのエピソードに胸が熱くなったりもしましたけど、私はセンチメンタルスキーなので映画の方が好きかなー。
2013-05-24 晴れ
2013-05-18 晴れ
■[movie]「聖☆おにいさん」
事前に聞いてた評判が結構芳しくなかったのでどうかなあと思っていたのですが、や、私これ好きですよ。
なんというか、温泉にのんびり入って温まって、畳のお部屋でごろーんと伸びてるような気持ちになる映画でした。
でも主役の二人が付き合い始めたてのカップルにしか見えなかったのはここだけの秘密です。(全世界に向けて言うとるよ。)
ただ、あのブッダの額を狙ってくる子どもの執着心だけが理解できなくて竹刀でしばきたくなる自分を抑えるのが大変でした。
でも主役の二人の声もすごくしっくりきたし、絵もきれいだったし、四季エピソード集というスタイルも好きだし、私はよかったと思います。
和んだ。
2013-05-12 晴れのち雨
いつ読んだとか忘れちゃったのでまとめて。
■[book]「隻眼の少女」(麻耶雄嵩)

- 作者: 麻耶雄嵩
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/03/08
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (28件) を見る
うーん。三代目が好きです。
怖いよー。(どんな感想か。)
■[book]「化合 ST 序章」(今野敏)

- 作者: 今野敏
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/02/07
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (2件) を見る
■[game]「レイトン教授 VS 逆転裁判」

- 出版社/メーカー: レベルファイブ
- 発売日: 2012/11/29
- メディア: Video Game
- 購入: 14人 クリック: 168回
- この商品を含むブログ (64件) を見る
両方好きなゲームなので(というよりこれくらいしかやってない)、それがコラボなんて聞いたらやるしかないでしょう、とやったのですが、いやー、いいですね。
個人的には、魔女裁判の後でなるほどくんが、自分だってそれはもうものすごく辛い目にあったばかりなのに、子ども達を守らなきゃって決意する夜のエピソードで号泣でした。かっこよすぎるぜ!
あの飲み屋の赤い髪の女の人といい雰囲気だったのがまたよかった。
あとレイトン教授の無茶振りと真宵ちゃんの脊髄反射トークもよかった。
すごく面白かったです。
2013-05-11 雨
■[live]「森、道、市場 2013」(愛知 蒲郡 三ヶ根山ロープウェイ山麓駅跡周辺)
GOMES THE HITMANの山田さんがバンド編成で野外フェスに出るというので行ってきました。
会場は山の上で、うちの父方の田舎があんな感じの山なので、なんだか懐かしい気分になったりもしました。あとなんか箱根っぽかった。
お天気が悪かったので、みんなレインコートを着てました。レインコートを着てる人がステージに向かって集結する様子がバイオハザードっぽくて笑ってしまいました。SF映画みたいです。楽しい。
ステージは、シルバニアファミリーみたいな感じの屋根のある木の建物でした。バックに森が見えるのでますます木のお家っぽい。素敵だ。
ああーこれバックの空が青で、夕焼けのピンクとオレンジに染まる雲とか見えたら最高だったのになー!と思いました。次回に超期待です。次回あると信じてる。
「SING A SONG」で雨の中でもみんなが拍手してたのにちょっとじーんとしました。
2013-05-05 晴れ
■[movie]「ビトレイヤー」
ジェームズ・マカヴォイ先生が出てらっさるということで観てきました。
なんだかよく分かんなかったんですけど、スーパー犯罪者の人は若い熱血刑事のことが気になってるってことなの?(適当にまとめるな。)
逃走中のトラックの中で、息子を喪ったお父さんと恋人を喪った青年の嘆きのシーンがちょっとぐっときました。
■[movie]「リンカーン」
なんかリンカーン本人よりも、周りの人の方が色々濃ゆく描かれてた気がします。
そもそも人間として平等派のスティーブンスさんがすんげー胸熱でした。
でもあれなー、リンカーンたとえ話多すぎて、何が言いたいのか時々分からなかったです。たとえ刑事かと思った。(どんなまとめだ。)
■[movie]「図書館戦争」
原作読むの間に合いました。よかった。
これは色々考え始めるといーっ!てなるからごちゃごちゃ考えたらだめですね。
(催涙弾とか使ったらだめなの?とか水攻めにしたらいいのにとか人んちの壁あんな穴だらけにして誰が弁償すんの?とか良化隊の身元調査して近所で噂流したったらいいんじゃないの?とか。)
とりあえず岡田くんが戦うシーンと郁ちゃんを気に掛けるシーンにそわそわするだけでも観る甲斐はあると思います。
岡田くん本当すんげーかっこよかった&かわいかったです。接近戦が素晴らしいですね。素晴らしい。誘拐犯との戦いはグリーン・ホーネットのカトーを思い出しました。
(あでも小牧さん結構好きなので、ちょっと空気っぽかったのが残念。)
観る前に原作読んどいて正解でした。うむうむ。
いやーよかった。
基本的には暴力で解決するの好きじゃないんですけど、意味もなく自分の大切にしてる本に火つけられると殴りたくなりますね。ぐーで。(短気。)
2013-05-03 晴れ
■[book]「図書館戦争」(有川浩)

- 作者: 有川浩,徒花スクモ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2011/04/23
- メディア: 文庫
- 購入: 12人 クリック: 850回
- この商品を含むブログ (238件) を見る
映画が私の周りですんげー評判よかったので観たいと思いまして、先に原作を読んでみたのです。
郁も堂上もひたすらに真っ直ぐで、すっかり捻じ曲がってしまった大人の私としてはそわそわするけどとても眩しい。
うん、これ観たい。岡田くんやばいくらいはまり役じゃないですかね。
超楽しみです。