219公園と玉佛苑Yu fo yuan

219公園の池はスケート場


今日はまた8℃くらいになるというので、朝から219公園へ散歩です。つい2ヶ月ほど前まで、泳いでいる人がいた、あの池です。おじいちゃんが孫に橇を教えていたり、スピードスケートのウェアに身を固めてガンガン滑っている人や、アイスホッケーの練習している一団も・・・。いやー、見てると滑りたくなりますね。社交ダンスやってるグループ、太極拳、気功、体操具を使って運動している人・・・、賑わっていました。

国家AAAA級旅遊景区・世界最大玉佛在鞍山

・・・だそうです。70元も取ります。鞍山近郊から出土した、高さ8m,幅7m,厚さ4mもの玉を用いて製作した仏像です。219公園の一番奥にある玉佛苑の玉佛閣に安置されています。いろいろな角度から観察できるように設計されていて、確かに神秘的な感じがします。ただし撮影禁止でしたが。このほかにも、もう少し小さめの玉佛が安置されている堂や、そのほかの仏像など、いくつもあるのだけれど、それらを拝みに来る人が結構いるってこと(当たり前のことなんですが)が新鮮に感じられました。日本の(拝観料を取る)お寺で、一般の参拝客が仏像の前で跪いて(本気で)拝んでいる風景って、あまり見ませんよね。「玉佛」などというと、確かに偶像崇拝の極致ではあるけれど、それでも観光資源としてだけでなく、信仰の対象としての「お寺」の本分が感じられることが、ちょっと驚き。裏手の山に、洞窟を掘って「五百羅漢」を安置している所があって、同じチケットでそこも入れそうだったので、入ってみました。入り口で功徳料20元を納めるように言われ(聞き取れないけどジェスチャーなどでやりとりした結果)、赤いたすきのようなものをもらって入りました。つまり、拝むとき、それを像に結わいたりするらしいということは、入って見てすぐわかりました。トンネルの壁際に延々五百羅漢像が続いています。なるほど・・・と思ってみていくうち、ふと気づきました。一体1m幅くらいとしても、500mはあるってこと? ここでもし停電になったら「信貴山戒壇巡り」じゃん。まあ、壁にさわりながら歩けば出口にはたどり着くか・・・などと考えながら、500m歩いてやっと洞窟から出ることができました。ここにも、ちゃんと拝みに来ている人が(若い女性でした)いました。219公園を抜けるとき、自転車で氷糖葫芦Bing tang hu lu売ってるおじさんに会ったので、買って食べました。帰りはバスに乗って学校まで戻ったら、ちょうどお昼の時間。久し振りによく歩きました。