Arundhati Roy インド南部の作家、批評家。『小さきものたちの神』でブッカー賞受賞。インド南部のケララ州出身のシリア教会キリスト教徒の母と、ベンガル出身のヒンドゥ教徒の父の間に生まれる。生まれはメガラヤ州だが、幼少期はケララ州で過ごす。建築を学んだ後、女優や脚本家などを経て『小さきものたちの神』を執筆。同時に平和運動、反核運動やナルマダ・ダム開発に対する反対運動でも知られ、グローバリゼーションの問題についての多くのエッセイを執筆している。
文学カフェ『世界の終わりを先延ばしするためのアイディア』 『世界の終わりを先延ばしするためのアイディア』アイウトン・クレナッキ著 https://www.chuko.co.jp/tanko/2022/04/005532.html この本は、ブラジルの先住民の人権活動家であり環境保護活動家でもあるアイウトン・クレナッキさんの著書です。 南米の大規模な資源開発や森林破壊の現場から、先進諸国主導の環境運動への異議申し立てを行うクレナッキさんの怒りの告発が綴られています。彼は、私たちが「人類」と呼ぶものの本質や、人新世という大惨事の中で生きる意味について、鋭く問いかけます。 日本語版の訳者である国安真…
www.akashi.co.jp 本書の著者、高秉權(コ・ビョングォン)さんは、元々は「スユ+ノモ」に居た韓国の哲学者だそうだが、2009年頃からの数年間を「ノドゥル障害者夜間学級」という夜学で教え側として過ごした。この本の内容は、その体験から得られた考えが大きなウェイトを占めている。 「ノドゥル障害者夜間学級」は、運動をする障害者たち自身の手で作られたもので、学校といっても受験勉強をするようなところではなく、むしろ運動する障害者を育てる、それ自体運動体のようなものらしい。 韓国には、経済的・社会的に困窮している人たちに、教育や育児・保育の場を提供しようという市民たちの自律的な運動の場所が昔か…
👇のリストがベース 1~1001番までは2007年版の年代順。 1002番以降は2007年以降に追加された書籍順。 英語表記は翻訳されていない本。(見落としあったらコメントください。。。) 1000~1100/1300くらいは翻訳されてそう。 訳が古かったり、世界文学全集の中だけ収録されているものだったり、割と希少本も少なくないので、図書館など活用して消化していきたい… 1. Aesop's Fables (Aesop) 1 イソップ寓話集 アイソーポス 2. Ovid's Metamorphoses 2 変身物語 オウィディウス 3. Chaireas and Kallirhoe 3 カイレ…
レイチェル・カーソンの3つの名言で学ぶ自然との繋がりの大切さ 海洋生物学者、作家、環境活動家であるレイチェル・カーソンは、自然と人間の関係について深く考え、多くの著作や発言を残しました。 彼女は自然への敬意と感謝を持ち、自然に触れることで人生に豊かさや喜びを見出していました。今回は、彼女の名言から自然とのつながりが私たちにどんな影響を与えるかを考えてみましょう。 1. 自然とのつながりは孤独や退屈を癒す レイチェル・カーソンはこう言っています。 科学者であろうが一般人であろうが、 地球の美しさや神秘に囲まれて暮らしている人なら誰でも、 孤独を感じたり、 人生に飽き飽きすることは決してない レイ…
熱田神宮に響いた八雲琴と歌声、そして草薙剣の伝説 熱田神宮での素敵な奉納。 松浦千代子さんの八雲琴が五十鈴川に響き渡りました。田中文枝さんの語りで草薙剣と日本武尊の神話に触れました。吉村由里さんの歌声が夕日の日照る国を彩りました。 八雲琴による五十鈴川の演奏 神話の心をつなぐ剣 草薙剣 田中ふみ枝さんの語りで草薙剣と日本武尊の神話に触れました。 吉村由里さんの歌声が夕日の日照る国を彩りました。 草薙剣は、スサノオが八岐大蛇を退治した時に発見した神器で、天孫降臨の際にニニギに託され、地上に降りました。ヤマトタケルは、東征の途中でこの剣を伊勢神宮から借り受けました。彼は、賊に騙されて火を放たれた時…