愛の戦士キューピーハニーの日記Neo

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桜ライド2013 「醍醐桜」

8日(月)に、真庭市にある醍醐桜を観に行って来ました。バイク142km。
推定樹齢千年を誇る県下一の名桜を、ぜひとも訪れてみたかったんです。
またしても準夜勤明けですが、ネット情報によると「満開」。
あれっ、例年より開花が早いのでは?
とにかく、「行くべし、行くべし、行くべし!」。
確か落合のほうだから〜近いよな〜大したことなし〜って出発するも、
意外に遠いじゃないか!
もうすぐだろうという場所で、坂をぐいぐい自転車で上っていくサングラスをかけたおじいさんと遭遇。電動アシスト自転車だった。
「すいません、醍醐桜ってこっちで間違いないですよねぇ。」
と道を尋ねる。
道順を教わるも、それはそれは的確なのだ。
「いやお元気でお若いですね〜。」
としばらく一緒に走るが、
「ワシ、88歳。」
「ええ〜!マジでぇ〜?!」絶対見えません。
88歳といえば認知症や寝たきりの方がザラですよ。
「これから椎茸の世話に行くんじゃ!」
あっぱれ!ハツラツじいちゃん!
ラクルワンダホー!!
ワタクシも見習います・・・。
道の駅「醍醐の里」で休憩。

桜餡鯛焼き
桜味って好きな人と嫌いな人分かれますよね〜。
でもこっからも長いんだな。
醍醐桜目指し、山に入る。
すんごい上り。
やっと到着しました。

根元周囲9.2m。樹高18m。枝張り東西南北各20m。
立派だ。風格あり。

花は小ぶりで上品だ。美しい。
だが、毎年訪れる愛好者からはため息の声が。
今年の醍醐桜は「史上最悪」とのこと。
先週頭には2分咲き、週末に一気に満開となったタイミングに雨と強風にやられ、今年は本来の美しさを魅せることなく終わってしまったとのこと。
醍醐桜の本来の美しさはこんなものではないと。
でも、初めて訪れた私にとっては、十分に美しくみえる。
まさに幽玄の美。
しっかりと観賞し、帰ろうとバイクを下り方向に向けると、
交通整理のおじさんから「事故防止のために一旦上って回り道してほしいんだけど。一方通行でよろしく。」
こっからまた上る〜。ウェ〜。気力なし。
「あの、道の隅っこを自転車押して歩いて降りてもダメ???」
アイアイ、ダメだってよ。
といってもそれほど回り道でもなく元の道に合流し帰路へ。


明治初頭に観賞用として広まったソメイヨシノは園芸種、つまりクローンである。寿命は通常60〜70年と言われている。
だからこそ古代桜(山桜)を守っていくべきなのだ。
名桜が発見されると、周囲の雑木を伐採し日照を確保するなど、愛好団体による働きが行われている。
今年は今年なりの、自分の姿を精一杯さらしたんだな、醍醐桜
また来年の姿も、観に来るよ。