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ている・ている

(一般)
ているている

ORBITのブランド・CLOVERから2003年12月12日に発売された18禁ゲーム。
「のすたるじっくもののけあどべんちゃー」のジャンル名やほのぼのとした絵とは別に、民俗学や生物学の薀蓄はなかなか濃い。シナリオは中本穂積が担当。
オフィシャルサイトのストーリー紹介は以下のとおり:

和銅三年(奈良時代)、外つ国より海を越えて典籍がもたらされた。
このとき大切な典籍がネズミにかじられるのを阻止する目的で、守り神として二匹の仔猫が連れられていた。
金色と銀色の毛並みをもつ姉妹猫……。
人々は心に安らぎを与えてくれる仔猫を守護神と奉り崇めた。
それから千余年───。


………………。


早春、大病院の獣医科で数年間の修行時代を経て、銀太は独立開業する。

六冥館と呼ばれる古ぼけた木造アパート……ここで町医者としての生活がはじまる。
奇妙なことに患者は一匹も来ない。
変わりに六冥館の住人が治療を求めて訪れる。

自身を守護神だと名乗り、二本の銀色の尻尾をもつ猫又の少女……。
タヌキの耳と尻尾を生やし、毎夜、幽霊のようにさ迷う譜代の女中……。
その胸に呪詛の釘が深々と打ち込まれている、ウサギ耳の巫女……。
玉垣のうえを駆けまわり壁をすり抜けて遊ぶ、童心の幼子……。


六冥館には、人間はおろか動物も住んでいない。
彼女たちは忘れられた神々……すなわちモノノケであった。



俺もオバケだと勘違いされてるらしい、だから入居できたのだろうか。
銀太は狼狽し逃げ出そうとするが、考え方を改めとどまることにする。



やがて夜になる。
突如、庭から剣を交える響き。
銀太が駆けつけるとモノノケの娘たちと不気味な黒い物体が、戦いをくりひろげている。

「餓鬼道のネズミだ、ボクの姉様を食べに来たんだ!!」



まだ見ぬもう一人の猫又の少女、金色の尻尾を一本失い病床にふせっている守護神。
金猫を治さんとする、銀太とモノノケたちの物語が綴られてゆく───。

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