映画「阪急電車」のロケを小林駅で目撃&門戸厄神駅の非実在広告とベンチ

映画「阪急電車」の公開が間近に迫りました。
去年12月8日に西宮北口駅でロケを目撃した事は当時書きましたが、その後も見る機会がありました。

去年(2010年)12月17日昼、勤めから帰ってきた母が、勤め先の最寄の小林(おばやし)駅(宝塚市)でロケをしていたと私に言いました。


小林駅で電車の中で小林聖心女子学院の女の子達(小中高とあるが、多分高校生)が宝塚行きホームを見て
「めっちゃキレイ!」「何で隠すのー!」と騒いでいたので、母が「誰見えたの?」と聞いたら「中谷美紀ですー」と言われたとの事。


それを聞いて私は小林駅に向かい、14時20分頃に到着すると確かに宝塚行きホームのベンチでロケをしていました。向かいのホームも宝塚寄りはロープが張られ、近くで見る事が出来ません。ただし、電車が来る時は後ろの車両から降りる人のために解放されるようです。


西宮北口駅とは違い小さな駅なので一般の利用客から全く見えない場所でやる事も出来ず、見物の女子高生達などは見ようと歓声を上げていました。本番前には、スタッフがお静かにお願いしますと言って周ります。



翔子(中谷美紀)と小学生のショウコ(高須瑠香←当時は知らなかった)が話す場面のようです。

最近映像が公開されましたが、まさにこの場面です。

2010年10月11日撮影 「阪急電車」の中で一番重要な駅が小林駅です。他の駅は改札の外にすら出ないものが殆どです。山沿いで駅に接した道路は狭く、今津線の中でも一番こじんまりとした駅のような気がします。
今どき「阪急 ○○駅」では無く「阪急電車 ○○駅」と表記しているのは大変珍しいです。


エキストラらしい女子小学生4人がスタッフの指示で西宮北口行きホームから宝塚行きホームに移動、階段裏で待機、の様子が見えました。原作を読めば意味が分かります。


十数分様子を見て、電車に乗って至近距離で中谷美紀さんを見てみたりして帰りました。ちなみに、夕方からは珈琲屋ドリーム感謝会がありました。




12月22日14時半頃、門戸厄神駅宝塚行きホームで下車すると、目の前に撮影スタッフ名札を付けた男性が居てビックリ!役者は見当たらず、スタッフの他に一緒に居る人たちはエキストラでしょうか。どうやら何かを待っているようです。撮影機材は見当たりません。

14時38分撮影。更に宝塚行きホームにいつの間にか架空の広告看板と前は無かったベンチが出現している事に気付きました。


小林駅で同様の広告差し替えがあった事はひょうごっつ☆くーるNV1さんの12月17日12:58の写真付きツイートで知っていました。先の小林駅の写真に注目。


14時42分頃まで見て、私は急ぎの用があるのですぐ帰宅、着替えてまた出発しました。
母によれば昼また小林駅で小学生女子の登校シーン?を撮ってたらしい。金曜もしていたし子役は何日か学校休んでるのでは?と。


最後に見て30分経った15時12分に門戸厄神駅に戻ると、エキストラらしき人は消えていました。警備員2人、駅員2人、スタッフらしき人4人くらい。



15時1分おみさん撮影 実はその直前、おみさんが西宮北口駅寄り2両目でロケをしている電車(3058F)を目撃していました。門戸厄神駅でエキストラが電車に乗り込むシーンの撮影だったんですかね?
「走行中の車内のシーンっぽかったです。回送の車両の中に人がそれなりにいるのは新鮮ですw」とおみさん談。


ゼミの飲み会から帰って23時10分頃に門戸厄神駅に戻りました。
そして架空の広告看板をじっくり観察。

見分けるポイントは、電話番号が書かれているかです。ロケをしない時は「準備中」の紙が貼ってあるようです。右が撮影のために用意されたベンチ。

このベンチも普段は無いものですが、撮影に実際は使われていません。


門戸厄神駅でロケのために用意されて私の写真に写っている看板は西宮北口方から、
理容にしじま、ふたば歯科、赤間耳鼻咽喉科、湯村会計事務所、不明、??整体院、?村不動産、江原内科の8枚でした。

2010年12月22日14時42分撮影 矢印は撮影に使われたベンチ


2010年12月24日撮影
12月23日は門戸厄神駅には行かず、24日に見るとあの架空広告看板とベンチは全て撤去されていました。この後西宮北口駅に着いた所でNV1さんに「きーぼーさん!」と声をかけられました。名札を付けていて、実はエキストラを務めていたみたい。西宮北口駅集合〜車庫発臨時電車で今津線3.5往復〜宝塚駅解散との事。


MSN産経ニュース [オール関西の夢乗せ快走 映画「阪急電車」沿線も温かく総力戦]2011.1.6 12:46  写真4枚あり

「映画楽しみにしています!」「撮影頑張って!」−。昨年末、門戸厄神駅(兵庫県西宮市)で行われたロケ。
戸田恵梨香さんと南果歩さんら出演者に女子高校生の声援が飛んだ。(中略)


 撮影は宝塚方面行きのホーム後方で実施。撮影用の臨時電車も走らせた。一般利用客やギャラリーも多かったが、混乱はなかった。
撮影は昨年11月26日から沿線の駅やその周辺施設などで行われ、12月30日に終了。
撮影用の臨時電車は平日のラッシュ時を外し、一般車両が運行する合間に平均1日4往復、多いときは6往復走らせた。

後になって分かった事ですが、23日にメインキャストが参加した撮影があったらしい!悔しいです。



門戸厄神駅でのロケの様子。左端の看板の場所は12月22日時点では「ふたば歯科」がありました(先の写真参照)。

2011年4月20日撮影
この辺りのベンチで撮ると思っていたんですけどね〜


ミサがイトーさんに「おばちゃん、歩けるようになったら言うて。確か踏切り渡った所に内科もやってる婦人科があったと思うし」と言いますが、それは駅東側のいのうえクリニックのようです。左が門戸厄神駅。


阪急電車」の舞台については、こちらが詳しいです。
映画・小説『阪急電車』で注目の阪急今津線へあなたをナビゲート【阪急電車の歩き方】


関西テレビ読売テレビでは、連日深夜に映画「阪急電車」の番組を放送していて、毎回内容が違います。