きむらけん

読書

きむらけん

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本名、木村健。1945年満州(現中国東北部)撫順生まれ。物語作家・児童文学作家。文化探査者。北沢川文化遺産保存の会主幹、国税庁税務大学校関東甲信越研修所文章法講師(72年〜12年)。95年「ねえちゃんのチンチン電車」で「いろは文学賞」入賞。九六年「トロ引き犬のクロとシロ」で「サーブ文学賞」大賞受賞。97年「走れ、走れ、ツトムのブルートレイン」で「いろは文学賞」大賞・文部大臣奨励賞受賞。11年「鉛筆部隊子どもたち」〜書いて、歌って、戦った〜で「子どものための感動ノンフィクション大賞」優良賞受賞。97年『トロッコ少年ペドロ』、98年『出発進行! ぼくらのレィルウェイ』、99年『広島チンチン電車の鐘が鳴る』(いずれも汐文社)を刊行。他に、「日本鉄道詩紀行」(集英社新書)、「峠の鉄道物語」(JTB)がある。ノンフィクションとしては、『鉛筆部隊特攻隊―もうひとつの戦史』(彩流社12年刊)、『特攻隊と(松本)褶曲山脈−鉛筆部隊の軌跡−』(彩流社13年刊)、『忘れられた特攻隊信州松本から九州新田原出撃を追って』(彩流社14年刊)がる。物語としては『ミドリ楽団物語−戦火を潜り抜けた児童音楽隊』(えにし書房 16年刊)がある。

北沢川文化遺産保存の会」の中核メンバーとして世田谷代田、代沢、北沢に埋もれている文化を発掘し記録している。また、かつての旧郡「荏原」一帯の文化を、この地域との関連において広く調査を続けている。それらは自転車や徒歩によるフィールドワークが中心となっている。ブログ「Web東京荏原都市物語資料館」にそれらの厖大な活動記録を掲載している。

 

 具体的な活動の成果は、「北沢川文学の小路物語」、「下北沢文士町文化地図」、「下北沢鉄道X交点周辺文化地図」、「下北沢X惜別物語」、「安吾文学碑建立記念記録集」などを行政や企業などからの助成や協賛を得て発行している。とくに「下北沢文士町文化地図」は改版を重ね、現在では六版が配布されている。行政もこれを認知するところとなって世田谷区ホームページにアップされている。地図の発行部数は、初版から五版まで四万八千部となる。

 「北沢川文化遺産保存の会」は、北沢川緑道を『文学の小路』と名づけ、沿岸に居住した文学者文学碑の建立を建てようと提唱し、実現した。まず、代沢小学校に「坂口安吾文学碑」、次に、萩原朔太郎ゆかりの「代田の丘の61号鉄塔」由来碑、そして、「横光利一文学顕彰碑」、さらには「三好達治文学顕彰碑」も建てた。緑道沿いに文学碑という思いは、ぼ達成ができた。

 

 所属する会では「北沢川文化遺産保存の会紀要」を創刊した。世田谷区地域風景資産、「代田の丘の61号鉄塔」の由来碑が完成をみたところから、創刊号では「代田の丘の鉄塔文学論」をまとめた。第2号は横光利一文学顕彰碑の建碑を記念して、「北沢の丘の石畳文学論」を2013、11,23日に発行した。

第3号は、三好達治文学顕彰碑の建立を記念し、2014,11,29日に『代田小路寓居文学論』を発行した。第4号は、戦後七十年特集として、「戦後70周年記念戦争記録集」をまとめた。


なお、鉄道関係のエッセイや童話などをインターネット上に公開している。

 それが[「鉄道文学館」](http://tetudobungaku.web.fc2.com/)である。

特攻隊と〈松本〉褶曲山脈: 鉛筆部隊の軌跡

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鉛筆部隊と特攻隊―もうひとつの戦史

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峠の鉄道物語 箱根&碓氷越え マイロネBOOKS

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広島にチンチン電車の鐘が鳴る

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日本鉄道詩紀行 (集英社新書)

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トロッコ少年ペドロ

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出発進行!ぼくらのレィルウェイ

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少年は廃線跡をめざす

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鉄道童話集(童話賞受賞作品集)

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