まだ未完成です。
2003年7月から2004年3月にかけて行われた、はてなダイアリークラブ内の一企画、「はてなダイアリーが選ぶ名盤百選」を書籍化しようという動きが出ています。このキーワードは、書籍化の動きを皆様に把握していただくため、そして皆様からの意見、提案、苦情などをまとめるためのものです。
間違いに気付かれた方は修正をお願いします。
・すでに執筆した「百選」文の修正は自由。どの程度まで修正するのが適切なのかは、各執筆者の判断に任せる。
・何らかの事情で、一度書いた「百選」文を消去してしまった方で、「それでも書籍に参加したい」という方は、記憶を頼りに書き直したものでも良いものとする。
・本人の筆による、各執筆者の簡単なプロフィール(本人が希望するならば顔写真の掲載も可)を掲載する。
以下はその例。
マツクラ(id:matsukura)
1983年生まれ。札幌在住の文系大学生。初めて買ったCDは小4の時に購入したWANDS。普段愛聴しているのは、今回挙げたフィッシュマンズの他に、エイフェックス・ツイン、くるり、電気グルーヴなど。はてなダイアリーを始めたのは2003年の3月から。
このようなプロフィールを掲載しておくことで、読者の方々へのディスク・ガイドとしての効果も期待できるかと(自分と趣味が近い人が勧めるなら聴いてみよう、という感じで)。実際にどういう事を書くかは、字数制限の範囲内で本人の判断に任せる。だから
xxx(id:xxxx)
ぬあー
のようなプロフィールでも、本人がそれで良いのなら問題無し。「何も書かない」というのも勿論アリ。
・「参加したくない」という方の文章は、本人の意図を汲んで掲載しない。仮にn番目の執筆者が不参加を表明した場合は下記のような形になる。
n-1.(ミュージシャン名)『(作品名)』/(執筆者)
n.(執筆者様本人の意向により掲載は見送らせていただきました)
n+1.(ミュージシャン名)『(作品名)』/(執筆者)
・掲載許可に応答されなかった方の文章も掲載しない。この場合も上の例と同じく欠番とする。
・文中に貼られたリンク等は、一応URLを掲載する形で再現する。その他の、フォントいじり等も可能な限り再現する。「ネット上ではフォントを色々といじっていたけれど、本になる時は普通の素のフォントで」といった希望等にもできるだけ沿う。キーワードリンクは反映しない。
・できるだけ安く。版型も個人的には新書本や文庫本ぐらいがちょうど良いと思う。
今まで、id:matsukuraの元にメールで届いた意見や、はてなダイアリーにおいて出されたこの件に関する記述を分かる範囲でまとめてみました。メールで届いた意見については一応匿名という事にしております。「自分の名前を出しても良い」という方は、お手数ですがご自身で編集画面に入って名前を書き足すなどしてください。
また、ここに掲載される全ての文章は、元の発言をid:matsukuraが恣意的な抜き出して引用したものです。元の発言主の方で「この引用の仕方には問題が有る」と感じられましたら、ご自身で訂正するなり、id:matsukuraに苦情を寄せるなりして下さい。
このキーワードは個人の日記とは違い、皆様に編集権があります。遠慮なく編集していってください。
異議を唱えている方もおいででしょう。その方々を説得してまで書籍化を望むわけではありません。 もともと「楽しいから」という理由で始まった百選だと思います。 「書籍化は楽しくない」と思う方がいれば、その方の意見を尊重します。
名盤百選書籍化の件、僕自身は“はてなダイアリーブック”の規模の範囲内(つまり一般流通は無し)ならば全然OKですし、発刊されたら購入したいと思っています。無論、選者全員の同意を得られた場合の話ですが。
・id:matsukuraも基本的には上のお二方とほぼ同意見ですが、「不参加者は欠番にしておく。必ずしも100人全員の文章を掲載する必要は無いのではないか」とも思っています。勿論、100人分掲載されていることがベストなのですが。
もともとネットで無料公開されたものなのだから、売るのはむずかしいと思いました。+αの価値をつけ、再編集し直し、ちゃんと雑誌にしかない特別な企画を立てたりして、ネット版との差別化をはかることができないのであれば販売する理由がないような気がします。
id:amiyoshida:20040331#1080716644
・+αの価値をつけることはid:matsukuraも重要だと思います。少なくとも各アルバムの詳細情報(ミュージックマガジンのアルバムレビューページのような感じ)を掲載する、などの事はしておかないと。
僕個人は「〜百選」書籍化を望んではいない、というのが正直なところです。Web上で閲覧することで一番面白さというか魅力を発揮できているように思えますし、何より個人的には、あの自分語りの文章で人様からお金を頂戴するというのが非常に忍びない気持ちでありまして…(あくまで自分の文章に関して、ですが)。とはいうものの、書籍化を希望される方が大多数を占めるのであれば、それに反発してまで意固地な姿勢を貫くことはいたしません。
ただ、僕の書いた文章が書籍として残る文章に適しているかと言えば残念ながら適していないと言わざるをえないと思います。
まず第一に、サイトの性質上、ほとんどの文章は前日以前から読んでいないと意味を成さない文章が多く、「名盤」についても例外ではない、ということです。つまり、「名盤」の文章は僕にとっては独立した文章ではないのです。僕としては前日の文章、いわゆる前フりも含めて「名盤」だと認識しています。
第二に、昨日も申し上げましたが、僕は飽くまでもネット上における文章として「名盤」を書きましたので、書籍化するにあたっては無理があるのではないか、ということです。
この二点について、松倉さんが問題ないと判断されたならば、話を如何様にもお進めいただいて結構です。
・Web上で閲覧されることを前提に執筆した文章を紙の上に転載する、というのは確かに若干無理がある事ではあります。下手したら「何を書いているのか意味がわからない」と思われてしまう危険すら。この問題については他の方の意見も聞いて見たいです。
あと、http://d.hatena.ne.jp/aka_do73/20040301#p3でも軽く述べていますが、私は別にはてなダイアリーで金儲けというのを全く考えていませんので、もし著作権料が発生したとしてもそれは辞退したいです。私の分の著作権料ははてなに寄付という形で構わないですし、それが叶わなければどこか基金に寄付という形でもしてもらえたら嬉しいです。
id:aka_do73:20040403#p1
1%だかその1/100だかの原稿料が入るというウワサも聞きますが、小生に限りましては、タダでもかまわないくらいです。
知らないうちに話しがどんどん進んでて、なんだかなぁ、って感じ。ギャラが支払われるのであればボクは辞退かな。お金が絡まないから参加したんだしさ。
id:kzroom:20040331#1080714973
一つ思ったのは印税とか言われても面食らうので権利をはてなに譲渡出来るかポイントで受けられるような形が任意で選べると良いんじゃないかと思うのですが。〉
id:yukodokidoki:20040401#p2
ギャランティに関しましても、頂けるというなら話は別ですが、要求いたしません。
ギャラに関しては、現金よりもはてなのポイントがいいかもだったりな感じで。
id:s0n19u3:20040406#p8
原稿料など報酬は受け取るつもりはない。もしそうしたものが発生するなら、はてなに寄付してほしい。
id:yomoyomo:20040412#p6
ところで質問ですが、もし書籍化が実現したとして何時のデータを採用するのでしょうか?おおっぴらに発刊する(今でもおおっぴらですが)以上、今の原稿に加筆修正したいと思う人は少なからず居るように思います。まあ、執筆当時のデータを以って百選にするということで外部ログを採集するのであればあきらめますが。
id:aka_do73:20040403#p1
執筆したものが、どのverで掲載されるのかも謎です。僕は2,3回書き直しているし、本になるなら書き直すですよ……そりゃもちろん。
(中略)内容修正の〆きりを用意する。 これをやってくれると助かります。 ただ、こういう意見をどう採用するのかというメカニズムが謎なので(松倉さんが決めるのか、100選選んだ100人で多数決で決めるのか)、こうして好き勝手言うとどうなるのか謎でもあります。
id:hitomisiriing:20040403#p1
書籍化に際して、小生の書いた文章に手を入れる必要がある場合は #太文字強調はダメ・赤強調はダメ・「イタリア協奏曲」は「イタリア組曲」の間違いです 等 ご連絡頂ければ小生が直しますし、どなたかが直されたものを小生に見せて頂き、小生がOKをだす、という方法でもかまいません。 #誰かひとりが全員の文相に手を入れた方が、書籍としての体裁が整いやすいという可能性を考えました。
おそらく一番多かった意見が「修正したい」というものでした。id:matsukuraは、「加筆訂正は幾らでもやれば良い」と思っています。それによって何か問題が生じるとも思えませんし。
ワタシの立場は以前にも書いたが、書籍化するならどうぞ自由に書籍化してください。件の文章は、クリエイティブコモンズライセンスの適用範囲外にしてもかまいませんので、そのまま収録してください(加筆修正は必要ない)。
id:yomoyomo:20040412#p6
というか、或る程度話が進んできたら、以降はメーリングリスト等で進行するのがいいんじゃないかという気がいたします。
本の制作過程もアナウンスする そうすると「おぉ、ここまで出来たか」とか「こうしてほしいなあ」とか意見が出ると思います。特に初期段階では。まあ、文句ばっか言う人もいるでしょうが、そこは言い出しっぺ(とはてなと編プロ?)が仕切る以外ないですから……。。。
id:hitomisiriing:20040403#p1
これらについては、このキーワードで経緯をアナウンスする、という風にして行きたいと思っています。そのためには、このキーワードの存在自体も、きちんとアナウンスしないといけないわけですが。
id:hatenadiaryなりなんなりを通じて参加者乃至ユーザーに本の形態・値段・デザインなどがハッキリわかる形ですすめること。
id:haimoto_usaco:20040406#p2
はてなダイアリー上で書いた文章の権利ははてなに属してる、とは、(たしか)明示はされていません。編集画面のときには画面右下に(c)hatenaと出てますが、通常画面には出てません。よって松倉さんorはてなが書籍化する、と言ったときに、著作者(普通に考えれば書いた人?)の許諾を得ずにうんぬんかんぬん、、、とかいちゃもんつけてくる人が出る可能性もあります。
今回リファが飛んできて一番謎だったのは、「ひょっとしてこのリファに応答しなかったら掲載許可をしたってことになるのか?」ということです。だから、日記にも書いたしメールも送りました。その人が書いたものである以上は、その人に権利があるべきです。
id:hitomisiriing:20040403#p1
勿論、勝手に掲載などという事態はあってはならないことだし、この件に関するトラブルは最大限避けたいわけで、著作権については最大限の注意を払うのが筋だと思っています(文章に限らず、ジャケ画像についてもそれは同様)。だから上の方でも書いたように、「自分の文章を掲載しないでほしい」という意思を表明した方の文章を掲載しないことは勿論、今後掲載の可否を確認するメールなりリファラなりを送信した場合にレスポンスをいただけなかった人の文章も掲載は見送る方向で。
名盤百選書籍化の件、僕自身は“はてなダイアリーブック”の規模の範囲内(つまり一般流通は無し)ならば全然OKですし、発刊されたら購入したいと思っています。無論、選者全員の同意を得られた場合の話ですが。しかし今となってはそれも難しいでしょう。そこで提案。書籍化を前提とした“続・はてなダイアリーが選ぶ名盤百選”をスタートしてみては。僕はもちろん、matsukuraさんにも回ってこないかも知れません。それでもいいじゃないですか、面白ければ。はてなサイドはwebコンテンツの書籍化についてちょっとがっついてる感もありますし、一度仕切り直したほうが良いと思います。もちろん僕らが書いた文章を平面に置き換えたいということなら、それはまた別の話。単純に“はてなダイアリーブック”化して、希望者がコストを負担して、購入すれば良いと思います。
良い案だとは思うのですが、とりあえず選者の方の大多数の同意が得られないとなった場合に改めて検討させていただこうと思います。今はまだ「再スタート」するのに適した時期でも無いように思いますし。
まずははてな内(でない方が良いかもしれませんが)で、デザインやレイアウト等を統一してアーカイヴ化したページを作る、というのはどうでしょうか。 各人の、文章量や取り上げた作品に対するスタンス(これに関しては、むしろそのばらつきこそが面白いのではないかと思うのですが)にばらつきのあるテキスト群を、ひとつの『規格』に落とし込むことによって、自ずと書籍化する際の諸問題も見えてくるのではないかと思うのですが、いかがでしょう。また、こうやってフォーマット化してしまえば、あとは個人でローカル保存するなりプリントアウトするなりはてなダイアリーブック化するなり、といった選択がやりやすくなりますし、企画として出版社等に持ち込む際にも、少なくとも今の状態よりは具体性を持って話を進めることができるのではないか、と。 ただ、この案も、はてな内で実現させるとなるとはてな側に特例を認めてもらうような形となりますし、そうなるとまた反発なども生まれてくるでしょうから色々と問題を含んだやり方ではあります。
上の意見に対する反応
「その他」の欄に書かれてるのはいいですね。PDFで内容を発行するというのもひとつの手です。山形浩生の「バロウズ本」の時のように。
id:haimoto_usaco:20040406#p2
ちなみに山形浩生の「バロウズ本」については、山形氏本人のWebサイトの『たかがバロウズ本』サポートページを参照して下さい。
昨今の状況を見るに「船頭多くして船山に上る」といった感が無きにしも非ず。私の場合廻ってきた時点で書籍化の話があるのは知っていたので多少他の人と考えは異なるでしょうが、個人的には好きにやって貰えばよいと思います。完全に民主的に物事を進めるのは難しいはずなので、ある程度独善的になるのは仕方がないのでは?因みに老婆心ながら言っておきますと碌に決まってない状態での多数決は止めた方が良いです。紛糾するのが目に見えていますので。
id:fake-jizo:20040406#p2
肝にめいじておきます。
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