アルテ・ポーヴェラ

アート

アルテ・ポーヴェラ

あるてぽーう゛ぇら

アルテ・ポーヴェラ(Arte Povera イタリア語)、すなわち「貧しい芸術」。1967年、イタリアジェノヴァで開かれたグループ展に端を発する芸術家たちのゆるやかな連帯。20世紀を代表する芸術運動のひとつである。アルテ・リッカ(Arte Ricca=豊かな芸術)、すなわちOP(オプティカルアート)やPOP(ポップ・アート)の流行に逆らい、アルテ・ポーヴェラの作家たちは、材木や石、鉛、ぼろぎれなど、非芸術的なモノそのものに、自らの身体や思考を結び付けていった。その直接性は、抽象的な芸術観をする抜ける具体的行為として、20世紀末から現在にいたる芸術表現のしなやかさを先取る(「アルテ・ポーヴェラ/貧しい芸術」展パンフレットより(豊田市美術館、2005年))。