鷲宮神社のある埼玉県鷲宮町において、「らき☆すた」というソフト作品に関連する形で発生する需要。
「らき☆すた」は「コンプティーク」2004年1月号より連載されている漫画で、2007年4月から9月まで独立U局などでアニメとしてテレビ放映された。
作品の"鷹宮神社"のモデルが鷲宮神社である事が「ニュータイプ」2007年8月号で"らき☆すた遠足のしおり"として紹介され、多くのファンが鷲宮神社に訪れる契機となる。また、その様子は地元紙やテレビで取り上げられる。
2007年12月、鷲宮町商工会は角川書店と協力し、「らき☆すた」グッズの販売・鷲宮神社公式参拝イベントの開催を行い、好評を博す。
2008年の鷲宮神社の初詣客は前年の2倍以上の30万人(17万人増)となり、新聞などで「らき☆すた特需」という言葉が使われる*1。
同4月6日「大酉三周年市 『らき☆すた』感謝祭 イベント&住民票交付式」が開催される。
2009年の初詣客はさらに増加し、42万人となった。
鷲宮 町おこし年表
「アニメ聖地の成立とその展開に関する研究 : アニメ作品「らき☆すた」による埼玉県鷲宮町の旅客誘致に関する一考察」
(北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院)http://hdl.handle.net/2115/35084
*1:埼玉新聞1/9など