採点&(究極の)買い物

2年生筆記試験

師範学院の2年生の写作(作文)の筆記テストです。試験監督は1クラスに2人ずつついていました。だいたい45分でみんな終わったようです。100点満点のうち40点が300字の作文なので、それだけ僕が採点して、残りはやってくれるとのことでした。日本語学科の寒い控え室で採点していると、先日の歓迎会でお会いした先生方が昼食に誘ってくれたので、昼食を挟んで、作文の採点しました。みなさんが午後の授業に行っている間に、採点を終えてしまいました。

買い物へ

ちょうど採点が終わった頃、回先生が来たので答案を渡せました。ついでに、学生に見せるDVDはないかと聞いたら、LL教室にあるからというので一緒に行くと、3年生が(各机の画面で)映画を観てる。DVDはよく知らないものしかなかった。ジブリのDVDあったらいいなと思っていたので、どこかに売っているところはないかと訊くと、あるけど、今、買いに行くならこの学生と一緒に行ったら、ということに(回先生は徹底してこのパターン)。3年生は授業ではなく、時間つぶしをしていたらしい。いやぁ、またまたお願いしてしまっていいのかな? というわけで、先日「套袖(袖カバー)」買いに行くとき付き合ってくれたOさんと、麻花の美味しい店を教えてくれたDさんが、一緒に行ってくれることになりました。

手撕麻花shousi mahua

バスで駅前まで行くと、まずDさんが、泰納隆Tainalong超市へ案内してくれて、手撕(「手でちぎった」意)麻花を買う。写真のとおり大きな麻花をちぎって砂糖をまぶしたもの。ちぎる前の巨大なヤツが魅力的でもありましたが、これはこれでそれほど甘くもなく美味しいです。右側のが普通のカリカリの麻花。このタイプは日本でもお菓子として袋に入って売ってますね。

究極の中国式買い物

ジブリのアニメがあったら買いたいと思ってました。回先生が「多分あそこにあると思いますよ」と言っていた大きい商城に行って、お店を探すも見つからず、学生たちがそのへんの人に何回か訊いて、やっとたどり着いたDVD屋。日本のDVDをと言うと、篤姫や極先なんかテレビドラマがいろいろ出てくる。ジブリを中国語で何というか忘れてしまったので、「天空之城Tiankongzhicheng」を訊いてみる。トトロはなんだっけ?と言うと、♪隣のトットロ・・・とOさんが口ずさんでくれて「龙猫Longmao」とわかりました。すると服務員、おもむろに携帯を取り出してどこかに電話をかける。あるとかないとか言ってると思ったら、向こうの店にあるから案内する、と言う。同じフロアだと言うので気軽についていくと、どんどん奥の方に行って、DVD屋でもなんでもない他の店の横のドアを開けると、中にDVDが所狭しと並んでいる。・・・これって・・・? 待っていたお兄さんが出してくれたのは、紛れもなくジブリのDVD。ブルーレイ8枚セット・3種もある。こっちのほうが質がいいと説明してくれた。音声・字幕とも6カ国対応です。このブルーレイ8枚セットが80元ですよ。単品のDVDも1枚10元。これこそ「海○版」なれ。ホントに、学生さんと買い物に来ると、中国が見えます。1人で買い物に来ることもできるけれど、こういう買い物はできませんよね。もっとも、学生たちも「おかげで初めてああいう店に入った」って言ってましたが。それにしても、今の為替レートというと1枚120円でDVD売られたら、やってられませんよね。と言いつつ、4枚も買ってきたわけですが・・・。帰りに、学生がお菓子類を買うからと、もう一度、クリスマスセール中の泰納隆に行って、お勧めのインスタントコーヒー(カップのおまけ付き)や粉末豆乳などを買って、実に「充実した」買い物になりました。帰りのバスでは2年生(高校生みたいに可愛いカップル)にもバッタリ乗り合わせ、楽しい買い物ツアーでした。夜、「麻花は美味しかったですか?」と、Dさんからメールが入りました。