まじしゃんず・あかでみい

読書

まじしゃんず・あかでみい

まじしゃんずあかでみい

エンターブレインの文庫レーベルファミ通文庫から刊行されている榊一郎の小説。イラストはBLADE。

榊の持つアニメをはじめとした広範囲のディープな知識とそれらを元にしたメディアを問わない他作品のパロディ、そしてBLADEの趣味(好み)であり得意なネコミミ・イヌミミをはじめとしたケモノミミや尻尾といった特徴を持つキャラクターが相乗効果を生んだ作品である。

あらすじ

「特徴がないことが特徴」とまで言われるほど「普通」「平凡」「中庸」といった表現がピッタリな羽瀬川拓人には、一人暮らしをする高校生という表の顔とは別に、魔法使い達の学園「マジシャンズ・アカデミイ」に通う魔法使い(見習)としての顔があった。

そんな魔法使いとしても半人前ほどの拓人が、アカデミイにおける実技試験の追試中に、一夜にして一国をも滅ぼすことが可能なぐらいとんでもない魔力を持つ「未分化魔神」を召喚してしまった。アカデミイとしては、その魔神の持つ桁違いの魔力と神魔のバランスを考慮した結果、召喚を解くことはせずに、魔力を制限した上で、その魔神が懐いている拓人の許で生活させることにした。

後にタナロット・アンサーティンと名づけられたその魔神と拓人を中心に、拓人の従姉妹でありとあるトラウマにより言葉を喋れない羽瀬川鈴穂や、凄腕の魔法使いでかつディープなオタクですぐに暴走する佐久間榮太郎とその使い魔にして榮太郎のストッパーであるエーネウスたちを巻き込んで展開される、ドタバタファンタジー。タナロットは実際のところ何なのか、拓人がタナロットを召喚したのは本当に偶然だったのか……?

既刊一覧

長編(=「まじしゃんず・あかでみい」)9巻とギャグ大幅増量の短編集(=「まかでみ・らでぃかる」)7巻が刊行中。

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備考

「羽瀬川拓人を主人公とした本編」は長編第9巻で完結した。今後は 「まじしゃんず・えくすぺりめんと」 として新シリーズが始まる予定。新シリーズの第一弾(?)は、現在発売中の「FBSP vol.2 まかでみスペシャル」(→こちら)に掲載されている。その後、登場キャラクターをそのままにタイトルを 「まかでみックス」 と変えて、2008年5月刊行の 「まかでみックス ふぁーすと」 から新シリーズがスタートした。

メディアミックス展開

コミック

第一弾
エンターブレインから刊行されていた「マジキュー*1」のVol.1(2004/03発売)からVol.22(2006/01発売)に、原作のイラストを担当するBLADEによるコミックが連載されていた。その連載分を収録した単行本が現在発売中(→こちら)。
第二弾
ファミ通文庫10周年プロジェクトの第二弾として展開されている 「MAプロジェクト」の一つとして、メディアファクトリーから刊行されている雑誌・月刊コミックアライブでの再度のコミック化が決定した。担当作家は仲尾ひとみで、2008年4月27日発売の6月号から連載開始。

ゲーム

2007年6月にPS2ゲーム化された。シナリオパートとバトルパートに分かれたオーソドックスなシミュレーションRPGながらも、かわいらしいデザインのキャラクターやそれらキャラクターのバトルパートでの動きやボイス等は原作の持つ雰囲気を忠実に表現しており、公式Webページでは「MM-SRPG萌え萌えシミュレーションRPG)」と称している。公式Webページはこちら

アニメ

同じく「MAプロジェクト」の一つとして、2008年秋のテレビアニメ化が発表された。詳細はkeyword:まかでみ・WAっしょい!を参照。

*1:季刊だった 「マジキュー・プレミアム」 からリニューアルした方