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動植物

やけど虫

やけどむし

エゾアリガタハネカクシの俗称。

オレンジ色の体、黒い頭と尾、青い羽をもつ体長7mm程の虫。網戸を通り抜けてくる細さである。

5〜10月にかけて成虫がみられるが、特に6〜7月から夜間灯火に誘引されて人家内に飛来する。ペデリンを含む体液が付くと痛みや痒みを伴う皮膚炎が起こる。付着後およそ2時間ほどしてかゆみを感じ、発赤、水ぶくれを生じ、やがて火傷をした時のような痛みに変わる。ペデリンは卵や幼虫、蛹の体液中にも存在する。

見つけたらできるだけ潰さずに外に出すこと。

分布

南北アメリカ大陸を除く世界に広く分布する。日本全国に分布しており、水田、川原、池沼の付近など湿気のある土壌を好む。雑草や落葉、朽木や石の下などに生息。

生態

年1〜3回の発生で、雌成虫だけが越冬する。発育経過は季節によって異なるが、土中に産み落とされた卵は3〜19日で孵化し、幼虫は10〜50日で2齢を経て成熟し、 蛹室をつくって踊になり、3〜12日後に成虫が羽化する。 雑食性だが、ウンカやヨコバイを好んで捕食し、農業では益虫とされる。