アポイ岳

サイエンス

アポイ岳

あぽいだけ

北海道様似郡様似町に位置し、日高山脈の南端にある山。標高810.5m。

標高が低いため外見は決して目立つ山ではないが、日高山脈の造成の際に、マントルの主成分であるかんらん石を主成分とする蛇紋岩が噴出して出来た山体である。この土壌の為に森林が発達せず、さらに高い緯度に位置していたことも加わり、いわゆる「蛇紋岩植物」が生育する高山植物の宝庫となった。この特殊な植物生態系につき、1952年高山植物帯が「アポイ岳高山植物群落」として国の特別天然記念物に指定された。1981年には日高山脈襟裳国定公園の特別保護区となった。さらに、2008年12月に「アポイ岳ジオパーク」として日本ジオパークに認定された。「アポイ岳高山植物群落」として日本の地質百選にも認定されている。