新井素子の長編SF小説。
主人公の新井素子はSF作家志望の女子大生。小説新人賞に応募する原稿を書いていたある日、彼女の小説の登場人物たちが実体化して彼女の前に現れてしまった。一体彼女の周りで何が起こっているのか――?
早川書房の企画した「新鋭書き下ろしSFノヴェルズ」の中の一冊として書き下ろされた物語。しかし例によって書いている内に話が長くなり上下巻二冊で刊行された。ちなみにタイトルの「・」の数は本の表紙では5個なのだが、作者も特にはこだわっていない模様である。ここでは表紙の記述に従い5個とした。
表紙イラストは上下巻とも吾妻ひでおが担当。
表紙イラストと挿し絵は上下巻とも吾妻ひでおが担当。あとがきは単行本版と文庫版の両方を収録。