今回は優しくゆったりとした曲、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」について綴っていこうと思います。 この交響曲は普通の交響曲とは次元の違った曲だと思っています。言い方が難しいのですが、もしかすると、交響曲というジャンルには収まっていない曲なのではないか。新たなジャンルとして確立されていてもよかった曲なのではないかと感じています。交響曲の中には多くの優れたものがあると思いますが、そもそも他の交響曲と比べられないような気がしているのは私だけでしょうか? ずばり、私の推し演奏はこちら!(以前にも少しこの演奏のことを書いたかもしれませんね。) エーリッヒ・クライバー&アムステルダムコンセルトヘボウの演…