イーザー

読書

イーザー

いーざー

ウォルフガング・イーザー Wolfgang Iser

英文学者として出発し、ハイデルベルク大学でヘンリー・フィールディングについての博士論文を提出する。以後、大学にて英文学専門家として教授職に就く。

また、コンスタンツ学派の批評家としても有名であり、ハイデガーガーダマーと流れてきた解釈学をヤウスと共に展開した。

主著
『行為としての読書』(岩波書店

この主著の中で、読書行為をテクストと読者の相互作用として捉える現象学チックな分析を繰り広げた。「内包された読者」という読者概念を想定。のちに受容理論として語られる。主題と地平の交代により描かれるパースペクティブ変遷の結果が読書行為であり、またこれは読者にテクストとの相互作用を常に宿命付けた。