1966年大阪生まれ。
『シーラカンス』 『プラネタリウムのふたご』 『アムステルダムの犬』 『なきむしヒロコちゃんはかもしれない病かもしれない』 『麦ふみクーツェ』 『トリツカレ男』 『ぶらんこ乗り』 『絵描きの植田さん』(絵:植田真) ISBN:4591078523 『雪屋のロッスさん』 『東京夜話』(『とーきょーいしいあるき』改題)
トリツカレ男 (新潮文庫) 作者:いしい しんじ 新潮社 Amazon 「トリツカレ男」 いしいしんじ(著) 新潮社 あらすじ ピュアで童話的な優しい物語 まとめ こんな人にオススメ こんにちは、ちわぷ〜です! 本日は意外にも初めましての作家さん! 何だか物騒なタイトルですが、全然怖く無いのでご安心ください! やはりこんな時には、心を癒してくれる物語が必要です。 童話的な話ですが、とても心に残る作品を読みましたので、ご紹介させて頂きます☆ 「トリツカレ男」 いしいしんじ(著) 新潮社 あらすじ 何かにハマると取り憑かれた様にハマり続けるジョゼッぺ。オペラに取り憑かれたり、三段跳びに取り憑かれた…
きのう「花束みたいな恋をした」を見た。サブカル好きな男女が恋に落ちてた。 あいたたた…と思うシーンがいくつもあった。 zakkinote.hateblo.jp ちょうど今週こんな記事も読んだ。 omocoro.jp 「ヴィレヴァンって好きって言っていいか迷う感じありません?」 「若いときは言えた」 「正直、今はちょっと恥ずかしいです。年取るごとに恥ずかしくなっていく感じがあります」 「言ったら軽いやつだと思われそうで…」 わかる。同じ。 いつから「ヴィレヴァンが好き」って言えなくなっちまったんだろな。昔は何時間でも居れる気がしたのに。 私はかつて、いわゆるサブカル女子でした。 なんとなくだけど…
6/15(水)の読売新聞の人生案内での回答がすごい! 6/15(水)読売新聞人生案内
4/29(金)読売新聞の「人生案内」で、20代女性が「・・生きる意味が分からず悲しい・・」との相談の回答(いしいしんじさん)が心に沁みた💦 4/29(金)読売新聞「人生案内」より(原文のまま) 時々たまらなく孤独に陥ることがある。 淋しい時 挫折しそうになった時に この言葉を想い出し読み返せば 私は一枚のみどりの葉! へこたれることなく歩いて行けるような気がする。 「タイサンボク」亡き主人が利き腕転換のため左手で描きました!
雪屋のロッスさん (新潮文庫)作者:いしい しんじ新潮社Amazon タクシー運転手、調律師、図書館司書、床屋、警察官…。短編集『雪屋のロッスさん』は様々な職業の人物を主人公にした31の短編が収められている。といっても、大泥棒、雪屋、雨乞いなんて変わり種からポリバケツなんて、もう人間でさえない主人公もいる。ともかく、いろんな存在の社会的役割を主題化した物語ということだ。いしいしんじというと、以前このブログで『白の鳥と黒の鳥』という短編集を紹介したとき、いしいしんじという作家が書いたというより、風が運んできた物語をいしいしんじが書き取ったみたいだという意味のことを書いた。そんなことを思い出したの…
白の鳥と黒の鳥 (角川文庫)作者:いしい しんじKADOKAWAAmazon 民話風、童話風、ほら話風、純文学風、稲垣足穂風などなど、『白の鳥と黒の鳥』はバラエティーに富んだ19のお話が収録された短編集。こんないろんな話が一人の作家によって書かれるということが驚きだし、どれもおもしろいんだから、それでいいようなものなんだけど、これがほんとに民話だったり、昔話だったら納得するというか、いしいしんじってすごいなでおわっちゃうというか、そんな気がしなくもない。みんなで読みあって、どの話が好き?みたいな会話もできるかも。いしいしんじという作家が書いたというより、風がはこんできた話を彼が書き取ったみたい…
昼頃起床。もうちょっと寝ていたい気持ちはあった。即朝食、お椀チキラー玉落とし。今日もゆるめに、ゆるめに。 とはいえ前日の夜日記を書いていなかったり金曜分からはてなに投稿できていなかったりしたので、順番に取り組む。まずは日記。ゆるゆる過ごした日だったからさほど苦労せず色々思い出せた。書いている間に紅茶を淹れたけれど、この辺りの段取りがようやく上手くなってきた気がする。 書き終えて、そのまま続けて金曜分の日記を投稿用にまとめる。結構個人名入れて書いていたのでよくよく見直して書き換えたりしたものの、投稿画面の最終見直しで早々に1箇所モロ出しになっているのを見つける。節穴だけれどギリギリで流出回避でき…
2021年公開、主演:菅田将暉、有村架純、脚本:坂元裕二の映画『花束みたいな恋をした』をついに観た。花束みたいな恋をした菅田将暉Amazonこの映画はずっと気になっていた。だって、なんかどうやらサブカル好きだった人がこの映画を見ると、過去の自分の振る舞いや恋愛を思い出して悶え苦しむことになるらしいから。じゃあ私も絶対に嫌な気持ちになるのだろうな、絶対に観ないでおこうと思っていたのだけれど、絶対に嫌な気持ちになると思うとなんだか気になるものである。気になる、けどわざわざ嫌な気持ちになるってわかりながら再生ボタンを押したくない、でも気になる、を繰り返して早半年以上。先日Prime Videoのトッ…
「日本の異常さを知るためには、どうしたらいいのか?」 「日本の異常さを知るために、どんな情報を集めたらいいのかな?」 「日本の以上を知ったとき、どんなことをすればいいのか?」 上記のように、日本の異常さを知りたい人に向けて書いてあります。しかし、日本は正常であるという声が。 「バカなことを言うなよ。どこが異常なのかな?」 「平和だよ。考えすぎだよ。知ってどうするの?」 日本の異常さを知りたい人とそれでも日本は正常であるという人に、方法があります。それは、「注文の多い料理店:宮沢賢治」を読んで、日本の異常さにヒントを見つけておくこと。 また、本記事を読んで、様々な分野を勉強したくなっていきます。…
思い入れの強い小説を5作挙げます。興味が湧いたらぜひ読んでね!私が読んだ順。
youtu.be カネヨリマサル【番外編】Music VideoNamiutsu Kokoro o Mochinagaraカネヨリマサルロック¥1426 勝ち確です!ありがとうございました! バレンタインデーでしたね。 本命チョコレート貰ってみたい人生でした。 図書館で借りた本を読むペースも落ちているというのに、 ブックオフに吸い寄せられてしまい本が増える。 結局steamでプレイしているヘブンバーンズレッドを スマホにもダウンロードしてプレミアムコースに入会してしまった^q^ 『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』 なつかしー!と借りて見たら面白すぎた。 アニメみたいなCGみ…
げんじものがたり (講談社文庫)作者:いしい しんじ講談社Amazonいしいしんじ*1『げんじものがたり』は『源氏物語』の現代京都弁訳。 「きりつぼ」の始まり; どちらの帝さまの、頃やったやろなあ。 女御やら、更衣やら……ぎょうさんいたはるお妃はんのなかでも、そんな、とりたててたいしたご身分でもあらへんのに、えらい、とくべつなご寵愛をうけはった、更衣はんがいたはってねえ。 宮中で、フン。うちがいちばんに決まったあるやん、て、はなっから思いこんだはった女御はんらみんな、チョーやっかんで、邪魔もん扱いしはるん。おんなしくらいのご身分や、それより下の更衣はんらにしても、ずんずんあからさまに、いらいら…
こちらをきっかけに。以降、Twitterのフォロワーの方々の見て自分も絶対やりたい!と思って。各カテゴリに分けた後もおおよそ出会った時系列になっていますが、オールジャンルの時系列にもまとめました。楽しすぎる。 テレビ・ネット番組(バラエティ・アニメ) ・ガチンコ! ・爆笑問題のバク天! ・週刊ストーリーランド ・明日のナージャ ・USO!?ジャパン ・M-1グランプリ ・高校生ラップ選手権 ・クイズ☆タレント名鑑/クイズ☆スター名鑑/クイズ☆正解は一年後 ・いろはに千鳥 ・ラップスタア誕生! ・勇者ああああ ・水曜日のダウンタウン テレビ(ドラマ) ・3年B組金八先生(第5シリーズ〜第7シリー…
本を買った。いしいしんじ『げんじものがたり』講談社文庫、2023げんじものがたり (講談社文庫)作者:いしい しんじ講談社Amazon千葉雅也『オーバーヒート』新潮文庫、2024オーバーヒート (新潮文庫 ち 9-2)作者:千葉 雅也新潮社Amazon川上未映子『すべてはあの謎にむかって』新潮文庫、2018すべてはあの謎にむかって (新潮文庫)作者:川上 未映子新潮社Amazon酒井順子『儒教と負け犬』講談社文庫、2012儒教と負け犬 (講談社文庫)作者:酒井 順子講談社Amazon桐野夏生『白蛇教異端審問』文春文庫、2008白蛇教異端審問 (文春文庫 き 19-11)作者:桐野 夏生文藝春秋…
リーガルリリーのたかはしほのか先生が「この本がなかったら歌詞を書いてなかった」みたいなこと言ってて、実際たかはし先生の初期作品への多大なる影響が(ぶらんこという曲もあるくらいだし)感じられる作品でした。ぶらんこ乗り (新潮文庫)作者:いしい しんじ新潮社Amazon 物語をつくるのが好きでぶらんこの天才、天使のようだった弟は、私たちが小学生だったある日声を失った。 高校生になった私は、今はもういない弟が残したノートを見つけて......。 学生時代に読んでればまだしも、働き出して現実圧に浸されて擦れてしまった私にとっては本作は眩しすぎて、嫉妬と羨望から成る反感を2割くらいは抱いてしまいましたが…
五時四十分起床。目覚めると同時に鼻をかむのがここ数日の日課になっている。軽いアレルギー性鼻炎が出ているようだ。寒さのせいだろうか。 仕事。午前中はなんやかんやと慌ただしく。午後は大手町にて某案件のプレゼン。好感触。丸ノ内線を利用したが、外国人観光客がかなり減った印象。たまたまかな。 戻ってからはひたすら雑務、という感じ。 いしいしんじ「息をしてますえ」(「群像」2024年2月号掲載)。一年に一度くらいのペースで掲載されている、コロナ禍を舞台に「呼吸」をテーマ(の一つ)にした連作の最新作。陸上部だった女子高生の主人公が、卒業後は美大を目指して浪人をしている。見えないものが見える、というのが物語を…
「文芸誌を一年間読んでみるチャレンジ」という愉快な企画をやっている。正直自分だけならばふわっとフェードアウトしても仕方ないかなと思っていたのだが、すでに参加者が数名いるのでもう後には引けない二ヶ月目である。himasogai.hateblo.jp企画の進め方として、それぞれ読むだけでは孤独だし面白くないので「月イチで報告会をやる」と決めていた。今日はその第一回。お世話になっている読書会の場を借りての報告会となった。参加者たちのカバンから次々出てくる文芸誌。ここは書店の一角だったかと勘違いするような光景だ。 集まった文芸誌など企画参加者はどれか一つ文芸誌を選んで一年間読み続けるというルールのはず…
youtu.be KMFDM - LET GO (EDIT)LET GO - SingleKMFDMインダストリアル¥255 記 ↓↓↓今日から少し書き方変えていきますぞ↓↓↓ 土日連休(゚∀゚) しかし結局ダラダラしてしまう。 日曜日に図書館へ行くだけだな。 人が多くて疲れるのだよ~。 チェックしているYouTube。 Tielle’s Radio Room チエラジ 千葉翔也・鈴代紗弓 ONSEN!SHOW・TIME! TrySailのTRYangle harmony Machico・駒形友梨「まぁたんゆりりん」 「南條愛乃 Nのラジオ」 夏川椎菜のずっとゲームしてるだけ 聴 NAQT V…
いしいしんじの短編集。 唯一無二の観察眼と、世界に対する表現力を持った人だなあと思う。 そして、地理感覚にも優れた人なのだろうと思う。 一瞬で、見たことのない世界に連れて行ってくれる。 「ティムは、ティムだけが知っているやりかたで、その土地まで兄を連れて行こうとしている。」 「光のとどかない深海を真上からかぶせたみたいな夜空のもと、俺たちは育った。」「川面に反射する冬の光の声、姿を見せずに啼くルリビタキの声、朝露の声、少しの間溶けないまま毛皮にとどまる雪の結晶の声だった。」 「俺は、自然と、きこえてくるもんだけでじゅうぶんや」 「ご自身じゃ気づきもしないまま、その瞬間の自分を、別の目を通して読…
2023年の読書メーター読んだ本の数:54読んだページ数:14409アンと愛情の感想シリーズ3作目。 変わらず和菓子が食べたくなる。 杏子ちゃんの表現が食欲を刺激するから。 和菓子についての知識も教えてもらえるのも嬉しい。読了日:01月08日 著者:坂木司言葉の園のお菓子番 森に行く夢 (だいわ文庫)読了日:01月10日 著者:ほしお さなえショートケーキ。の感想ショートケーキが出てくる短編連作集。 それぞれの短編の人物が繋がっているのが楽しい。 同じ場面を違う人物の視点から見るのも。 『ショートケーキ』『追いイチゴ』が好きかな。 追いイチゴはしてみたい。読了日:01月11日 著者:坂木 司タ…