20240317 ■45-■00、15分、入力、198-209 20240318 ■18-■31、13分、入力、210-219 ■34-■54、20分、入力、220-238 ■05-■12、7分、入力、239-、 14 楽しいキャンプ あくる朝、目をさましたトムは、自分が、どこにいるのかわからなかった。おきあがり、目をこすって、あたりを見まわした。そして、やっとわけがわかった。ひえびえと灰色をおびた夜明けだった。もの音ひとつしなく深い静けさにつつまれた森の中は、いかにも気持ちよい休息と平和とが息づいているように感ぜられた。一まいの木の葉も動かない。大自然のもの思いをやぶろうとする音ひとつきこえ…