はてなダイアリーには、ユーザーみんなが評価できたり編集できたりする共有ページ群があります(まあ共有と言っても財産権は株式会社はてなのものですが、ユーザーのためにあるページなので)。
「asinページ」「eanページ」「キーワードページ」です。使い方を見てみましょう。
代表的なインターネットショップであるAmazon.co.jp(アマゾン)の商品情報が載っているページ群です。情報はアマゾンのサイトから自動的に転載されていて、ユーザーは本文を書けません。
日記で、はまぞうや、isbn/asin記法でリンクを作ると、そのリンク先がasinページになります。
作者情報やメーカー情報、詳細ページへのリンク、アマゾン会員ならそのまま商品をネットショッピングできるボタンなど、アマゾンによる情報が載っています。
日記でその商品について言及した時に、読者がasinページも見に行くと、もっとその商品に関する情報を得られるわけです。この機能は後述の「はてなアフィリエイト」につながっていますが、詳しくは活用編「アフィリエイト・プログラムに参加する」をご覧ください。
そのASINについて言及した日記やキーワードがリスト表示されます。日記では感想などの情報が読めるかもしれませんし、キーワードはキーワードページでまた別の情報を得られるでしょう。
はてなブックマークははてなの別サービスですが、アマゾンの商品ページやasinページをブックマークするとここにも「含むブックマーク」として情報が公開されますのでご注意ください。
asinページははてなダイアリー以外のサイトからもトラックバック(後述)ができます(関連ガイド:はてなダイアリー以外のサイトからトラックバック)。はてなグループの日記では、はまぞうやisbn/asin記法の利用で自動的にasinページにトラックバックが送られます。
はてなダイアリー市民はasinページの編集画面でこのトラックバックを消去できます。トラックバックスパム(宣伝目的などでの無意味なトラックバックのバラまき行為)を防止するための機能なので、それ以外のトラックバックを消すのはやめましょう。
あらゆる流通製品についているバーコード。よく見ると下に13ケタの番号がついてます。これがその商品を表す商品コードなのです。世界的な統一商品コードが「EAN」、そのうち日本共通商品コードが「JAN」です。小さいお菓子などの商品では8ケタの短縮JANが記載されているでしょう。
その13ケタのコードを使って
jan:4981254610640 ean:4981254610640
このように日記に書くと
のようになります。リンク先は同じeanページです。
ただしeanページは最初製品情報が登録されていませんので、はてなユーザーが情報を入力します。はてな利用規約の範囲内で自由に書けます。
まだ商品情報が登録されていない場合は、はてなダイアリー市民が先ほどの「ean:〜」のようなリンクをクリックすると、商品名や説明文を入力するeanページの編集画面になります。
そこで商品名(公式サイトなどを見て正しく入れてあげると吉)や、その商品の説明などの文を書いてその内容を登録すると、新しいeanページができます。画像は必ず登録する必要はありません。
前述のasinページ同様、商品の評価などの機能があります。
先ほどの「ean:〜」のような記法に加えて、
jan:4981254610640:title jan:4981254610640:image jan:4981254610640:barcode
最後に「:title」「:image」「:barcode」のように入力するとそれぞれ、
「eanページに登録された商品名」「eanページに登録された画像」「そのJAN/EANのバーコード」の表示を得られます。それぞれeanページへのリンクになっています。
日記を書いていると、文章中に表示の違う文字が出てくるでしょう。はてなダイアリー最大の特徴のひとつ、キーワードです。キーワードはキーワードページへのリンクになっています。
キーワードページも、ユーザーが書ける説明文や、そのキーワードを含む日記をリストアップする機能などを持っています。はてなダイアリー市民はキーワードにできる言葉に沿って、新しいキーワードを登録できます。
詳しくは次の「キーワードってなに?」をご覧ください。
知っていると便利なページに戻る← | →キーワードってなに?に進む