みなさんは、普段国文法を意識していらっしゃいますか? おそらくはほぼ全員がNO!と首を振りそうですね。 もちろん私もそうです。 国語の読解を教えているときにも、国文法を意識することはほぼありません。 でも、たまに、「ああ、これは文法の知識があったほうが解きやすいなあ。」と思われる問題があるのです。 今回はそんな問題を見ながら、国文法について考察します。 1.この問題を考えてみましょう。 (1)なんとなくフィーリングで解く (2)文法的に解く 2.助動詞「れる・られる」 (1)受け身 … 他から動作を受ける (2)可能 …「~することができる」 (3)自発 … 動作が自然に起きる (4)尊敬 ……