鳥肌が 読書日記 穂村弘著「鳥肌が」 卒論提出前、精神の治安が悪い時期にキンドル還元セールで買った本。ほむほむのふわふわした文章に癒された。短くて、とにかく終わりが鮮やかで過不足がないのがすごい。半分ぐらい読んで気づいた、ほむほむってあんまり家族のこと書かないんだよな。あるんだけど、友達とかとそんなに変わらないような距離感、熱加減で書かれてて、だから読んでてしんどくないんだよなあ。作家の自分の子供の話とか時々チクリと刺されるようなわたしにとってはうれしい。 人によっては「親」だとか「兄弟」とか「恋人」とか「子ども」とか、触れられたくないトピックがある訳で。だからといってエッセイストやママタレン…