「かすが」

かつて関西本線に存在した優等列車1958年から1966年までは準急1966年から2006年までは急行だった。なお、愛称がついたのは1958年だが、1949年から無名の準急として運転されていたものである。

当初の運行区間は名古屋湊町(現・JR難波)間。後に(1963年から一部の列車、1973年から全列車)名古屋奈良間に短縮された。1985年から1往復の運転となった。「平安」や「うしお」等の他の急行と併結運転していた時期もある。

国鉄最初の、気動車による優等列車(登場当初は準急)。

ダイヤ(抜粋:2004年10月現在)

下り(201D)は名古屋0855-桑名0914-四日市0924-亀山0945-柘植1010-伊賀上野1023-奈良1103

上り(202D)は奈良1716-伊賀上野1758-柘植1811-亀山1833-四日市1851-桑名1901-名古屋1926

面白いことに、京都府内の関西本線の駅(月ヶ瀬口・大河原・笠置・加茂・木津)を全て通過する。

晩年の動向

車両はキハ58形・キハ65形が使用されていたが、1999年12月に新車のキハ75形2両編成(指定席・自由席各1両)に置き換えられた。関西本線非電化区間唯一の優等列車として関係者の思い入れも強かったといわれる。乗客が減少し各地で急行列車が廃止(格上げ・格下げ)されていく中を生きながらえてきたものの、2006年3月18日のダイヤ改正でついに廃止されるに至った。

「かすが」の廃止により、奈良県沖縄を除く全国で唯一、JR優等列車が走らない県となった。