超多段シフト方式日本語入力システム。
風は漢字の入力に「超多段シフト方式」を用いている。超多段シフト方式は英文のキーボードで大文字を打つときのシフト操作の考えを拡張したものである。ふつう、シフトキーを押しながら文字キーを押すと大文字が打たれる。キーの上には小文字と大文字が重ねて定義されているので、このように、シフトキーを押すことによってそれらを区別することができるようになっている。シフト操作があれば、ひとつのキーにふたつ以上 の文字を定義できるのだから、シフトのしかたを工夫してすべての漢字をキーボードに載せることができるはず…。これが超多段シフト方式の発想である。シフト操作としては「漢字の読みを入力する」ことをあてる。シフトキーによるハードウェアシフトではなく読みの入力によるソフトウェアシフトを採用する。
何らかの読みを入力して漢字変換キー(標準設定はスペースキー)を押すと、文字入力用の40のキーがその読みを持つた漢字に仮想的に「シフト」する。シフトされた結果は画面上に仮想鍵盤として表示される。入力したい文字に相当するキーを押すと文字が入力される。
別の見方をすれば、「単漢字変換?」を拡張したものということもできる。「風」を使い始めた当初はその見方で入力をして行けば良い。その内に、打鍵手順を体が(正確には右脳が)覚えるようになり、「漢直」に近づいて行く。その意味で、「風」は「補助輪附きの漢直」と言われる。
当初はMS-DOS用日本語入力FEPとして演算星組から販売されていたが、現在ではWindows用日本語入力IMEとなり、開発者である冨樫雅文さん自身がシェアウェアとして公開している。また、「風」と同じ動作をし、「風」の辞書(風辞書)をそのまま使うことのできるFEPとして、「鳳」「嵐」などがある。
と、「風使い」の1人である私が色々と書くよりは、「風」を開発された冨樫さん御自身の説明の方が判り易いでしょう。「風のくに」 http://homepage3.nifty.com/togasi/ 、およびその中の「風の里」http://homepage3.nifty.com/togasi/kaze_no_sato.html を御覧下さい。
「風」による漢字変換は、おおまかに書くと
となります。
かな送りは「無変換キー」を、カナ送りは「変換キー」を使用します。
かな送りやカナ送りは、文字数に関係なく一気に行うことができます。
「風」自体は、ATOKやMS-IMEなどと同じくIMEとして動作します。
風の目指すものは「タッチタイプ可能な単漢字変換システム」です。
他のIMEは「変換キーを押してから、毎回位置が変わる候補をカーソルキーで選んで確定」します。
それに対し「風」では「なるべく読み入力の段階で必要とする漢字をたぐりよせて、変換キーを押す」という違いがあります。
「風」は、無意味な変換をしません。
寝惚けつつ文字入力をして、トンデモな変換結果が混ざった文書を作ってしまう事が多い…そんな経験をした事がある人にはお勧めかもしれません。
pachipachi19832012-02-23
unlikely2012-02-22
wagner052012-02-22
undemiyou2012-02-16
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