なぜか「『援助』する前に考えよう」・・・再び

先日、シネマ ジャック&ベティで、ブラジル映画「汚れた心」を見た後、階下の「横浜パラダイス会館」にて、例の「映画を見て、詩人と語る会」に参加。映画は、戦後の日本人移民社会での「勝ち組・負け組」の話。日本人の役者の演技力はさすがですが、血がドバドバのシーンが多いのはちょっと・・・でした。で、「語る会」では、他の参加者とちょっとバトルしてしまったんですが、そのとき同席していた方から、過去の記事(7月31日)にコメントいただいたので、今回はそのネタで。

「援助」する前に考えよう

7月31日に横浜パシフィコで、横浜市内の某私立高校生53人相手に、「『援助』する前に考えよう」のワークショップやってきたんですが、このワークショップに関心を持っていただいたようですね。ありがとうございます。これは、(NPO)開発教育協会・DEARが出版している教材です。上智大学教授の田中治彦氏の著作ですが、僕も制作時にちょっとだけお手伝いしました。その関係で、今年の「全研=開発教育全国研究集会(8月4・5日開催)」の「ワークショップ体験プログラム」でも、ファシリテーターをやらせてもらいました。このときは、関心のある方ばかり30人でやったので、ファシリテーターとしては、予想どおりに進むというか、それはそれでおもしろいのですが、高校生53人というのはどうなるのか予想もつきませんでした。きっと最初で最後の経験でしょうけど。6人1組で、9グループもできてしまうので、グループワークをやっても全部のグループの様子を把握しきれなかったし、なんと言ってもグループ発表は9回繰り返すことになるので、どうしても冗長になって聞いている方が飽きてきちゃう。90分という時間では、やっぱり最後は駆け足になってしまいました。教材の詳しい内容はこちら(田中治彦研究室)から。とても、分かり易く解説してくれてます。「原作者は語る」のページが特にお薦め。
http://www.rikkyo.ne.jp/web/htanaka/06/Enjomae00.html