梨本塾3月 (梨本塾160回目/トミン330回目)

今年度初の梨本塾です。
今年からは1〜2月は開催がないため3月が第一回の梨本塾となります。
梨塾自体は3ヶ月ぶりとなるものの、2週間前にはフリー走行で26秒2を出しているので期待して参加。
そして天候も春を通り越して初夏のような気候。

 

フリー走行

1本目。15周。路面30℃。
やはり違和感なく走れるのですがタイムは26秒99でようやく27秒が切れる程度。
あれ、2週間前の26秒2があるので期待しすぎて感覚がずれているのかも…

2本目。15周。路面34℃。
ベストは26秒70。相変わらず連続走行ができないのですが、その理由をホールド不足によるものと考えて、後半は課題練習に切り替えました。

3本目。11周。路面36℃。
身体も大分慣れてきてベストは26秒50。
途中でリアのイニシャルを+3した効果が大きそうです。
相対的にフロントが低くなって手元で小回りする感覚が明らかに感じられます。
絶対的な設定値というよりは、相対的な違いで「乗りやすい!」と自分を勘違いさせることでうまくいってる気がします。

タイムアタック

昼休み中に頭の中でうまく走るイメージを作り、いよいよタイムアタック開始です。
手元のラップタイマーでは26秒43が2周ありました。
午前のベストが26秒50と考えるともう少しタイムを伸ばしたいところでしたが、これが今日の自分の実力ということなのでしょう。

公式タイムは26秒422でAクラス1位。見事ポールポジション獲得です!
セカンドタイムも26秒437なので、手元のタイムとほぼ同等でした。
2位のライダーKさんとは0.2秒差。

 

K-RUN-GP

この日は全クラス10周。
全力で集中して走りきりたいと思っていたのでこれは嬉しい設定でした。

スタートでは反応が良かったものの、その後の加速で2位グリッドのKさんに負けてしまい、1コーナーは2位で進入。
その後は少しの差を空けながら付いていき、自分としては比較的良いペースで10周走ることができました。

・Lap01: 29.99
Lap02: 27.01
Lap03: 27.13
Lap04: 27.00
Lap05: 26.86
Lap06: 26.76
Lap07: 26.91
Lap08: 26.95
Lap09: 26.98
Lap10: 26.90

予選グリッドの順位を維持できなかったことは悔しいですが、逆に前にライダーがいることで全力で走り続けるモチベーションを保ち続けることができ、最近の自分にはない走りができたことは大きな収穫です。

この日は最近の自分には珍しく、K-RUN-GP後の最後のフリー走行も走りました。
K-RUN-GPで掴んだ、26秒8〜9あたりで連続走行し続ける感覚を植え付けたかったからです。
路面温度も下がってきてはいましたが、コースイン直後から5周ほど連続で再現でき、今回で何か掴めた気がします。
せめて2〜3週間に一度は走るようにして、この感覚・筋力・体力を保つよう努めたいと思います。

それにしても久々の梨塾は楽しかった!

公式レポート

 

快晴(初夏の天候)
気温:20〜26℃(9〜15時辺り)
路温:30〜38℃(同上)
ベストラップ:26.43
リザルト:タイムアタック】Aクラス1位 (26.422)【決勝】Aクラス2位【年間】5位 (前月比:±0)
周回数:81周
Fタイヤ:V3 SC1 (305周) / トミン6.5回 (正履き:3.5回、逆履き:3回
Rタイヤ:V3 SC1 (305周) / トミン6.5回 (正履き:3.5回、逆履き:3回)
サスセット:FIN H→3、FTEN H→1.5、FCOMP H→2、RIN S→8〜11
メンテ: -

トミンフリー走行 (トミン329回目)

今年2回目、4週間ぶりのトミンフリー走行です。
年間通してもベストなコンディションの天候でした。
午後の方が気温は上がりそうでしたが、午後に予定を入れたいので午前走行。

今回も自分がCBR自走+妻がCX-3という体制。家が比較的トミンに近いからこそ為せる技ですね。

1本目(10:10〜10:30)

路温26℃。14周。
1ヶ月ぶりの走行なので慎重に走り出すも、意外と普通に走れる感覚あり。
前回もそうでしたが、トミンまでの自走走行が良い準備運動になっている気がします。
27秒4までタイムを上げたところで赤旗中断。

2本目(11:10〜11:30)

路温29℃。14周。
1本目の慣れと路面温度の上昇もあり、かなり気持ちよく走れる状況。
一度26秒台(26秒8)を出した後は課題練習。

  • 連続走行ができない(事実)
  • その理由(の1つ)は右手の握力が極端に落ちてしまうため(事実)
  • 握力が落ちる理由は右手で体重を支えすぎて疲労してしまうため(推測)
  • 右手で体重を支えすぎる理由(の1つ)は身体のホールド甘いため(推測)
  • 身体のホールドが甘い理由(の1つ)は左右のオフセット量が足りないため(推測)

という仮説の元、2本目の後半はタイムや走行ライン等は二の次で、左右のオフセット量を増やす走り方を練習しました。
もちろんこれは「課題の中のあくまでも一つ」ではあるのですが、可能性のありそうなものを一つ一つ潰していくしかないですからね。

3本目(12:10〜13:30)

路温32℃。かなり自分好みの路温コンディションです。
3本目は前半は8割の力で連続走行を行い、後半はタイムアタック狙いの練習。
その結果、26秒26という自分でも驚きのタイムが出ました。
正直、この日は26秒5〜6くらいが実力で26秒2は一発だけの出来過ぎタイムです。
それでも嬉しい!昨年は一度も出なかったタイム域ですからね(昨年のベストは26秒4。一昨年は25秒9なのに…)。

特別なことをした意識はなく、

  • ブレーキで止めすぎない
  • 進入時は身体を動かす
  • 一番深いバンク角に行くまで待つ(早く開けすぎない)
  • 開け始めから開け終わりまでを早くする

くらいです。

1コーナーや帝王コーナーではイン側のブーツつま先側面をかなり擦ってしまっているので、足置きのフォームやバンク角は要改善ですね。。

前回に続き、幸先の良いシーズンインで嬉しい限りです。

 

:快晴
気温:16〜18℃(10〜12時辺り)
路温:26〜32℃(同上)
ベストラップ:26.26
リザルト:-
周回数:50周
Fタイヤ:V3 SC1 (224周) / トミン5.5回 (正履き:3.5回、逆履き:2回
Rタイヤ:V3 SC1 (224周) / トミン5.5回 (正履き:3.5回、逆履き:2回)
サスセット:FIN H→3、FTEN H→1.5、FCOMP H→2、RIN S→7〜9
メンテ: -

トミンフリー走行 (トミン328回目)

この時期にしては驚くほど気温が高いので、今年の走り初めとして行くことにしました。
風もなく最高気温は18度。最高の天候コンディションです。

いつもと違うトランポ

今回のレンタカートランポはいつものハイエースではなく、ひとつ小さいタウンエース(ライトエース)を選んでみました。
事前情報では、

  • 車体が真っ直ぐだと入らない可能性が高く斜めにする必要がある
  • CBR600Fを斜めに積んだ事例あり(写真があった)
  • 荷掛けフックが少ない
  • 2列目(後部座席1列目)シートは外せる。14mmの六角ボルトで止まっているだけ

と調べがついていたので、ハイエースよりは不便なもののコスト的に有利なので一度試してみようということで。

ただし、実際に借りてみると大変でした。

  • 当然真っ直ぐは入らない。斜めにしても折り畳んだ2列目シートや底面の形等からフロントタイヤを角に当てられない
  • フックをかける部分がなさすぎ。特にリアはどこにもかけるところがない
  • 2列目シートのボルトが外れない。11mmより大きく12mmより小さく、手持ちがない(ボルトサイズが事前情報と異なるが、年式が違うとかレンタカー屋さんが交換してるとか??)

斜め積みも難しいので2列目シートを外そうとしたのですが、上記の通り外れません。
インチサイズのボルトかと思い、近くのジョイフル本田で11mm超〜12mm未満のボルトを探すと唯一7/16インチ(11.12mm)があったのでこれを購入。しかしこれでは小さすぎてボルトの頭を掴めず…

仕方ないので、このレンタカーは諦め、CBR自走+妻がCX-3運転という2台体制でトミンに行きました。
高い勉強代になってしまった…

本当は午前2本・午後2本走るつもりでしたが、朝から色々あってトミンに到着したのは12時半。午後だけ走ることになりました。

フリー走行

色々ありすぎて既に疲れました。笑
気を取り直して今年の初走行開始です。

12月半ばから全くバイクに乗ってなかったので、全然身体や目がついていかないかと思いきや、意外と普通に乗ることができます。

ただ、非常にビックリしたできごとがひとつ。
ブレンボのブレーキディスクにガタが出ていたので新品に交換したのですが、交換後の初走行であり驚くほど効きません。
特にかけ始めでの減速感がないので焦ります。
ディスク表面にパッドが馴染むまで効かないのは知識としては理解していたものの、想像以上に効かないので驚きました。

慣れてからは走り出して数周で普通に走って27秒台のペースで周回でき、アタック気味に走ると26秒9も出ます。

2本目では何度かアタックを試して26秒77が出ました。
1発タイムならさらに上を狙えそうでしたが今回それを頑張る意味がないので、連続周回をする方向で走行。
ただ、連続周回は特に右手握力がなくなって何周も続けることが難しいのは相変わらずです。
ハイスロでなくなったのも大きい気がしますが、右手がすぐに疲れて正確な操作ができず、危険を感じてしまうのです。

ひとまず、今年の走り初めを無事に終えることができてよかったです。
連続周回の課題は今年も継続して考えて&練習していこうと思います。

 

:快晴
気温:18℃(13〜15時辺り)※極端に暖かい日
路温:30℃(同上)
ベストラップ:26.77
リザルト:-
周回数:36周
Fタイヤ:V3 SC1 (174周) / トミン4.5回 (正履き:3.5回、逆履き:1回
Rタイヤ:V3 SC1 (174周) / トミン4.5回 (正履き:3.5回、逆履き:1回)
サスセット:FIN H→3、FTEN H→1.5、FCOMP H→2、RIN S→5〜10
メンテ: 直前にFブレーキディスク交換

2023年を振り返ってみる

例年通り年間振り返りの記録を残しておきます。
今回も「サーキット走行記録」=「トミン走行記録」です。

タイム

ベストは11/3フリー走行での26秒45。
前年は25秒台を再達成しましたが、本年はあまり伸びませんでした。

主な理由は下記と考えています(整理の仕方がイマイチな書き方ですが)。

  1. ツナギ修理により年始め〜3月下旬まで走る機会がなかった
    →前年後半で崩した調子のままシーズンオフとなってしまった
    →あまり良くないイメージ記憶のまま長い時間が経ってしまった
  2. 6/188/12の約2ヶ月間走る機会がなかった(私用・公用や天候でタイミング合わず)
    →少し慣れてきた調子が若干リセットされた
  3. ストレスフルな仕事で疲労が蓄積し、体力・気力が落ちていた
  4. 明確な原因は不明(上記3点もあると思う)だが、ハイペースでの連続周回をがんばれない(足腰や手(特に右手)の筋力的にきつかったり、息が苦しかったり)。右手に力が入らないのは、昨年の転倒修理でハイスロが通常スロットルに戻ったこともあってさらに辛い(スロットルを開けきるのが大変になった。持ち方要改善)

それでも、年後半のフリー走行では一発タイムであれば26秒5前後を出せるようにはなってきたので、瞬発力の面では回復しつつあるのかと感じます。
ただ、「良いラップを連続周回しながら補正することで得られる気づき」を得ることができない状態なので、やはり持続できるような改善が必要ですね。

走行回数

走行回数は14回。
前年比でマイナス1回。最盛期と比べて半分以下です。

内訳は梨本塾8回+フリー走行6回。
ツナギ修理や仕事で梨塾参加回数自体が少なくなってしまいました。
その分フリー走行は前年の2倍走れました。

梨本塾リザルト

年間ランキング12位。前年が1位だったので大きなダウンです。
1月・2月・7月の3回が不参加で、12回中9回しか参加できていないので、やはりフル参加ライダーに比べるとポイントは稼げません…
まあ、フル参加していても自身の調子的に1位は無理だったと思います(ポイント試算的には3〜5位くらいが良いところ)。

参加回数が少なかったこともあり、前年までまとめていた表形式での月別整理は今回は割愛。

総括

前年に25秒台ベスト更新&梨塾年間チャンピオン獲得というリベンジを達成してひと息ついてしまったこともあったり、前述のような理由でリザルトはあまり良いものではありませんでした。

ただし、前年とは異なり伸び調子で年を終えているので、2024年はこまめな練習とモチベーションアップにより、タイムや順位的にも良い結果を得られるようにがんばろうと思います。

梨塾を席巻中のニンジャ400も非常に気になるところですが、自分はまだCBR600RRを継続します。
年末にFブレーキディスク(ブレンボのフローティングタイプ)も交換したばかりですし。

ついその日の自己ベスト更新を狙いがちですが、まずは「26秒8くらいで10周連続で走り切る」ような練習により、バイク筋を鍛えたり連続周回を身体になじませるようにしたいと思います。

【参考】過去のまとめ記事

 

 

梨本塾12月 (梨本塾159回目/トミン327回目)

2023年最後の梨本塾、そして、2023年最後のサーキット走行。
前回の走行(12/9フリー走行)では良い感触が得られたので、その調子のまま臨みたいところです。
が、ここ最近の梨塾イベントの流れの通り(?)、この日もあまり天候に恵まれない予報…
前日は18度ほどあった気温も当日は12度くらいまでしか上がらず。

フリー走行

気温は悪くないものの風があり路面が温まらない状況。
1本目。路面16度。12周走行。路面を信用しきれず探り探り走って28秒8。
2本目。路面16度。14周走行。1本目と感触は変わらずで28秒3。
3本目。メモ忘れて記憶・記録がないものの、ギリギリ27秒切りだった気が…

タイムアタック

アタック周と流す周を使い分けながら走行し、手元のベストタイムは26秒93。
公式記録では26秒890でAクラス3位。なんとかフロントローに並べました。

K-RUN-GP

スタートでは予選2位のIさんと1コーナーで際どいポジション争いになり、なんとか2位にポジションアップ。
序盤3周ほどは1位でホールショットのSさんを追いかけてこの日のベストタイムを更新(26秒88)するも、徐々に自分の体力が保たずにタイムダウン。
27秒台前半〜中盤で走るのがやっとでした(ワーストは27秒7)。

今年も最後まで無事に終えられて良かったです。
年度のまとめは例年通りまた別記事で振り返ろうと思います。

 

公式レポート

 

:晴れ(若干風あり)
気温:10〜12℃(10〜15時辺り)
路温:16〜19℃
ベストラップ:26.88
リザルト:タイムアタック】Aクラス3位 (26.890)【決勝】Aクラス2位【年間】12位 (前月比:±0)
周回数:80周
Fタイヤ:V3 SC1 (254周) / トミン4.5回 (正履き:4.5回、逆履き:0回
Rタイヤ:V3 SC1 (254周) / トミン4.5回 (正履き:4.5回、逆履き:0回)
サスセット:FIN H→3、FTEN H→1.5、FCOMP H→2、RIN S→3〜11
メンテ: (この直後に前後タイヤリバース、Fブレーキディスク交換(同じブレンボのフローティングタイプ))