びまん性レビー小体病

サイエンス

びまん性レビー小体病

びまんせいれびーしょうたいびょう

運動障害も現れる認知障害の一種

  • 最近では、レビー小体型認知症と呼ぶ。
  • 脳の特定の神経細胞の中に、特異な変化(レビー小体)が現れる病気。パーキンソン病は脳の下の方にある「脳幹」に出るのに対し、レビー小体型痴呆では、大脳皮質にもたくさん出る。
  • 初期に幻覚(特に幻視)や妄想が出る。そのうちに、物忘れなどの痴呆症状が現れ、さらに体が硬くなる、動作が遅くなる、小またで歩くなど、パーキンソン病に似た運動障害が出てくる。徐々に進行して痴呆がひどくなり、高齢者は数年もすると寝たきりになることも多い。

 

LBD(lewy body dementia)の3つの特徴

 

1.アルツハイマーと似た痴呆症

・時間と場所の認知障害

・気分、態度の変化

・判断力、分別、見識の減少

・独創力、統率力の欠如

・注意力散漫、記憶の混乱

2.パーキンソンに似た症状

・筋肉の収縮

・ゆっくりとした動作、凍ったような姿勢

・バランスの悪さ、ひきづるような足取り

・手足の震え

・猫背の姿勢

嚥下困難、弱々しい声

・気絶、卒倒

3.その他の典型的な症状

・幻覚(幻視、幻聴、等)

・無反応

・無秩序な態度

・錯乱

睡眠障害せん妄

・自律神経の機能障害(便秘、血圧の変動、失禁、性的機能障害)

・日内変動が激しい