当時JRA現役騎手だった田原成貴に原作を依頼し、土田世紀の作画によって大胆な競馬漫画が生まれた。
主人公の氷室翔は騎手としては三流騎手だった。減量で苦しんでまさに「カンカン泣き」の状態は日常茶飯事で、下剤に頼っては、本番でも荒い騎乗となり結果も残せない上に周囲からバカにされていた。
岡部幸雄や武豊などをモデルにした騎手も原作に登場する。
GIにも縁がなかった氷室は、フジノバンバンオーに騎乗すると意外性を見せた騎乗をし、見事ダービージョッキーの仲間入りをした。その後もめきめき実力をつけ、素質馬シンケンの主戦になるなど騎手として成長していく。