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読書

イェイツ

いえいつ

Yeats, William Butler

W.B. イェイツ(1865-1939)イエーツとも。

近代アイルランドを代表する詩人劇作家。1865年ダブリンに生まれ、幼年時に多くの時間を過ごしたスライゴーは後の創作の源泉ともなった。グレゴリ夫人、J. M. シングと並んでアイルランド文芸復興運動の立役者でもある。「薔薇」「葦間の風」「クール湖の野鳥」「塔」「螺旋階段」などの詩集を生涯に渡って著し、古代ケルト神話、古代インド文化、キリスト教神秘主義、東洋文化、アイルランドの民話、エドマンド・スペンサーイギリスロマン主義、英仏象徴主義、近代アイルランド文学エズラ・パウンドを中心とするモダニズムなど様々な要素を貪欲に飲み込んでいった作風は、同時代・後世の文学者に絶大な影響を与えた。劇作にも優れ、民話を基にした「キャスリーン伯爵夫人」、能をモチーフにした「鷹の井戸」、ベケットにも影響を与えた「窓ガラスに刻まれた言葉」など広範な題材に渡る戯曲を書いた。20世紀英米モダニズムを考察するに当たって欠かせない文学者である。1923年にノーベル文学賞を受賞。1939年1月28日、ドイツにて心臓麻痺で死去する。この死に対しては、当時の代表的な英語詩人オーデンが追悼の詩を書いている。

イェイツには魔術結社「黄金の夜明け」団の魔術師としての側面もある。GDでの位階は5=6。詩人文学者としてのイェイツ研究者にとって、「黄金の夜明け団」は看過されることが多かったが、近年では彼のオカルティズム的な要素への研究も進み、日本では英文学者の島津彬郎が刺激的な著作を出している。

http://www7.ocn.ne.jp/~elfindog/index.html(O∴H∴魔術人名録)

図らずもイェイの誤爆対策。