https://dl.ndl.go.jp/pid/2543852/1/5 平家物語第十一 九郎大夫能判官ゐんさん能事元暦二年正月十日.九郎大夫乃判官義經ゐん能御志よ耳満い利て.大蔵卿.屋寸つ年乃あそんをもて.申佐連个るハ.平家ハしゆくうん津きて.神明尓もは奈多れ奉利.君尓もすてられ満いらせて.都乃外にいて.奈ミのうへ尓た〻よふ.於ち人と奈連利.志加るを此両三可年可間.えせめおとさ寸して.於保く能國/\をふさけぬる事. 平家物語第十一 九郎大夫の判官ゐんさんの事元暦二年正月十日.九郎大夫の判官義經ゐんの御しよにまいりて.大蔵卿.やすつねのあそんをもて.申されけるは.平家はしゆくうんつきて.神明に…