パラボラアンテナ66台を組み合わせた干渉計方式の巨大電波望遠鏡。
チリ共和国北部、アタカマ砂漠の標高約5000メートルの高原に位置する。
略称であるアルマ(ALMA)はスペイン語で「魂」や「心」を意味する。
東アジア(代表は国立天文台)、北米連合(代表は米国国立電波天文台)、ヨーロッパ連合(代表はヨーロッパ南天天文台)の国際共同プロジェクト。
天体を高い分解能で細かく観測でき、すばる望遠鏡やハッブル宇宙望遠鏡の約10倍の性能を誇る。
2002年から建設が始まり、2011年9月30日*1運用を開始した。
「銀河や惑星がどのように作られてきたのか?」や「生命の起源となるような物質が宇宙に存在するのか?」という謎を解明できるのではないかと期待されている。
http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/news/pressrelease/201110036366.html
*1:現地時間