グレイザーファミリーがマンチェスター・ユナイテッドからの撤退を前提に、チェルシーのクラブ買収の際にも窓口となったアメリカの銀行,レイン・グループの手を借りて売却交渉に乗り出し、新たなオーナー候補がイギリスの化学大手イネオスの創業者,ジム・ラトクリフとカタール・イスラム銀行(QIB)のチェアマン,シェイク・ジャシム・ビン・ハマド・アルサーニの一騎打ちである事は既に広く知れ渡っている。 一時はグレイザーズを少数株主としてクラブに残すと提案したラトクリフが優勢と報じられていたが、ここに来て買収額を上乗せしたジャシム率いる*「Nine Two Foundation」が一気に捲りカタール国内のメディアで…