【Art Spiegelman】漫画家。 1948年ストックホルム生まれ。ニューヨーク育ち。 ニューヨークで、オルタナティブ・コミック雑誌「RAW」を編集・刊行。 父親の強制収容所体験を描いたコミック『マウス』でピュリツァー賞を受賞。コミックス形式の絵本 Little Lit シリーズを刊行するなど、コミックスの可能性を追及している。
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夫といつもの買い出しの車内、最近は「ナイン・インタビューズ 柴田元幸と9人の作家たち」を聴いています。 英語によるインタビューですので、こんなこと言ってたんじゃないかと、後で日本語訳と答え合わせするのが(大まちがい!も含めて)楽しいひと時。リスニングに集中する間、私が静かに黙るのが狙いなんじゃないかしらと個人的には疑っています(笑) カズオ・イシグロは二人とも好きな作家で熱心に耳を傾けました。有名な「日の名残り」は英国執事のお話。若い頃とは違う感覚で再び読んでみたくなりました。 most of us are butlers in one sense or another. 〈我々の大半は、みな…
先月同様、今月も映画1 演劇1 コンサート2 と少なめ。 先月は公演が少ない分、気になっていた本をいろいろ読めた。中沢啓治『はだしのゲン』全10巻、吉原真里『親愛なるレニー——レナード・バーンスタインと戦後日本の物語』、平野啓一郎『死刑について』、村田喜代子・木下晋『存在を抱く』等々。 なかでも『はだしのゲン』(1973-1987)は読後感が後を引き、また、いっけん無関係に読んだ別の本とも響き合い、中沢の『はだしのゲン 自伝』(1994)『はだしのゲン わたしの遺書』(2012)黒いシリーズ短編集『黒い雨にうたれて』(1968-1973)等を読み、さらに、複数のヴォランティア(Project …